東京建物の働く環境とキャリアパス
平均年収1,111万円、社員807人——「大企業の安定」と「中堅の裁量」を両立する少数精鋭デベロッパーのキャリア。
キャリアステップ
基礎固め——不動産の「型」を身につける
- 最初の配属は住宅事業(Brilliaの販売・企画)かビル事業(テナントリーシング)が多い
- 住宅配属の場合、モデルルームでの接客から始まり、契約書類作成、住宅ローンの手続きサポートを経験
- ビル配属の場合、テナント企業の窓口対応や空室情報の管理からスタート
- 入社1年目で宅地建物取引士の取得を推奨(合格率は社内で80%以上)
一人前——プロジェクトの主担当に
- 住宅事業ならマンション1棟の商品企画を担当。間取り、デザイン、価格設定を決める
- ビル事業ならオフィスビルのテナント誘致を一人で回す。大手企業への営業も
- ジョブローテーションでビル→住宅、住宅→アセットなど部門をまたぐ異動が一般的
- 不動産鑑定士や一級建築士の資格取得に挑戦する人も
プロジェクトリーダー——数十〜数百億円を動かす
- 再開発プロジェクトのリーダーとして、用地取得〜設計〜施工〜販売の全工程を統括
- REIT運用なら数千億円規模の不動産ポートフォリオの投資判断を担当
- 海外事業への赴任(中国・ASEAN・欧米)のチャンスも
- 部門のマネジメントとして5〜15人のチームを率いる
経営層——事業の方向を決める
- 部長〜役員クラス。新規開発エリアの選定、長期投資戦略の意思決定
- みずほグループ・ゼネコン・行政とのトップレベルの折衝
- グループ会社の経営(東京建物不動産販売、東京建物リゾートなど)
- 807人の少数精鋭組織だからこそ、経営層への距離が近いのが東京建物の特徴
研修・育成制度
新入社員研修(約3ヶ月)
不動産の基礎知識、宅建の集中対策、ビジネスマナー、各事業部のローテーション研修。モデルルームでの実地研修も
宅建取得支援
入社1年目での宅地建物取引士合格を全面サポート。社内講座、模試、受験料は会社負担。合格祝い金あり
メンター制度(2年間)
先輩社員が1対1でサポート。807人の少ない組織だからこそ、面倒見の良さが評判
海外研修制度
若手向けの海外短期研修。現地の不動産市場調査や海外デベロッパーとの交流。グローバルな視野を養う
MBA派遣制度
選抜者を国内外のMBAプログラムに会社費用で派遣。不動産×経営の専門人材を育成
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 少数精鋭で裁量を持ちたい人——807人の組織で一人ひとりの責任が大きい。入社3年目でプロジェクト主担当も
- 不動産×金融に興味がある人——REIT運用、不動産ファイナンス、みずほグループとの連携。デベ×金融のキャリアが作れる
- 「Brillia」ブランドに共感する人——マンションの品質・デザインにこだわりを持って仕事できる
- 堅実な財務基盤の会社で働きたい人——130年の歴史とみずほグループの信用力。派手さより堅実さ
- 東京駅・日本橋エリアで働きたい人——本社は八重洲。東京駅周辺が仕事のフィールド
向いていない人
- 「六本木ヒルズ」級のランドマーク開発をしたい人——東京建物の開発は堅実・中規模が中心。派手さでは森ビルに劣る
- 全国各地で働きたい人——首都圏中心の事業展開。地方拠点は限定的
- 年功序列を嫌う人——歴史ある日系企業。昇進は一定の年次基準がある
- スタートアップ的なスピード感が欲しい人——不動産開発は5〜10年サイクル。「来月リリース」の世界ではない
- BtoCの最前線で働きたい人——マンション販売を除くと、仕事の多くはBtoB。消費者の顔が直接見えにくい
ひよぺん対話
年収1,111万円って本当?デベロッパーは高年収?
本当。不動産デベロッパーは日本で最も高年収な業界の一つ——
・三井不動産: 1,269万円
・三菱地所: 1,190万円
・東京建物: 1,111万円
・森ビル: 977万円
東京建物は大手デベ5社(三井・三菱・住友・東急・野村)と比べても遜色ないレベル。しかも807人と少ないから「高年収×少数精鋭」の組み合わせは魅力的。
ただし初任給は大卒26.3万円・修士27.9万円で、特別高くはない。年収が上がるのは5年目以降。30代で700〜900万円、40代で1,000万円超が目安だよ。
残業は?不動産って忙しそう...
データで見ると——
・平均残業: 29.0時間/月(デベロッパーとしてはやや多め)
・離職率: 2.7%(低い方。辞めにくい=居心地は良い)
・有給取得率: 68.0%(デベ業界では標準的)
正直、繁忙期は忙しい。マンションの販売開始前やビルの竣工前は深夜まで働くこともある。一方で、閑散期はフレックスで早帰りも可能。
ワークライフバランスをコンサルや外資ITと比べたら良いけど、メーカーと比べたらやや忙しいというのが正直な評価。