数字で見るRapidus

量産前のスタートアップのため、売上・利益のデータは限られる。採用・給与・投資規模の数字を整理する。

知っておきたい数字

2022年
設立年
わずか数年で従業員1,000人超
1,024人
従業員数(2025年末)
2027年量産に向けて急速に拡大中
数兆円
政府支援規模
経産省・NEDO等からの補助金投入
31.2万円
初任給(修士卒)
大手半導体メーカー並みの初任給水準

給与・待遇データ

項目データ補足
初任給(修士卒)31.2万円/月大手半導体メーカー並み
初任給(大卒)26.1万円/月学部卒の水準としては高め
初任給(高専専攻科)26.1万円/月
中途採用年収例600〜1,400万円職種・経験による。技術系は高め
勤務地(技術職)北海道千歳市(IIM)東京本社でのビジネス職もあり

採用データ

項目データ補足
新卒採用人数46〜100人/年(目標)急成長中。採用規模は拡大予定
職種技術系(プロセス・設計・生産)・ビジネス系技術系が中心。ビジネス職も採用あり
上場非上場将来的な上場は未確定
主要株主トヨタ・ソニー・NTT・ソフトバンク他日本の主要企業8社+政府補助

投資規模(参考)

項目概要
IIM工場建設コスト数千億〜1兆円規模(推計)
EUV露光装置(1台)約300〜400億円。複数台必要
政府支援(公表分)数兆円規模のNEDO補助金・低利融資
民間出資(公表分)数百億円規模(8社合計)

Rapidusは非上場のため、詳細な財務諸表は公開されていない。数字は公開情報・報道をもとにした推計。

ひよぺん対話

ひよこ

Rapidusって売上もないのに、財務的に成り立ってるの?

ペンギン

まだ量産前のスタートアップなので、売上はほぼない。収入の大半は経産省(NEDO等)からの補助金・政府援助と、出資企業(トヨタ・ソニー等)からの出資金。公表されている政府の支援は数兆円規模。これで工場建設・設備購入・人件費・IBM連携費用等をまかなってる。上場企業ではなく、財務諸表は一般公開されていない。「自己資本で稼ぐ会社」ではなく「国家的プロジェクトに投資している段階の会社」と理解するのが正確だよ。

ひよこ

給料は大手メーカーと比べてどう?

ペンギン

初任給は大卒で月26.1万円、修士卒で31.2万円と公表されてる。大手半導体メーカー(ルネサス・キオクシア等)と同等か少し高め。中途採用の年収例として600〜1,400万円という数字も出ている。「スタートアップだから給料が低い」という心配は、政府・大企業支援のあるRapidusに関してはあてはまらない部分も大きい。ただ上場前の株式報酬で大きく稼ぐというベンチャーの醍醐味は、上場するかどうか不明なため確約はできないよ。