仕事内容を知る

Sansanに入ったら何をするのか。3サービス(Sansan・Bill One・Eight)×4職種(セールス・CS・プロダクト・エンジニア)の掛け算で仕事が決まる。プロダクトへの愛着と「顧客の成功を自分事にする」姿勢が求められる職場だ。

Sansanの主な職種

Sansanは職種別採用ではなく、入社後に事業×職種の組み合わせで配属される。主な職種は以下の4つ。プロダクト・技術系とビジネス系に大別されるが、どの職種でも「プロダクトへの理解と顧客への思いやり」が求められるのがSaaSらしさだ。

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セールス(営業)

新規顧客へのSansan・Bill One・Eightの提案・受注。インサイドセールス(内勤)とフィールドセールス(外勤)に分かれる。法人の課題解決提案が中心で、単なる「製品紹介」ではなく「業務変革の提案」がスタンス。

KPI: 新規契約ARR、商談数
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カスタマーサクセス(CS)

既存顧客の活用促進・継続支援。利用率の向上、アップセル・クロスセルの推進、チャーン(解約)防止。SaaS企業の持続的成長に直結する重要職種で、Sansanでも採用に力を入れている。

KPI: NPS、継続率、アップセル額
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エンジニア

バックエンド・フロントエンド・機械学習・インフラ・QAなど幅広い技術職。AI名刺読み取り・大規模データ処理・プロダクト機能開発を担当。自社プロダクトに直接コントリビュートできる環境。

KPI: 機能リリース数、品質指標
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プロダクトマネージャー(PdM)

「何を作るか」を決める職種。顧客ヒアリング・データ分析・競合調査をもとに機能の優先度を決め、エンジニア・デザイナーと協力してプロダクトを育てる。文系出身者も多い。

KPI: DAU、機能採用率、顧客満足度

こんなプロジェクトがある

💼 Sansan営業 継続型 / 2〜5人チーム

大手製造業へのSansan導入・展開支援

従業員数千人規模の製造業に対して、全社での名刺管理・営業DX導入を提案・実装・定着支援するプロジェクト。「導入して終わり」ではなくカスタマーサクセスで使い続けてもらうことがKPI。利用率が上がれば追加ライセンスや他サービスのクロスセルにつながる。SaaSならではの長期的な顧客関係が仕事の醍醐味。

👤 若手の関わり方 1〜2年目は既存顧客の活用促進サポートから入り、3年目以降は大企業向けの新規提案や導入プロジェクト全体を担当することが多い。
📄 Bill One営業 3〜6ヶ月 / 3〜10人チーム

インボイス制度対応を機にBill One導入を提案

電子帳簿保存法・インボイス制度への対応を迫られた中堅企業(従業員200〜500名)に対して、Bill Oneの導入提案からオンボーディング支援まで担当するプロジェクト。法改正の期限が近いため意思決定が速く、受注から稼働まで数ヶ月で完結するケースが多い。Bill One市場は急成長中でターゲット企業数も多く、新卒でも早期に担当顧客を持てる領域。

👤 若手の関わり方 営業担当が提案・契約し、カスタマーサクセスが初期設定・社内展開をサポート。1年目後半から担当企業を持つケースが多い。
🔧 プロダクト開発 継続型 / 5〜20人チーム

AI名刺読み取り精度向上プロジェクト

Sansanの根幹技術であるAI名刺読み取りの精度を向上させるプロジェクト。年間数千万枚に及ぶ名刺データを学習素材にしながら、OCR・自然言語処理の精度を継続改善する。機械学習エンジニアとバックエンドエンジニアが中心で、改善した機能が全顧客に即時適用される自社プロダクトならではの手応えがある。

👤 若手の関わり方 機械学習・バックエンドエンジニアが技術実装、プロダクトマネージャーが要件定義・優先度設定を担当。若手エンジニアは特定の機能モジュールを担当しながら全体の設計に貢献していく。
📊 データサイエンス 継続型 / 3〜8人チーム

営業インサイト機能の開発・改善

蓄積された名刺・商談データを分析し、「今アプローチすべき企業」「繋がりがある担当者」を提案するインサイト機能の開発。Sansanが持つ9,000社以上の名刺データという唯一無二のアセットを活用したプロダクト開発で、データサイエンスと製品開発の境界で働ける稀有な環境。

