東急の仕事内容
渋谷を作り、電車を走らせ、沿線の暮らしを支える——「街づくり企業」東急の仕事のリアル。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
渋谷駅街区 再開発プロジェクト
渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)の開発。地上47階の東棟に続く大規模オフィス・商業施設を計画。JR東日本・東京メトロとの3社共同事業。2034年度にハチ公広場の全面改修を含む全体完成を目指す。
東急線 ダイヤ改正・新駅開発
相鉄線との直通運転(2023年開業)や、東急新横浜線の運行管理。1日300万人の安全輸送を支えつつ、駅ナカ商業施設の開発やバリアフリー化を推進。
東急ホテルズ インバウンド戦略
コロナ後のインバウンド回復でホテル事業の営業利益が急増。渋谷エクセルホテル東急は駅直結で外国人観光客に大人気。新規ホテル開発と既存施設のリブランディングを推進。
沿線生活サービス DX推進
東急ストア、イッツコム(CATV)、東急セキュリティなど沿線住民の生活を360度カバーするサービス群。デジタル会員基盤を統合し、「東急沿線に住む理由」を強化するDXプロジェクト。
事業領域マップ
交通事業
鉄道・バスの運行管理東急電鉄: 東横線・田園都市線・目黒線など8路線を運営。1日約300万人輸送
東急バス: 沿線のバス路線を運営。駅と住宅地を接続
新横浜線: 2023年開業。相鉄線との直通運転で沿線価値向上
駅ナカ開発: 駅構内の商業施設開発で非運賃収入を拡大
不動産事業
渋谷再開発・マンション分譲・賃貸渋谷再開発: スクランブルスクエア、ヒカリエ、ストリームなど渋谷駅周辺の大規模開発
マンション分譲: 「BRANZ(ブランズ)」ブランドで沿線にマンション供給(※東急不動産が担当)
オフィス賃貸: 渋谷・二子玉川の大型オフィスビル運営
二子玉川ライズ: 商業・オフィス・住宅の複合開発。楽天本社が入居
生活サービス事業
沿線住民の日常生活東急ストア: 沿線のスーパーマーケット。駅直結型が多く、帰宅途中の買い物需要を取り込む
イッツコム: ケーブルテレビ・インターネット・電話のトリプルプレイ
東急セキュリティ: 住宅・ビルのセキュリティサービス
東急パワーサプライ: 電力小売事業。沿線住民に割引提供
ホテル・リゾート事業
ビジネス客・観光客・インバウンド東急ホテルズ: 「エクセルホテル東急」「東急REIホテル」など都市型ホテル
東急リゾーツ&ステイ: スキー場・ゴルフ場・リゾートホテル
インバウンド対応: 渋谷エクセルホテル東急は外国人観光客に人気。多言語対応を強化
新規開発: 京都・大阪・沖縄でホテル新規出店を推進
ひよぺん対話
東急に入ったら電車の運転士になるの?
それは東急電鉄(子会社)の仕事。東急本体(東急株式会社)の総合職はグループ全体の経営に関わる仕事が中心——
・不動産開発: 渋谷再開発のプロジェクトマネジメント、テナント誘致
・経営企画: グループ全体の事業戦略、M&A、新規事業開発
・沿線開発: たまプラーザ等の沿線エリアの価値向上施策
・ホテル開発: 新規ホテルの企画・用地取得・運営計画
入社1〜2年目に現場研修(駅務等)を経験するけど、それは「現場を知るため」であってずっと現場にいるわけではない。3年目以降は本社の企画系部署に配属されるのが一般的だよ。
東急本体と東急不動産って何が違うの?
ここ超重要。別会社で採用も別。
・東急株式会社: グループ全体の持株会社的ポジション。交通事業の統括と渋谷再開発を直接担当。採用数は年間30〜50人
・東急不動産: マンション「BRANZ」の分譲、オフィスビル開発。東急不動産ホールディングスの事業子会社。採用数は年間40〜60人
「渋谷を作りたい」なら東急本体、「マンションやビルの開発をしたい」なら東急不動産。面接で間違えると一発アウトだから、必ず会社の違いを理解してから受けること。
30〜50人ってめちゃくちゃ少なくない?入れる気がしない...
確かに少ない。推定倍率は50〜100倍くらい。私鉄本体はどこも少数精鋭で、JR東日本(約1,000人)とは桁が違う。
ただしメリットもあるよ——
・少数精鋭だから1人あたりの裁量が大きい。入社3年目で億単位のプロジェクトに関わることも
・年収883万円(平均)は私鉄トップクラス
・渋谷再開発という唯一無二のプロジェクトに関われる
「大量採用でその他大勢になる」より「少数精鋭で早くから大きな仕事を任される」方が合う人にはぴったりだよ。