仕事内容を知る — 東映

仮面ライダー、ワンピース、劇場映画——東映の社員は「作る人」ではなく「ヒットを設計するプロデューサー」だ。

具体的なプロジェクト事例

映画 製作費数十〜数百億円規模

劇場版ワンピース / プリキュア映画の企画・製作

毎年夏・秋に公開される劇場版アニメの企画から完成まで。原作者・アニメスタジオ・配給会社と調整しながらプロデュース。公開後の興行収入管理、グッズ・タイアップのライセンス対応も含む。

👤 若手の関わり方

若手の関わり方:先輩プロデューサーのもとで製作委員会への出資交渉補助、スケジュール管理、イベント運営などを担当。3〜5年目から独立して企画を動かし始める人もいる。

テレビ映像 年間50本以上の特撮エピソード

仮面ライダー・スーパー戦隊の製作・プロデュース

毎週放送の特撮シリーズを1年間通して製作。脚本・監督・俳優のキャスティング、撮影スケジュール管理、放送局(テレビ朝日)との調整、おもちゃ会社(バンダイ)との商品連動を横断的に進める。

👤 若手の関わり方

若手の関わり方:スケジュール管理・台本チェック・撮影現場サポートから始まり、徐々に企画立案・キャスティングに関与する。エピソード構成や脚本のディレクションを若手から任せられる文化がある。

海外事業 100カ国以上の海外展開

ドラゴンボール・ワンピースの海外ライセンス管理

東映アニメーションが保有するIPを海外パートナーにライセンスする業務。Netflixとのライブアクション交渉、海外ゲーム会社への版権許諾、グッズ・イベントの海外展開を管理。英語での交渉が必須。

👤 若手の関わり方

若手の関わり方:海外パートナーへの問い合わせ対応・契約書管理から始まる。グローバル志向があれば若手のうちから海外出張・交渉に参加できる機会がある。

配信・ライツ YouTubeチャンネル登録者数千万人規模

映像配信・ライセンス管理

Netflix・Amazon Prime・YouTubeへの配信権交渉・契約管理。東映公式YouTubeチャンネルの戦略的な無料公開で海外ファンを拡大し、有料配信・グッズ購買につなげるファネル設計も担当。

👤 若手の関わり方

若手の関わり方:動画配信プラットフォームとの窓口対応・メタデータ管理・視聴データ分析などを担当。デジタルネイティブの感覚が活かせる職種。

事業領域

🎬

映画事業

一般観客・海外配給会社

  • 劇場映画の企画・製作・配給
  • ワンピース・プリキュア等のアニメ映画
  • 実写映画(東映ヤクザ映画の伝統も)
  • 製作委員会方式でリスク分散

売上構成
約40%
📺

テレビ映像事業

テレビ朝日・MBSなどの放送局

  • 仮面ライダーシリーズ(1971年〜継続中)
  • スーパー戦隊シリーズ(1975年〜継続中)
  • ドラマ制作(東映の実写ドラマ部門)
  • バンダイとの商品連動が収益の核

売上構成
約30%
🎨

東映アニメーション

Netflix・YouTube・放送局・ライセンサー

  • ドラゴンボール・ワンピース・プリキュア等の制作
  • 海外配信権(Netflix等)の収益急拡大
  • グッズ・ゲーム等のライセンス収入
  • VISION2030で5,000億円企業目標

東映アニメ売上
1,008億円 過去最高
💿

映像ソフト・配信

一般消費者・VODプラットフォーム

  • Blu-ray・DVD・映像ソフト販売
  • 東映チャンネル(CS・VOD)の運営
  • 過去作品のデジタルリマスター・再配信
  • 旧作IPの二次活用で長期収益化

売上構成
約15%

ひよぺん対話

ひよこ

東映に入ったら何ができるの?制作の現場に入れる?

ペンギン

東映本体の社員は「プロデューサー的な仕事」が中心だよ。現場で撮影したり、アニメを描いたりするわけではなく——

・どんな映画・ドラマを作るか企画する
・監督・脚本家・俳優を決めるキャスティング
・製作費をどう集めるか(製作委員会への参加交渉)
・完成した作品をどう届けるか(配給・宣伝)

要は「プロジェクト全体を動かす仕事」。撮影の現場に立ち会うこともあるけど、主役は監督やスタッフで、東映社員は「プロデューサー席」にいるイメージ。

特撮は年間50本以上のエピソードを毎週作り続けるから、スケジュール管理能力がめちゃくちゃ大事だよ。

ひよこ

映像業界って残業多そう…実際どうなの?

ペンギン

ぶっちゃけ多いことはある。特に担当作品の放映・公開前後は佳境で、深夜まで作業することも。

ただ東映はスーパーフレックスタイム制(コアタイムなし)を導入していて、閑散期はかなり自由。一年を通した平均で見ると、制作進行の仕事に比べればプロデューサー側はコントロールしやすい面もある。

口コミを見ると「繁忙期と閑散期の波が大きい」「担当作品によって全然違う」という声が多い。毎週放送の特撮担当は1年中忙しいが、映画担当は公開年の前後に集中する感じ。

年収872万円はエンタメ業界の中では高いので、「好きな仕事で高い年収」を取れる分、忙しさは受け入れる文化だよ。

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