仕事内容を知る
セコムの仕事は「警備員」だけではない。営業・SE・オペレーション・本部の4領域があり、入社後のキャリアは職種によって大きく異なる。
こんなプロジェクトがある
大手商業施設の警備システム全面刷新
老朽化した警備システムを最新のAIカメラ+クラウド管理システムに更新するプロジェクト。施設全体の防犯・防災を一元管理する提案から導入まで担当。「提案→設計→設置→運用開始→フォロー」の全プロセスを担う。
AIカメラによる不審者検知システムの開発
機械学習を使い、カメラ映像から不審な行動パターンを自動検知するシステムを開発。誤検知を減らしながら検知精度を高めるチューニングが課題。社会インフラとして機能する「止められないシステム」の開発責任を担う。
ホームセキュリティの新規獲得と既存顧客フォロー
担当エリアの住宅・マンションを訪問し、ホームセキュリティの契約獲得を目指す。既存契約者の満足度維持・機器更新・プラン変更提案も担当。営業成果が直接数字になって見える仕事。
新サービス(IoTセキュリティ)の事業企画
中小企業向けのIoT活用型警備サービスの企画・立ち上げ。市場調査→ビジネスモデル設計→料金体系→営業向けトレーニング資料作成→ローンチ後のKPI管理。「新しい安心の形」を作る仕事。
4つの仕事領域
営業・提案(法人・個人)
企業・官公庁・一般家庭セコムの収益を直接作る「フロント」の仕事。法人営業はビル・工場・病院などへの機械警備提案、個人営業はホームセキュリティの新規獲得が中心。提案から設置・フォローまで一気通貫で担当。文系・理系問わず多くの総合職が配属される。
システムエンジニア・技術職
社内(警備システム開発)警備センサー・AIカメラ・コントロールセンターシステム・モバイルアプリの開発・保守。「止まったら困る」ミッションクリティカルなシステムを扱うため、品質へのこだわりが強い。理系・情報系が中心だが、文系SEも一定数いる。
緊急対処・コントロールセンター
セコム契約顧客(警報対応)警報発生時にオペレーターが状況確認し、緊急対処員が現場に駆けつける。24時間365日のシフト制。体力的にタフな仕事だが、「現場で安全を守る」やりがいが強い。緊急対処員から営業・管理職にキャリアアップする例も多い。
本部スタッフ(経営・マーケ・人事・財務)
社内各部門経営企画・新規事業・マーケティング・人事・経理・法務など。新卒配属は少ないが、現場経験を3〜5年積んだ後に本部異動するキャリアパスが一般的。「現場を知ってから本部へ」という会社の文化がある。
ひよぺん対話
総合職で入ったら最初は何をするの?いきなり緊急対処員になるの?
総合職(一般職)の配属先は大きく「営業系」と「SE系」に分かれる。緊急対処員への配属もゼロではないけど、多くの総合職はまず法人営業か個人営業(ホームセキュリティ)に配属されることが多い。ただし「エリア採用」か「全国採用」かで職種の幅が変わるから、選考中に必ず確認を。現場経験を積んでから本部(経営企画・マーケ等)に異動するケースが多く、「最初の5年は現場で顧客対応」を覚悟しておくといいよ。
SE職ってどんな技術を使うの?普通のSIerと何が違う?
セコムのSEはセキュリティ専門のシステムを開発する。具体的にはAIカメラの画像認識・センサーネットワーク・コントロールセンターのシステム・スマホアプリなど。普通のSIerと違うのは「自社サービスのシステム」を作る点。お客さんから受注して作るのではなく、「セコムの警備サービスを支える内製システムを開発する」仕事。だから「どんな機能があれば顧客の安全が高まるか」を考えながら技術選定できるのが面白いところ。エンベデッド系・クラウド・セキュリティプロトコルの知識が役立つ。
営業のノルマってきつい?「警備を押し売り」みたいなイメージがあって…
「押し売り」とは違うよ。確かに新規契約の件数目標はある。ただし、セコムが売っているのは「安心」というニーズ喚起型のサービス。「必要ないのに無理に契約させる」というより、「まだセコムを入れていないことのリスクに気づいてもらう」提案が中心。また既存顧客のフォロー・機器更新提案なども重要な仕事で、ルート営業的な側面も大きい。一方で個人営業(ホームセキュリティ)は飛び込み訪問的な要素があり、精神的にタフさが必要な面もある。