仕事内容を知る

オービックに入ったらほぼ間違いなく「OBIC7という自社ERPの営業またはSEコンサルタント」になる。SIerのような受託開発ではなく、自社プロダクトを顧客企業に深く浸透させる「長期コンサルティング型」の仕事が中心だ。

こんなプロジェクトがある

🤝 新規営業 6〜12ヶ月 / 3〜8人チーム

中堅製造業(従業員800名)へのOBIC7全面導入提案

老朽化した既存システムを刷新したい中堅製造業の経営層・情報システム部門に対して、OBIC7の全社導入を提案するプロジェクト。会計・人事・生産管理・販売管理を統合するERPの全体設計を示し、現行システムとのデータ移行計画、コスト比較、ROIの試算を行う。決裁権者が役員レベルのため、提案の質と信頼関係が成否を分ける。

👤 若手の関わり方 営業担当が顧客の経営課題を深く聞き取り、SEコンサルタントと協力してシステム構成を設計。1〜2年目は先輩同行で経営者への提案スキルを学ぶ。
🔧 SE・導入 6〜18ヶ月 / 5〜15人チーム

保険会社向けOBIC7会計・人事モジュール導入

中堅損保会社に対してOBIC7の会計・人事給与モジュールを導入するプロジェクト。保険業界固有の会計処理(保険料収入の計上方法、責任準備金の計算等)に対応したカスタマイズを設計・実装する。顧客の経理担当者と密にやり取りしながら要件を確定し、テスト・本番切替まで一貫して担当する。

👤 若手の関わり方 SEコンサルタントが要件定義・設計・実装・テスト・教育までを一気通貫で担当するのがオービックの特徴。外注しないため、技術と顧客対話の両方のスキルが求められる。
🏭 業種特化 12〜24ヶ月 / 10〜25人チーム

大手建設会社の工事原価管理システム刷新

建設業界固有の工事原価管理(現場ごとの収支管理・進捗管理)を一元化するOBIC7の大型カスタマイズ案件。建設業の複雑な原価計算ロジックと、複数現場を横断する集計機能を実装。業界特有の商習慣を深く理解した「建設業のERPプロ」としてのポジションを確立する仕事。

👤 若手の関わり方 建設業の原価管理知識を持つSEコンサルタントが中心。業種別の経験を積むと、同業種への新規提案でも説得力が増す(「他の建設会社での実績」が武器になる)。
🛡️ 保守・改善 継続型 / 2〜6人チーム

長期顧客への機能追加・法改正対応支援

10年以上OBIC7を使っている大手顧客に対して、税制改正(消費税・電子帳簿保存法対応)への対応や、新機能追加(タレントマネジメント機能)の提案・実装を行う。顧客の担当者と長年の信頼関係を構築した上での「伴走型パートナー」としての仕事。新規開拓よりも安定的で、顧客との深い関係が醍醐味。

👤 若手の関わり方 既存顧客担当の営業・SEがチームを組んで対応。長期顧客への深耕営業(追加機能の提案)と技術サポートが一体となった仕事。

4つの業務領域

🤝

営業(セールス)

大手・中堅企業の経営層・情報システム部門・経営企画部門

OBIC7の新規顧客獲得と既存顧客への追加提案を担う。一般的な「物を売る営業」とは異なり、顧客の経営課題や業務フローを深く理解した上でERPの導入効果を提案する「コンサルティング営業」。決裁者が役員・CFOクラスなので、ビジネス・数字の会話ができる能力が求められる。文系・理系どちらの配属もある。

採用比率
主要配属先 文系も多い
🔧

SEコンサルタント

導入企業の情報システム部門・経理・人事担当者

OBIC7の導入設計・カスタマイズ・テスト・稼働後サポートまでを一気通貫で担当するオービックの中核職種。外注をせず「自社のエンジニアがお客さんの前に立って仕事をする」ため、技術力と顧客折衝力の両方が求められる。要件定義→設計→実装→テスト→本番切替→保守という全工程を経験できる。文系出身でも入社後の研修でシステム知識を身につけるケースが多い。