👤 若手の関わり方 データサイエンティスト・機械学習エンジニアが分析・アルゴリズム開発を担当。プロダクトへの実装はフロントエンド・バックエンドエンジニアと連携。

3つの事業セグメント

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Sansan事業

大手・中堅企業の営業・事業部門

Sansanの主力・最大セグメントで売上の約61%を占める。導入企業9,000社超の名刺管理SaaSで、既存顧客への活用拡大(カスタマーサクセス)と大企業への新規開拓が主な成長軸。営業職、カスタマーサクセス職、エンジニア職の採用が最多のセグメント。ARR成長率は安定しており、成熟フェーズに入りつつある。

売上比率
約61% 主力セグメント
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Bill One事業

中堅〜大企業の経理・財務部門

2025年5月期に売上97億円・前年比+59%成長を達成した急成長セグメント。電子帳簿保存法・インボイス制度の法改正特需を背景に、経理DX需要が急拡大している。新規導入企業数も増加中で、Sansan社内でも採用・投資が最も増えている事業領域。今後数年間の最重要成長ドライバー。

売上比率
約38% 急成長中
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Eight事業

個人ビジネスパーソン・フリーランス・中小企業

個人向けキャリアプロフィールSaaS。2025年5月期に調整後営業損益が初めて黒字となり、事業として自立した段階に入った。売上は約50億円・前年比+42%で成長中。フリーミアムモデル(無料ユーザーが多い)のため売上規模は小さいが、日本で最大級のビジネスパーソンデータベースとして価値を持つ。採用マーケティング(スカウト機能)での収益化が伸びている。

売上比率
約20% 黒字化達成
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コーポレート部門

全社・社内向け

人事・経営企画・法務・経理・広報などの管理部門。SaaS企業として高い採用競争力を維持するための採用・育成戦略や、投資家向けIR活動なども含む。3サービスを横断的に支える組織で、規模としては採用人数は少ないが会社全体の成長を支える重要な役割を担う。

人員比率
少数精鋭

ひよぺん対話

ひよこ

「カスタマーサクセス」って営業と何が違うの?SaaS企業でよく聞くけど...

ペンギン

よく混同されるけど役割が違うよ。営業(セールス)は「まだ使っていないお客さんにサービスを売る」仕事で、新規契約を取ってくることがKPI。カスタマーサクセス(CS)は「すでに使っているお客さんが成果を出せるように支援する」仕事で、継続率(チャーンレート)や活用度向上がKPI。なぜCSがSaaS企業で重要かというと、月額課金のSaaSは「一度売ったら終わり」じゃなくて、使い続けてもらわないと収益が続かないから。Sansanで言うと、名刺を登録してくれているだけの会社を「名刺から商談データも見られるようにしましょう」と活用を広げていくのがCSの仕事。うまくいけばより多くのシートを買ってもらえる(アップセル)し、Bill OneやEightも紹介できる(クロスセル)。営業ばかりに注目されがちだけど、SaaS企業ではCSが会社の持続的成長の要なんだ。

ひよこ

Sansanのエンジニアって何を作ってるの?普通のWeb開発と何が違う?

ペンギン

面白い違いがいくつかあるよ。①AI・機械学習が日常的に使われる: 名刺のOCR読み取り、名寄せ(同じ人の名刺を重複なく管理)、企業データのクレンジングなど、AIがプロダクトの価値の核心にある。「機械学習を使いたいエンジニア」には実際の課題に取り組める環境。②大規模データ処理: 9,000社・数千万枚の名刺データをリアルタイムで扱うので、スケーラビリティやデータ設計の難易度が高い。③自社プロダクトに直接貢献できる: 自分が作った機能がすぐに全顧客に届く。SIerのように「クライアントのシステムを作る」のではなく、「自分たちのサービスを育てる」感覚。使われる技術はPython・Go・TypeScript・Kubernetesなど。新卒でもプロダクトチームに配属されて本番コードを書くことになるから、「すぐに実戦で成長したい」エンジニア志望者には向いている環境だよ。

ひよこ

文系でも入れる?文系だと営業しかないの?

ペンギン

SaaS企業は文系でも幅広い職種に入れるよ。文系で入れる主な職種: セールス(新規開拓営業)、インサイドセールス(電話・オンラインで商談を獲得する内勤営業)、カスタマーサクセス(既存顧客支援)、マーケティング、採用・人事、経営企画など。文系からでも挑戦できる職種: プロダクトマネージャー(技術よりも「何を作るか」を決める役割で、文系出身者も多い)。「営業しかない」は大きな誤解で、Sansanではカスタマーサクセスが非常に重要な職種として重視されている。顧客の業務フローを理解してサービス活用を促進するCSは、コンサル的な思考力と顧客対話力が求められるので、文系の強みが活かしやすい。逆に「技術力がないから無理」ではなく、「顧客の成功に向き合える人材か」で評価されるのがSaaS企業の特徴。