3分でわかるStrategy&

旧ブーズ・アンド・カンパニーのDNAを持つPwC傘下の戦略コンサルファーム——
MBBに次ぐ「Tier1.5」で、戦略×実行の独自ポジション

約100名 日本のコンサルタント数(推定)
650〜700万円 新卒年収(戦略コンサルタント職)
年間10〜20名 新卒採用数(推定)

戦略コンサル | PwCグループ | 少数精鋭100名

3つのキーワードで理解する

1

「MBBの次」——PwC傘下の戦略コンサルファーム

戦略コンサルの世界ではMBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)が3大ファームとして君臨する。Strategy&はその次のTier(「Tier1.5」と呼ばれることも)に位置し、旧ブーズ・アンド・カンパニーのDNAを持つ。MBBほどのブランド力はないが、MBBより入りやすく、戦略案件の質はMBBに匹敵するという評価。

2

「戦略×実行」——PwCの実行力を使える唯一の戦略ファーム

Strategy&最大の差別化はPwCグループの一員であること。MBBは「戦略提言して終わり」になりがちだが、Strategy&はPwCコンサルティング(約4,000名)の実行部隊と連携できる。「戦略を描くだけでなく、実行フェーズまで伴走したい」という人にはMBBより合う。
ただしPwC色が強すぎると「独立した戦略ファーム」としてのブランドが薄まるジレンマもある。

3

「少数精鋭×高年収」——100名のブティックファーム

日本支社のコンサルタント数は約100名。BCG(約1,000名)やマッキンゼー(約600名)と比べると圧倒的に小さい。少人数ゆえに若手から経営者と直接議論する機会が多く、成長速度は速い。新卒年収は650〜700万円で、マネージャー昇進(20代後半〜30歳前後)で年収1,000万円超。MBBより残業代が出る分、実質的な手取りでは遜色ないとの声も。

戦略コンサル業界におけるポジション

戦略コンサルは「MBB」がトップ3。Strategy&はその直下に位置するTier1.5の一角。

👑
マッキンゼー
戦略コンサルの頂点。「Up or Out」の代名詞
日本約600名
📊
BCG
マッキンゼーと双璧。DX・デジタル領域を強化中
日本約1,000名
🎯
ベイン
「結果にコミット」型。PE案件に強い
日本約400名
ここ!
🔷
Strategy&
旧ブーズ。PwC傘下の戦略×実行ファーム
日本約100名
🏢
A.T. カーニー
日本で根強い人気。製造業・官公庁に強み
日本約400名
📈
ローランド・ベルガー
欧州系。日本での独自ポジション
日本約100名

Strategy&は「MBBの次の選択肢」であると同時に、PwCの実行力を背景にした独自の強みを持つ。「戦略を提言するだけでなく実行まで見届けたい」という人にはMBBよりフィットする可能性がある。

ひよぺん対話

ひよこ

Strategy&って正直マイナーじゃない?MBBと迷ってるんだけど...

ペンギン

就活生の間では確かにMBBほどの知名度はないね。でも業界内での評価は全然違うよ。

📊MBBとの比較
・ブランド力:MBB >> Strategy&(これは事実)
・戦略案件の質:MBB ≒ Strategy&(同レベルの大企業案件を扱う)
・選考難易度:MBB > Strategy&(MBBよりは通りやすいが、それでも超難関)
・年収:MBBの方がやや高い(特にパートナー以上で差が出る)
・実行力:Strategy& > MBB(PwCグループの実行部隊と連携可能)

💡ぶっちゃけた話
「MBBに受かるならMBBに行け」が業界の本音。ただしMBBの選考で落ちた場合のベストな代替がStrategy&やA.T.カーニー。しかもPwCの後ろ盾があるため、会社としての安定性はMBBより高い(MBBは独立パートナーシップなので景気変動に弱い)。

ひよこ

旧ブーズ・アンド・カンパニーってどういう会社だったの?PwCに買われて何が変わった?

ペンギン

いい質問。Strategy&のDNAを理解するには旧ブーズの歴史が必須だよ。

📜ブーズの歴史
・1914年にシカゴでエドウィン・ブーズが創業。世界初のマネジメント・コンサルティング企業の一つ
・2000年代には「ブーズ・アレン・ハミルトン」として防衛・政府系コンサルと経営コンサルの2本柱だった
・2008年に防衛部門が分離独立 → 残った経営コンサル部門が「ブーズ・アンド・カンパニー」に
2014年、PwCが買収して「Strategy&」に改名

🔄PwC統合で変わったこと
✅ プラス面:
・PwCのクライアント基盤・営業力で案件獲得が楽に
・実行フェーズまで提案できるようになった
・財務基盤が安定(独立ファーム時代は案件の波に弱かった)

⚠️ マイナス面:
・「独立した戦略ファーム」としてのブランドがやや薄まった
・PwCコンサルティングとの線引きが曖昧(外から見るとPwCの一部門に見える)
・パートナーの報酬体系がPwC基準に縛られる場面も

結果的に「MBBほど尖ってはいないが、安定して高品質の戦略案件ができるファーム」というのが現在のポジション。

ひよこ

面接で「なぜStrategy&?」って聞かれたらどう答えればいい?

ペンギン

3つの切り口で答えるのがベスト:

1️⃣「戦略×実行」への共感
「戦略を描くだけでなく、PwCの実行力を活かして実際に企業を変える仕事がしたい。MBBの『提言して終わり』ではなく、クライアントと一緒に結果を出すことに価値を感じる」

2️⃣「少数精鋭」環境の魅力
「100名規模の少数精鋭だからこそ、若手から経営層と直接対話する機会がある。大規模ファームのように分業化されず、一人ひとりの裁量が大きい環境で成長したい」

3️⃣具体的な案件領域への関心
Strategy&が強い領域(例:エネルギー戦略、自動車戦略、ヘルスケア戦略)に具体的に言及する。旧ブーズ時代からの独自フレームワーク(「Fit to Win」「ケイパビリティ駆動戦略」)への理解を示すとポイント高い。

⚠️NGな回答
・「MBBに落ちたから」→ 絶対ダメ(バレる)
・「PwCが大きいから安定してそう」→ 戦略コンサルを志望する理由になっていない
・抽象的すぎる「成長したい」→ 具体性がないと他のファームでも言える

もっと詳しく知る