3分でわかるプリマハム

伊藤忠商事グループの食肉加工大手——「見えないところで食卓を支える」4,500億円企業

4,584億円 売上高(2025年3月期)
約3,700人 従業員数
約768万円 平均年収(有報ベース)

ハム・ソーセージから業務用食肉・海外展開まで、食肉バリューチェーンを一貫して担う

事業ポートフォリオ

主力
🥩
ハム・ソーセージ(加工品)
プリマハムブランドの定番食肉加工品。スーパー・コンビニで広く流通。家庭用と業務用の両方に展開
主力カテゴリー
🍱
デリカ・惣菜
業務用・小売向けの惣菜・調理済み食品。コンビニや外食チェーンへのBtoB供給。利益率が安定
BtoB安定収益
🥓
食肉(生鮮)
豚・牛・鶏の生鮮肉卸・小売向け供給。伊藤忠商事グループの原料調達網を活用
大量取扱
🌏
海外事業
アジア・北米向けの食肉輸出・現地生産。日本食ブームを追い風に拡大中
成長領域

ハム・ソーセージの家庭用ブランドが最も知名度が高いが、コンビニ・外食向け業務用食肉がBtoBの大きな収益柱。伊藤忠商事グループの調達ネットワークを活用した食肉バリューチェーンが競争力の源泉。

3つのキーワードで理解するプリマハム

1

伊藤忠商事グループという強力な親——原料調達×販売ネットワーク

プリマハムの親会社は伊藤忠商事(持株比率約58%)。伊藤忠が持つ世界規模の食肉原料調達網・物流ネットワークを使えることが大きな強み。豚・牛の原料を世界中の産地から最適価格で調達し、それを加工・販売するバリューチェーンを伊藤忠と連携して構築している。「グループの力で川上(原料)から川下(販売)まで強い」というポジション。

2

食肉加工の大手——「プリマ」ブランドのハム・ソーセージ

「プリマ」ブランドのハム・ソーセージはスーパーの加工食品棚で日常的に目にするブランド。食肉加工市場では日本ハム、伊藤ハム米久ホールディングス、プリマハムが大手3社として知られる。「見た目地味だが食卓に不可欠な食品を作る会社」というポジションで、景気変動の影響が少ない安定したビジネスモデルが特徴。

3

平均年収768万円——メーカーの中でも高水準の理由

プリマハムの平均年収は768万円(有価証券報告書ベース)で、食品メーカーの中でも高水準。これは①伊藤忠グループの処遇水準と連動していること、②食肉という専門知識・特定スキルが必要な領域で人材確保コストが高いこと、③正社員数約3,700名という比較的少ない人数で大きな売上(4,584億円)を上げる生産性の高さ、が理由として挙げられる。

ひよぺん対話

ひよこ

プリマハムって正直ハム・ソーセージを作るだけの会社じゃないの?

ペンギン

その「だけ」を掘り下げると奥が深い。プリマハムの売上は4,584億円で、これはスーパーで見かけるハムを日本中・世界中に届けている規模の大きさを示す。ハム・ソーセージだけでなく、コンビニや外食チェーンへの業務用食肉供給(BtoB)が実は売上の大きな部分を占める。「あのコンビニのお弁当の肉はプリマが供給している」という見えないところで社会を支えているビジネス。伊藤忠商事グループという強力な後ろ盾もあり、安定感は業界トップクラスだよ。

ひよこ

食品メーカーを就職先に選ぶ理由って何?商社とかIT企業と比べてどう?

ペンギン

ざっくり言うと「景気に強く・インフラ的な安定感・生活に直結する仕事のやりがい」が食品メーカーの魅力。ITは景気の波が激しく、商社は景気・原材料価格に業績が左右されやすい。食品は「不況でもハムは食べる」という需要の安定性が基盤にある。プリマハムは食品の中でも伊藤忠グループという強みがあり、平均年収768万円は商社並みに近い水準。「安定した大企業で、でもスケールの大きい仕事がしたい」という志向に合いやすい。