オムロンの仕事内容
「工場の神経系」から「あなたの血圧」まで——センシング&コントロールで社会を支える4つの事業領域。
画像検査装置 ヘルスケア(HCB) 血圧計・体温計
遠隔モニタリング 社会システム(SSB) 自動改札機・交通管制
UPS 電子部品(DMB) リレー・スイッチ
コネクター
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
AI搭載画像検査システムの開発
自動車部品工場向けのAIビジョンセンサー開発。従来は人の目で行っていた外観検査を、ディープラーニングで検出率99.9%以上に自動化。食品・医薬品工場にも展開し、「人手不足×品質向上」を同時に解決。
ウェアラブル血圧計の医療機器開発
腕時計型のウェアラブル血圧計を開発。従来のカフ式ではなく、オシロメトリック法を手首に最適化。米国FDA(食品医薬品局)の医療機器認証を取得し、世界初の「いつでもどこでも血圧測定」を実現。
次世代自動改札機システムの導入
鉄道会社向けのQRコード・顔認証対応次世代自動改札機の開発・導入。ICカードに加え、スマホのQRコードや顔認証で通過できるシステム。1分間に60人以上の処理速度と正確性を両立。
FA制御機器のソリューション営業
オムロンの営業は「製品を売る」のではなく「工場の課題を解決する」仕事。製造業のお客さんの工場を訪問し、「この検査工程を自動化しませんか?」「このラインの稼働率を上げるにはこのセンサーが最適です」と課題解決型の提案を行う。
事業領域マップ
制御機器事業(IAB)
FA・工場自動化PLC(プログラマブルロジックコントローラ): 工場の「頭脳」。生産ラインの動きを制御するコンピューター
センサー: 光電センサー、近接センサー、レーザーセンサーで「検知」。国内シェア1位
画像検査装置: AIビジョンセンサーで製品の外観検査を自動化
ロボット: 協調ロボット(人と一緒に作業するロボット)、モバイルロボット
セーフティ機器: 工場作業者の安全を守るライトカーテン・セーフティコントローラー
ヘルスケア事業(HCB)
医療機器・健康管理血圧計: 家庭用血圧計で世界シェア約50%。累計4億台突破。ウェアラブル血圧計にも展開
体温計: 電子体温計の国内トップシェア
体組成計・活動量計: 健康管理デバイス群
ネブライザー: 喘息治療用の吸入器
遠隔患者モニタリング: IoT×ヘルスケアで慢性疾患患者のデータを遠隔管理
社会システム事業(SSB)
交通・電力・社会インフラ自動改札機: 日本の鉄道改札システムのパイオニア。QRコード・顔認証対応の次世代型も開発
道路交通管制システム: 信号制御、交通情報収集・配信
無停電電源装置(UPS): データセンター・病院向けの電源バックアップ
駅務システム: 券売機、精算機、ホームドアの制御
電子部品事業(DMB)
車載・産業機器・家電向けリレー: 電気信号で回路を開閉する部品。世界シェア約20%
スイッチ: 車や家電の操作スイッチ
コネクター: 基板同士を接続する電子部品
MEMS: 微小な電子機械システム。車のエアバッグ用センサー等
ひよぺん対話
工場のセンサーって地味じゃない?プログラミングする仕事はあるの?
見た目は地味かもしれないけど、中身はめちゃくちゃ先端技術だよ。最近のオムロンの制御機器にはAI・ディープラーニングが搭載されていて——
・AI画像検査: ディープラーニングで製品の欠陥を自動検出
・予知保全: センサーデータをAIで分析して設備故障を事前予測
・ロボット制御: 協調ロボットの動作計画・制御ソフト開発
・PLCプログラミング: 工場のラインを制御するプログラム開発
ソフトウェアエンジニアの需要は急増中。「AIを実際のモノづくりに実装する」経験ができるのはオムロンの強みだよ。
ヘルスケアと制御機器、配属先でまったく仕事が違いそう...
その通りで、オムロンは事業ごとにほぼ別会社のような雰囲気がある。
・制御機器: BtoB。工場のお客さんと一緒に課題を解決する技術営業的な仕事。開発は滋賀が中心
・ヘルスケア: BtoC寄り。「世界の人の健康を守る」ミッション。開発は京都
・社会システム: 官公庁・鉄道会社向け。大型プロジェクトの受注〜納入
ただし共通しているのは「センシング&コントロール+Think」の技術コンセプト。どの事業でも「センサーで感知→制御→AI で判断」のサイクルが回っている。事業間のローテーションもゼロではないけど多くはないから、最初の配属が重要。