採用比率
コア職種 技術と対話の両立
🏭

業種別展開(保険・製造・建設・流通など)

業種ごとの中堅〜大企業

OBIC7は業種別テンプレートが充実しており、保険・製造・建設・流通・サービス・自治体など多様な業種に対応している。特定業種の「業務の専門家」として深い知識を持つことが競合との差別化要因。「保険の原価計算を理解したERPのプロ」「建設の工事管理の専門家」として市場価値が高まる。業種ごとに担当チームが形成されることが多い。

テンプレート業種数
多業種対応
🛡️

運用保守・サポート

全既存顧客(長期継続型)

導入後のシステム運用支援・法改正対応・機能追加提案・ヘルプデスク対応などを担う。オービックの高い継続率(=高利益率)を支える重要な部門。新規開拓より安定的な仕事で、長年の顧客との信頼関係が深まる分野。年次の税制改正や社会保険料改定への対応で毎年継続した業務が発生するため、需要が安定している。

重要度
利益率の要 安定型

ひよぺん対話

ひよこ

オービックって文系でも活躍できる?プログラムとか全くわからないんだけど...

ペンギン

文系でも問題なく活躍できる会社だよ。実際に文系出身の社員が多い。なぜかというと、オービックの仕事の核心は「お客さんの業務を深く理解して、そこにシステムをフィットさせること」で、必ずしもプログラミングスキルが前提ではないから。SEコンサルタントという職種は確かに「SE」という名前がついているけど、実際には「お客さんの経理・人事担当者と業務フローを整理する」「会議をリードする」「設定変更と動作確認をする」という仕事が多く、C言語やJavaを書くわけじゃない。入社後の研修でOBIC7の使い方・設定方法をしっかり教えてもらえる。一方で「プログラミングが得意→評価される」環境でもないので、「技術を磨きたいエンジニア」というよりは「業種の専門家として活躍したい人」に向いている。顧客の業務改善に喜びを感じる人、長期的な信頼関係を構築するのが好きな人には最適な環境だよ。

ひよこ

ERPの仕事って地味じゃない?最新技術を使えないし、AIとかクラウドとか関係なさそう...

ペンギン

「地味」と感じる人がいるのは分かる。でも違う視点で見てほしい。ERPは「企業の命運を支えるシステム」で、会計データが間違えば決算が狂い、給与計算が誤れば社員全員が困る——そんな「絶対に間違えてはいけない」クリティカルなシステムを作る仕事。責任の重さと、完成した時の達成感は別種の充実感がある。AI・クラウドについては、OBIC7もクラウド版の提供を進めており、AI活用(自動仕訳・異常検知・予測分析)も開発中。「最先端技術を自分で触って遊ぶ」感じとは違うが、「技術を企業の実務に落とし込む」仕事として面白さがある。ベンチャーのエンジニアが「新しい技術を試す」感覚とは全く違うが、「会社のインフラを30年先まで設計する」という別の知的充実感があるよ。

ひよこ

営業職で入ったらどんな一日?ノルマとか厳しい?

ペンギン

ERP営業の一日はコンサルティング営業に近い。午前中は顧客との商談(オンライン・対面)や提案書作成、午後は社内でSEと打ち合わせして技術的な確認、夕方に別の顧客への訪問や資料作成——というイメージ。ノルマについては、一般的なBtoCの「月何件契約」「毎日何十件電話」というスタイルではなく、「半期・年度単位での売上目標」を達成する中長期型。ERP導入は意思決定に数ヶ月〜1年かかる大型案件が多いので、「今月急いで売る」より「信頼を積み重ねる」ことが評価される。激しいノルマで詰められる文化というよりは、「長期的な顧客関係を大切にする安定型の営業文化」だよ。ただし成果が出ない状態が長く続くと昇給・昇進に影響するのはどの会社も同じで、そのプレッシャーはある。