数字で見るスクウェア・エニックス

ESや面接で使える数字を完全整理。売上3,245億円のFF・DQ帝国を、セグメント別と業績推移で読み解く。

知っておきたい数字

3,245億円
連結売上高(FY2025)
前期比△8.9%の減収も営業利益は回復
406億円
営業利益(FY2025)
前期比+24.6%増・ゲーム事業が黒字転換
約100万人
FF14サブスク登録ユーザー数
毎月1,500円×100万人=安定収益の柱
約4,604人
連結従業員数(2025年3月期)
単体は約3,355人
1億8,000万本
FFシリーズ累計販売本数
DQシリーズは8,400万本超
約625〜700万円
平均年収(単体)
ゲーム業界では中〜上位水準

事業セグメント別売上

デジタルエンタテインメント(ゲーム) 75%

約2,434億円——FF・DQ・FF14・スマホゲーム

アミューズメント(タイトー) 22%

約712億円——タイトーステーション・業務用ゲーム機

出版 9%

約308億円——ヤングガンガン・電子書籍・鋼の錬金術師

業績推移(直近3期)

FY2023FY2024FY2025
売上高3,565億円3,562億円3,245億円
営業利益471億円326億円406億円
営業利益率13.2%9.2%12.5%

※FY2024はデジタルエンタテインメント事業の大型タイトル不振で減益。FY2025はドラクエ3リメイクとFF14「黄金のレガシー」が牽引して回復。売上は減収傾向だが利益率は改善。構造改革(Eidos等西洋スタジオ売却)の効果が出始めた。

給与・待遇

平均年収(単体)約625〜700万円(平均年齢39歳前後)
初任給(院卒)295,000円(2025年度・引き上げ後)
初任給(学部卒)270,000円(2025年度・引き上げ後)
賞与年2回(業績連動)
勤務地東京都新宿区(本社)が中心
残業大型タイトル発売前は月40〜60時間になることも
フレックスタイム多くの職種でフレックス制度あり

採用データ

新卒採用人数(FY2025)46人(男性33 / 女性13)
新卒採用人数(FY2024)50人
新卒採用人数(FY2023)41人
推定倍率50〜100倍以上
選考プロセスES → 適性検査 → 面接2〜3回 → 最終面接
文理比率理工系職種(開発)が多いが文系採用あり

ゲーム大手比較

スクエニカプコンコナミバンダイナムコ
売上高3,245億円1,696億円4,216億円1兆2,415億円
営業利益率12.5%38.8%24.1%14.5%
平均年収625〜700万円919万円790万円700〜800万円
初任給270,000円〜300,000円305,000円305,000円
新卒採用約46人30〜50人数十〜100人約200人(G計)
本社東京新宿大阪東京港区東京港区

ひよぺん対話

ひよこ

スクウェア・エニックスの平均年収って実際いくら?

ペンギン

口コミや開示データを総合すると、スクウェア・エニックス単体で約625〜700万円程度(平均年齢39歳前後)。これはゲーム業界全体では中〜上位の水準。

比較すると——
・カプコン: 919万円
・任天堂: 967万円
スクウェア・エニックス: 625〜700万円
・コナミ: 790万円
・中小ゲーム会社: 400〜500万円

「カプコンより100〜200万円低い」というのは事実。ただし東京(新宿)勤務で生活利便性は高く、大型IPに関われるやりがいは金銭換算しにくいところもある。

初任給は2025年度から引き上げられ、院卒295,000円・学部卒270,000円。これはゲーム業界としては水準以上の金額だよ。

ひよこ

スクウェア・エニックスって採用が少なすぎない?年46人って...

ペンギン

少ない。46人(2025年度、男性33/女性13)というのは、かなり狭き門。倍率は一般的に50〜100倍以上と言われる。

ただし選考の流れを理解すれば対策できる——
ES(エントリーシート): 「なぜスクエニか」「ゲームへの具体的な経験・知見」が問われる
適性検査: SPIまたは独自検査
面接2〜3回: 職種ごとに専門性の深さを見られる。プランナーなら「自分が作りたいゲームの仕様書を口頭で説明できるか」
最終面接: 「なぜFF・DQでなければならないか」の本質的な問いに対して答えられるか

正直なアドバイスは——「スクエニ1社に絞るより、カプコン・コナミ・バンダイナムコ等の複数ゲーム会社を受験する」こと。エンタメ志望の就活は1社に賭けず、複数の入口を確保しよう。

ひよこ

売上3,245億円ってゲーム会社としてはどのくらい大きい?

ペンギン

国内ゲーム会社の中では中堅〜大手の間くらい。

・ソニーG&NS(ゲーム): 4.3兆円
・任天堂: 約1.5兆円
・バンダイナムコ: 約1.2兆円
・コナミ: 4,216億円
スクウェア・エニックス: 3,245億円
・カプコン: 1,696億円
・セガ: 約4,000億円(参考)

任天堂・バンダイナムコには及ばないが、カプコンよりは大きい。ただしゲーム事業の利益率が構造改革中で不安定なため、「売上の大きさ≠安定している」という点は理解しておこう。FF14の課金収入という安定柱がある分、意外と底堅いという見方もある。

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