SBIホールディングスの仕事内容を知る
SBIの仕事は「証券(リテール企画)」「銀行(FinTech)」「地銀連携(法人コンサル)」「テクノロジー(開発・データ)」の4軸。「金融×デジタル」の最前線で、サービスを企画・成長させる仕事が中心。
NISA/iDeCo推進 住信SBIネット銀行 銀行サービス・ローン
スマートプログラム 地銀連携 フィンテック提供
地方金融の再建支援 テクノロジー・新規事業 システム開発・AI活用
暗号資産・海外展開
具体的なプロジェクト事例
SBIが手がける代表的な業務5つを紹介。「ネット証券の受付」ではなく、サービスを設計・成長させる仕事の実態を知ろう。
株式取引手数料ゼロ化プロジェクト(ゼロコミッション)
2023年、SBI証券は国内株式取引手数料を完全無料化。これはIT系・バックエンドシステムの大規模改修、収益モデルの設計変更、競合他社の動向分析、顧客コミュニケーション設計まで、全部門が横断で取り組んだプロジェクト。結果として口座数が急増し、国内初1,500万口座を達成した。
新NISA口座開設・投信ラインナップ拡充
2024年から始まった新NISA制度(年間投資枠360万円・非課税期間無期限化)に対応した口座開設フロー改善、投資信託ラインナップの再構成、UI/UXの最適化。スマホアプリの使いやすさ改善から、顧客サポートの増強まで幅広い業務が発生した。
スマートプログラム(証券×銀行の連携サービス設計)
SBI証券と住信SBIネット銀行の連携優遇プログラム「スマートプログラム」の企画・設計。証券口座の保有資産額に応じてATM手数料や振込手数料が無料になる仕組みで、顧客の証券→銀行へのクロスセルを促進。金融サービスのエコシステム設計の典型例。
提携地銀へのフィンテック提供(SBI地銀ソリューション)
資本提携した地銀に対し、SBIのIT基盤・運用システム・投資信託ラインナップ・資産運用コンサルティングを提供する。単に出資するだけでなく、「地銀の中にSBIのサービスを組み込む」形で地域顧客にリーチ。北尾構想の実装フェーズの核心となる業務。
証券アプリ・UIUXリニューアルプロジェクト
スマホアプリ「SBI証券」の利便性向上のため、定期的なリニューアルが実施される。ユーザー調査(UXリサーチ)→ 課題抽出→ デザイン→ エンジニア実装→ A/Bテスト→ リリースというプロセスで、顧客の操作体験を改善する。口座数1,500万人のサービスを直接動かす実感が得られる。
4つの事業領域
SBIの事業は証券が中核(収益の約45%)で、銀行・地銀連携・テクノロジーが補完する構造。配属先によって仕事の性質が大きく異なる。
SBI証券(証券事業)
個人投資家 / NISAユーザー / iDeCoユーザー口座数1,500万超の国内最大ネット証券。株式・投信・FX・債券・先物をオンラインで提供。手数料無料化と新NISA拡大が追い風となり口座数・残高が急拡大中。企画・マーケティング・システム・CS(顧客対応)の幅広い職種がある。
向いている人: デジタルサービスの企画に興味がある、データ分析が好き、金融市場に興味がある。
住信SBIネット銀行(銀行事業)
個人顧客 / 住宅ローン利用者 / 法人顧客2023年東証上場のネット銀行大手。預金残高8兆円超。住宅ローンの低金利が強みで、外部パートナー経由(NEOBANK)で販路を拡大中。銀行員というより「金融テック企業」の雰囲気が強く、プロダクト志向の人材が活躍する。
向いている人: FinTech・デジタルバンキングに興味がある、商品設計や顧客体験の改善をしたい。
SBI地銀HD(地銀連携事業)
提携地方銀行 / 地域企業 / 地方の個人顧客北尾構想の核心。経営難の地銀に出資し、フィンテック・運用力・ITシステムを提供して再建を支援。単なる出資ではなく、SBIのエコシステムを地銀ネットワーク経由で地方に展開する戦略的事業。法人営業・コンサルティングの要素が強い。
向いている人: 地方創生・社会課題解決に関心がある、法人営業・コンサル寄りの仕事がしたい。
テクノロジー・新規事業(暗号資産・海外)
全グループ共通 / 暗号資産ユーザー / 海外投資家SBI VCトレード(暗号資産)、SBIグローバルAM(ETF・低コスト投信)、海外展開(アジア・欧州)など。「次の柱」を作るための新規事業領域。エンジニアやデータサイエンティストの採用も拡大中。
向いている人: 新しいことに挑戦したい、エンジニアリングやデータ分析が得意。
※収益構成はFY2025実績ベースの概算。市場環境や地銀連携の進捗により変動する。
ひよぺん対話
SBIって文系でも仕事できる? なんかIT企業っぽいイメージがあって...
SBIは「金融会社」と「テック会社」の中間にある企業だよ。職種によって必要なスキルが全然違う:
📊文系が主力の職種:
・商品企画(NISA・投信・証券サービスの設計)
・営業・法人企画(地銀連携、法人向けサービス開発)
・マーケティング(口座開設促進、ブランド戦略)
・コンプライアンス・リスク管理(金融規制の対応)
・カスタマーサポート(顧客対応の高度化)
💻理系・エンジニアが活躍する職種:
・システム開発(証券・銀行アプリのバックエンド)
・データサイエンス(取引データ分析・AIモデル開発)
・サイバーセキュリティ(金融機関ゆえにセキュリティ投資は大)
文系就活生にとってのポイントは、「デジタルサービスに興味があるかどうか」。伝統的な銀行の「融資担当」とは違い、SBIの企画系業務はデータを見て施策を考え、サービスをグロースさせるプロダクト志向が求められる。「デジタルと金融の両方に興味がある文系学生」は特に刺さるよ。
入社したらどの会社に配属されるの? SBI証券? 住信SBIネット銀行?
SBIグループの採用は「グループ採用(SBIホールディングス)」と「各社採用(SBI証券、住信SBIネット銀行など)」の2ルートがある:
🏢SBIホールディングス採用:
・持株会社の本社機能(グループ戦略、M&A、財務、IR、コーポレート)
・グループ全体を横串で見る仕事
・少数精鋭。採用人数は少ない
📊SBI証券採用:
・証券事業の企画・システム・CS・トレーディング
・採用人数が最多。「SBIの顔」として働く
🏦住信SBIネット銀行採用:
・銀行の商品企画、ローン審査、テクノロジー
・2023年上場後、独立性が増して採用も独自化
各社ごとに採用している場合は「入社時点でどの会社で働くか」が決まる。グループ間の異動は可能性としてあるが、最初の会社でキャリアを築くのが基本。「SBIに入りたい」ではなく「SBI証券でこういう仕事がしたい」という具体性が面接では求められるよ。