Rapidusの仕事内容

現在はプロセス開発・工場立ち上げが中心。技術職はIBM連携で世界最先端の2nm技術を習得する。ビジネス職は会社の基盤作りに関わる。

具体的なプロジェクト事例

プロセス開発 大規模 / 進行中

IBM Albany連携による2nmプロセス技術の習得・内製化

ニューヨーク州アルバニーのIBM研究施設に派遣されたエンジニアチームが、2nmプロセス技術を習得し、日本(千歳)の工場に移転するための作業。2025年にプロトタイプウェーハ発表に成功した。

👤 若手の関わり方 若手エンジニアの関わり方:Albany施設または千歳工場で、先輩エンジニア・IBMのエンジニアと一緒に製造工程の評価・改善を担当。世界最高水準の環境で最先端技術を学ぶ。英語が主な作業言語。
工場立ち上げ 大規模 / 2027年目標

千歳IIM(Innovative Integration for Manufacturing)の建設・立ち上げ

北海道千歳市に世界最先端の半導体工場を建設するプロジェクト。クリーンルームの設計・設備選定・インフラ整備・試験稼働まで多岐にわたる。日本の半導体産業復活のための重要インフラ。

👤 若手の関わり方 若手(入社2〜3年目)の関わり方:設備立ち上げ担当として、特定の製造装置の搬入・設置・試験・調整を担当。経験豊富な先輩エンジニアのもとで、ゼロから工場を作る「本当の意味での立ち上げ」を経験できる。
ビジネス 中規模 / 継続

国内外の潜在顧客へのRapidusファウンドリサービス提案

AI企業・スタートアップ・大手企業の半導体設計チームに向けて、Rapidusの受託製造サービス(ファウンドリ)を使ってもらうための営業・提案活動。2nm世代のチップ製造を日本でできることの価値を訴求する。

👤 若手の関わり方 ビジネス職(入社後)の関わり方:顧客との折衝・契約交渉・ロードマップの共有。まだ量産前なので「将来の顧客候補」を開拓する先行営業。高い不確実性の中で顧客との信頼関係を構築するチャレンジング仕事。

事業領域別の仕事

🔬

プロセス・デバイス・パッケージ開発

社内(製造基盤の確立)

  • 2nmロジックプロセスの開発・最適化
  • 新材料・新デバイス構造の探索
  • 先端パッケージング技術の開発
  • IBM・ASMLなどグローバルパートナーとの共同研究

現在の中心業務
約60% 最重要
🏭

製造・生産技術・設備

社内(量産工場の立ち上げ)

  • 千歳工場の設備導入・試験稼働
  • クリーンルーム管理・環境維持
  • 製造工程の歩留まり改善
  • 品質保証体制の構築(量産に向けた準備)

現在の業務比率
約30%
💼

ビジネス・管理・コーポレート

社内外(会社運営全般)

  • 経営企画・事業計画(投資家・政府向け報告)
  • 人事・採用・組織設計(急速に拡大中)
  • 法務・知財(特許戦略)
  • 広報・IR(国民・投資家への発信)

現在の業務比率
約10%

ひよぺん対話

ひよこ

入社後に量産できなかったら、仕事がなくなっちゃうの?

ペンギン

正直なリスクとして存在するよ。もし2027年の量産計画が大幅遅延・頓挫した場合、会社の存続自体が問われる可能性はある。ただ今のところ、政府が数兆円規模の補助金を出すことをコミットしており、主要株主も日本を代表する大企業。「政府が絶対に失敗させない」プロジェクトとしての側面が強い。リスクはあるけど、半導体エンジニアとしての市場価値は入社後に急速に上がるので、万が一の場合でも転職市場での価値は高いよ。

ひよこ

北海道・千歳に住むのは覚悟が必要?

ペンギン

工場(IIM)は北海道千歳市にある。東京から離れることへの覚悟は必要だけど、千歳市は新千歳空港があってアクセスが良く、住環境・自然・生活コストのバランスが良い街。SUMCOや他の半導体関連企業も集積しつつあるので、「半導体の街」として発展中。東京本社のビジネス職は首都圏勤務だけど、技術職は千歳ベースが多くなる。「地方で世界最先端の仕事をする」という独自のライフスタイルとして考えるといいかも。