数字で見るスクウェア・エニックス
ESや面接で使える数字を完全整理。売上3,245億円のFF・DQ帝国を、セグメント別と業績推移で読み解く。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約2,434億円——FF・DQ・FF14・スマホゲーム
約712億円——タイトーステーション・業務用ゲーム機
約308億円——ヤングガンガン・電子書籍・鋼の錬金術師
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,565億円 | 3,562億円 | 3,245億円 |
| 営業利益 | 471億円 | 326億円 | 406億円 |
| 営業利益率 | 13.2% | 9.2% | 12.5% |
※FY2024はデジタルエンタテインメント事業の大型タイトル不振で減益。FY2025はドラクエ3リメイクとFF14「黄金のレガシー」が牽引して回復。売上は減収傾向だが利益率は改善。構造改革(Eidos等西洋スタジオ売却)の効果が出始めた。
給与・待遇
| 平均年収(単体) | 約625〜700万円(平均年齢39歳前後) |
| 初任給(院卒) | 295,000円(2025年度・引き上げ後) |
| 初任給(学部卒) | 270,000円(2025年度・引き上げ後) |
| 賞与 | 年2回(業績連動) |
| 勤務地 | 東京都新宿区(本社)が中心 |
| 残業 | 大型タイトル発売前は月40〜60時間になることも |
| フレックスタイム | 多くの職種でフレックス制度あり |
採用データ
| 新卒採用人数(FY2025) | 46人(男性33 / 女性13) |
| 新卒採用人数(FY2024) | 50人 |
| 新卒採用人数(FY2023) | 41人 |
| 推定倍率 | 50〜100倍以上 |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接2〜3回 → 最終面接 |
| 文理比率 | 理工系職種(開発)が多いが文系採用あり |
ゲーム大手比較
| スクエニ | カプコン | コナミ | バンダイナムコ | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,245億円 | 1,696億円 | 4,216億円 | 1兆2,415億円 |
| 営業利益率 | 12.5% | 38.8% | 24.1% | 14.5% |
| 平均年収 | 625〜700万円 | 919万円 | 790万円 | 700〜800万円 |
| 初任給 | 270,000円〜 | 300,000円 | 305,000円 | 305,000円 |
| 新卒採用 | 約46人 | 30〜50人 | 数十〜100人 | 約200人(G計) |
| 本社 | 東京新宿 | 大阪 | 東京港区 | 東京港区 |
ひよぺん対話
スクウェア・エニックスの平均年収って実際いくら?
口コミや開示データを総合すると、スクウェア・エニックス単体で約625〜700万円程度(平均年齢39歳前後)。これはゲーム業界全体では中〜上位の水準。
比較すると——
・カプコン: 919万円
・任天堂: 967万円
・スクウェア・エニックス: 625〜700万円
・コナミ: 790万円
・中小ゲーム会社: 400〜500万円
「カプコンより100〜200万円低い」というのは事実。ただし東京(新宿)勤務で生活利便性は高く、大型IPに関われるやりがいは金銭換算しにくいところもある。
初任給は2025年度から引き上げられ、院卒295,000円・学部卒270,000円。これはゲーム業界としては水準以上の金額だよ。
スクウェア・エニックスって採用が少なすぎない?年46人って...
少ない。46人(2025年度、男性33/女性13)というのは、かなり狭き門。倍率は一般的に50〜100倍以上と言われる。
ただし選考の流れを理解すれば対策できる——
・ES(エントリーシート): 「なぜスクエニか」「ゲームへの具体的な経験・知見」が問われる
・適性検査: SPIまたは独自検査
・面接2〜3回: 職種ごとに専門性の深さを見られる。プランナーなら「自分が作りたいゲームの仕様書を口頭で説明できるか」
・最終面接: 「なぜFF・DQでなければならないか」の本質的な問いに対して答えられるか
正直なアドバイスは——「スクエニ1社に絞るより、カプコン・コナミ・バンダイナムコ等の複数ゲーム会社を受験する」こと。エンタメ志望の就活は1社に賭けず、複数の入口を確保しよう。
売上3,245億円ってゲーム会社としてはどのくらい大きい?
国内ゲーム会社の中では中堅〜大手の間くらい。
・ソニーG&NS(ゲーム): 4.3兆円
・任天堂: 約1.5兆円
・バンダイナムコ: 約1.2兆円
・コナミ: 4,216億円
・スクウェア・エニックス: 3,245億円
・カプコン: 1,696億円
・セガ: 約4,000億円(参考)
任天堂・バンダイナムコには及ばないが、カプコンよりは大きい。ただしゲーム事業の利益率が構造改革中で不安定なため、「売上の大きさ≠安定している」という点は理解しておこう。FF14の課金収入という安定柱がある分、意外と底堅いという見方もある。