仕事内容を知る——パナソニック

「どの事業会社で何をするのか」——9つの事業会社の仕事を、プロジェクト事例で具体的に解説します。

🏠 くらし事業 家電・住設・電材
売���約3.4兆円
🔋 エナジー 車載電池・蓄電
売上約1.1兆円
💻 コネクト Blue Yonder・TOUGHBOOK
売上約1.2兆円
インダストリー 電子部品・制御機器
売上約1.1兆円

プロジェクト事例

くらし 国内家電シェアTOP

次世代エアコンの商品企画・開発

省エネ性能と空気清浄を両立する次世代エアコンの商品企画。市場調査→コンセプト設計→試作→量産まで2年のプロジェクト。消費者のリアルな声をもとに機能を絞り込み、コストと性能のバランスを追求。

👤 若手の関わり方 技術系は冷凍サイクル設計・制御ソフト開発。事務系は商品企画・マーケティング・量販店との営業。若手も商品企画会議に参加でき、「この機能を入れたい」と提案できる環境。
エナジー テスラ向け世界最大級

次世代リチウムイオン電池セルの開発・量産

テスラ向けの4680セル(大型円筒形電池)の量産技術開発。エネルギー密度の向上、充電速度の改善、コスト低減を同時に追求。カンザス工場での量産立ち上げも進行中。

👤 若手の関わり方 理系院卒が中心。材料開発(正極・負極・電解液)、プロセス開発(塗工・組立・充放電)、品質評価。工場勤務(和歌山・大阪・米国)が基本。
コネクト グローバルSaaS

Blue Yonderのサプライチェーン最適化導入

大手小売チェーンにBlue Yonderの需要予測・在庫最適化プラットフォームを導入。AIベースの需要予測で欠品率30%減、在庫回転率20%改善を目指すプロジェクト。

👤 若手の関わり方 事務系は顧客との要件定義・プロジェクト管理。技術系はシステムインテグレーション・データ分析。Blue Yonder本社(米国)との英語でのやり取りも。
インダストリー BtoB電子部品

車載向け高信頼性コンデンサの開発

EV化に伴い急増する車載向け電子部品の需要に対応。高温環境で長寿命を実現する積層セラミックコンデンサの新製品開発。自動車メーカーの品質要求は民生品の10倍��上。

👤 若手の関わり方 技術系は材料開発・プロセス開発・信頼性評価。少人数チームでスピード感のある開発。大阪・福井の拠点が中心。

事業会社の詳細

🏠

くらし事業(パナソニック株式会社)

一般消費者・ハウスメーカー・電気工事業者・ビルダー

パナソニックの原点であり最大の事業。家電・空調・照明・電設資材・住宅設備の5本柱。2026年4月に新「パナソニック株式会社」として再発足。

  • 白物家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコン)は国内シェアトップクラス
  • ナノケアブランド(ドライヤー・美顔器)は若年女性に人気
  • 電設資材(配線器具・分電盤)は国内シェア約50%の圧倒的ポジション
  • 空質空調事業はグローバル展開を加速中

売上比率
約40% 最大セグメント
🔋

エナジー事業(パナソニック エナジー)

テスラ・自動車メーカー・蓄電池メーカー・一般消費者

パナソニックの成長の鍵を握る事業。テスラ向け車載電池が売上の中心だが、蓄電システムやデータセンター向けも拡大中。

  • テスラのギガファクトリー(ネバダ・カンザス)でEV用電池セルを生産
  • 4680セル(大型円筒形)の量産技術を開発中——コスト低減のカギ
  • 全固体電池は2027年サンプル出荷、実用化は2030年以降を目指す
  • 乾電池「エボルタ」は国内シェア1位。地味だが安定収益源

売上比率
約13% 成長ドライバー
💻

コネクト事業(パナソニック コネクト)

小売・製造業(Blue Yonder)/ 航空会社 / 建設・公共

パナソニックの「ハード→ソフト」転換を象徴する事業会社。Blue Yonderの成長がカギ。

  • Blue Yonder:サプライチェーン最適化SaaS。世界の大手小売・製造業3,000社以上が利用
  • TOUGHBOOK:堅牢ノートPC。警察・軍・建設現場で使われる
  • アビオニクス:航空機の座席モニター・Wi-Fiシステム。世界シェア上位
  • プロセスオートメーション:電子部品の実装機など製造装置

売上比率
約14%

インダストリー事業(パナソニック インダストリー)

自動車メーカー・電機メーカー・スマホメーカー

BtoB向け電子部品・産業部品の製造・販売。消費者には見えないが、スマホ・車・家電の中に入っている。

  • コンデンサ、リレー、コネクタなど電子部品が主力
  • 車載向け(EV化で需要増)と産業機器向けの2本柱
  • 電子材料(基板材料、機能フィルム)も展開
  • 収益性改善が課題——高付加価値品へのシフトを推進

売上比率
約13%

ひよぺん対話

ひよこ

事業会社がたくさんあるけど、入社してから異動できるの?

ペンギン

グループ間異動の仕組みは公募制度(社内FA)で用意されている。たとえば「パナソニック株式会社で家電をやっていたけど、エナジーの電池事業に挑戦したい」という異動は制度上可能。ただし異動のハードルは低くない——受け入れ先の事業会社の承認が必要で、競争率もある。最初の入社先選びが重要だから、5年後にやりたいことから逆算して事業会社を選ぶのがおすすめだよ。

ひよこ

文系の事務系で入ったら、具体的にどんな仕事するの?

ペンギン

一番多いのは法人営業。くらし事業なら量販店(ヤマダデンキ等)やハウスメーカーへの営業。コネクトなら企業向けにBlue YonderやTOUGHBOOKを提案。インダストリーなら自動車メーカーに電子部品を売り込む。

他にもマーケティング(商品企画、ブランド戦略)、調達(部材の仕入れ交渉)、経理・人事など。パナソニックは「ジョブ型」に近い採用で、入社前にある程度職種が見えるのが特徴だね。

ひよこ

エナジーの電池事業って理系じゃないと無理?

ペンギン

開発は理系(化学・電気・機械)がメインだけど、事務系も入れるよ。電池の法人営業(自動車メーカーとの取引交渉)、工場の生産管理、海外拠点との調整(カンザス工場との連携は英語必須)——これらは文系の仕事。ただしエナジーの採用枠は限られているので、志望理由で「なぜ電池なのか」を語れるかが選考のカギだね。

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