Strategy&の仕事内容を知る
Strategy&の仕事は「コーポレート戦略」「事業戦略」「機能戦略」「DD(デューデリジェンス)」の4領域。少数精鋭の100名体制で、日本のトップ企業の経営課題に取り組む。
具体的なプロジェクト事例
Strategy&が実際に手がける業務の代表例。「戦略コンサルの仕事」を具体的にイメージしよう。
日系製造業の中期経営計画策定支援
売上高1兆円超の日系メーカーに対し、3〜5年の中期経営計画を策定。市場分析・競争環境分析・ポートフォリオ見直しを経て、経営陣に具体的な戦略オプションを提示。PwCコンサルティングのデジタルチームと連携し、DX推進ロードマップも同時に策定。
新興国市場への参入戦略
日系消費財メーカーの東南アジア進出戦略を立案。市場選定・参入モード(M&A vs JV vs オーガニック)・Go-to-Market戦略を策定。PwCの現地オフィスとの連携で現地規制・税務面もカバーした実行可能な戦略を提供。
M&AにおけるビジネスDD
大型M&A案件で買収対象企業の事業価値・成長性・リスクを評価するビジネスDD(デューデリジェンス)を実施。市場動向・競争環境・収益モデルの持続性を分析し、買収価格の妥当性と統合後のシナジーを定量化。
4つの事業領域
コーポレート戦略
大企業の経営企画部門 / CEO・CFO全社戦略・ポートフォリオ戦略の立案、M&A戦略、中期経営計画の策定。Strategy&の最も伝統的な領域で、旧ブーズ時代から蓄積されたフレームワーク(ケイパビリティ駆動戦略等)が活きる。
事業戦略
事業部門長 / 新規事業担当新規事業開発、市場参入戦略、デジタル戦略。近年はDX戦略・AI活用戦略の需要が急増。PwCのテクノロジーチームと連携してデジタル×戦略の案件が増えている。
機能戦略
CMO / COO / CHROマーケティング戦略、オペレーション戦略、組織・人材戦略。「戦略から実行まで」のPwC統合のメリットが最も発揮される領域。戦略策定後にPwCコンサルの実行チームに引き継ぐことで、クライアントへの付加価値を最大化。
デューデリジェンス(DD)
PE(プライベートエクイティ)ファンド / M&A関連部門M&A案件のビジネスDD・商業DD。買収対象の事業性評価と統合後シナジーの定量化。短期集中の案件が多く、2〜4週間でアウトプットを出すスピードが求められる。PwCアドバイザリーの財務DD・税務DDチームとの連携案件も増加中。
※案件構成比は非公開のため推定値。年度・景気動向によって大きく変動する。
ひよぺん対話
戦略コンサルタントの1日ってどんな感じ?MBBと同じくらい激務?
正直に言うと、プロジェクトの波によって全然違う。典型的な1日を書くね:
🌅09:00:出社。チーム朝会で進捗共有(リモートの場合も多い)
📊10:00〜12:00:分析作業(市場調査・財務モデリング・競合分析)
🍽️12:00〜13:00:ランチ(チームで行くことも)
📝13:00〜17:00:資料作成・パートナーとのディスカッション
🏛️18:00〜20:00:クライアント向けプレゼン資料の仕上げ
💻20:00〜22:00:翌日の準備・修正作業(繁忙時は深夜まで)
⚠️MBBとの比較:
・繁忙期の激務度はMBBとほぼ同じ。ただし残業代が出るのがMBBとの大きな違い
・プロジェクト間の「ベンチ期間」(案件の合間の休み)はMBBより短い傾向がある
・100名規模なので「人手不足で忙しい」ケースも。少数精鋭の裏返し
PwCコンサルティングとStrategy&って何が違うの?同じ会社じゃないの?
ここは就活生が最も混乱するポイント。法人としては同じPwC Japanグループの中にあるが、実質的には別組織だよ。
📊違いを整理すると:
🔷Strategy&:
・約100名の少数精鋭。「戦略立案」に完全特化
・クライアントはCEO・経営陣。議論する相手が違う
・入社は「戦略コンサルタント職」で別枠採用
・年収レンジはStrategy&の方が高い
🟦PwCコンサルティング:
・約4,000名の大組織。テクノロジー・業務改革・DX実行がメイン
・クライアントはCIO・事業部長が中心
・入社は「ビジネスコンサルタント職」「テクノロジーコンサルタント職」等
💡ぶっちゃけた話:
Strategy&からPwCコンサルへの異動は比較的容易だが、逆(PwCコンサル→Strategy&)は非常に難しい。入り口が違えばキャリアパスも違う。「戦略をやりたいならStrategy&で受けろ」が鉄則。