📊 数字で見るセコム
「4年連続最高益」のセコムの数字の読み方——売上規模・年収・採用データを面接で使えるレベルで理解する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上構成(推計)
機械警備+常駐警備が売上の大半。法人向けが中心で長期契約の安定収益を生む
一般家庭向け。高齢化需要で成長中。月額課金モデルで解約率低い
訪問看護・在宅医療。高齢化社会の需要増で拡大中
セコム損害保険・地図情報サービス等の多角化事業
※ セコムは警備セグメントの詳細開示をしていないため、事業特性からの推計値。
給与・待遇
| 初任給(警備職・三大都市圏) | 月額249,500〜263,500円(2025年) |
| 初任給(警備職・その他地域) | 月額219,300〜248,300円(2025年) |
| 入社1〜3年目(目安) | 年収350〜450万円程度 |
| 主任・係長クラス(5〜10年目) | 年収450〜600万円程度 |
| 管理職(課長〜部長) | 年収600〜900万円以上 |
| 平均年収 | 655万円(2025年3月期・平均年齢44.7歳) |
| 月間残業(目安) | 20〜40時間(職種・拠点による) |
| 年間休日 | 約120日(シフト制は別途) |
| 主な福利厚生 | 社宅・寮・退職金・健康保険・資格取得支援・社員持株会 |
※ 年収は口コミサイト・有価証券報告書等のデータに基づく目安。職種・地域・評価により差がある。
採用データ
| 採用規模(目安) | 年間数百名規模(公式非公開。エリア採用・全国採用を合計) |
| 採用コース | 全国総合職(転勤あり)/エリア総合職(地域限定)/技術職(SE系) |
| 採用対象 | 大学・大学院卒業見込み(学部不問) |
| 文理比率 | 文系6:理系4(推計。技術職採用は理系中心) |
| 配属先 | まず営業(法人・個人)か技術職に配属。現場経験後に本部異動も |
業績推移(直近3期)
| 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆693億円 | 1兆1,537億円 | 1兆1,999億円 |
| 純利益 | 873億円 | 1,021億円 | 1,081億円 |
| 利益率(純利益/売上) | 8.2% | 8.8% | 9.0% |
※ 純利益率が9%を超えるのはサービス業としては高水準。ストック型ビジネスの安定性を示している。
警備業界主要企業の規模比較
| セコム | ALSOK | セントラル警備保障 | |
|---|---|---|---|
| 売上規模 | 1兆1,999億円 | 約5,000億円 | 約1,300億円 |
| 従業員数(連結) | 約7.4万人 | 約4.4万人 | 約1万人 |
| 海外展開 | 22カ国以上 | 一部(アジア中心) | 国内中心 |
| 特徴 | 機械警備の先駆者・多角化 | 官公庁・公共系に強み | 中堅・地域密着 |
ひよぺん対話
年収655万円って多い?少ない?サービス業としてどう評価すればいい?
全体的にはサービス業の中ではかなり高い部類に入る。日本の全業種の平均年収は約460万円、サービス業だと400万円台が多い。セコムの655万円(平均年齢44.7歳)は同業のALSOKと比べても高く、「警備会社=低年収」というイメージとは違う実態がある。ただし初年度は350〜420万円程度からスタートで、「最初の5〜7年はそこまで高くない、でも長く働くほど上がる年功序列型」の傾向がある。最終的に管理職になれば700〜900万円は見える。
採用倍率ってどのくらい?大量採用だから入りやすいの?
セコムの新卒採用は年間数百名規模と言われているが、公式の採用人数・倍率は非公開が多い。セコムは全国に拠点があるため採用規模は大きいが、人気企業でもあるため倍率は低くない。面接では「なぜ警備・セキュリティ業界を選んだか」「なぜセコムか」「全国転勤・シフト制への覚悟」の3点が厳しく問われる。「安定しているから」という動機だけでは弱く、「人の安全を守ることへの強い関心」を示せると評価される傾向がある。
4年連続最高益って面接でどう使えばいい?
数字を丸暗記するより「なぜ最高益が続くのか」のメカニズムを説明できる方が刺さる。ポイントは:①解約率の低い月額課金モデル(一度入った顧客は離れにくい)。②景気に強いビジネス(コロナでも業績が落ちなかった)。③ホームセキュリティの需要拡大(高齢化・単身世帯増)。この3点を自分の言葉で語れると「企業研究をしっかりしている」という評価につながる。面接での具体的な数字は「売上1.2兆円・4年連続最高益・22カ国展開」の3つを押さえておけばOK。