仕事内容を知る

NTTデータの仕事は「サービスの名前」ではなく「プロジェクト」で語るのが正解。
入社したら、以下の3領域のどこかに配属され、チーム単位でお客さんの課題を解決していく。

こんなプロジェクトがある

NTTデータの仕事は「プロジェクト」単位で動く。以下は代表的なプロジェクトのイメージだ。

🏦 金融 3年 / 300人体制

銀行の基幹システム刷新

地方銀行10行以上が共同利用する勘定系システムを最新技術に移行するプロジェクト。ATM・窓口・インターネットバンキングすべてに影響するため、「止めてはいけない」プレッシャーの中で進める超大型案件。

👤 若手の関わり方 チームの一員として機能単位のテスト設計や、移行データの検証を担当。2〜3年目からはサブチームのリーダーも。
🏛️ 公共 1年半 / 50人体制

自治体の窓口業務をオンライン化

ある自治体の住民票発行・転入届などの手続きをオンラインで完結できるシステムを構築。住民の利便性向上と自治体職員の業務効率化を同時に実現する。

👤 若手の関わり方 自治体の窓口に通って業務の流れを理解し、「何をデジタル化すべきか」をまとめる要件定義から参加。お客さんの声を直接聞ける。
🏢 法人 2年 / 日本+インド混成80人

大手メーカーのグローバル生産管理システム

日本・東南アジア・欧州の工場を横断する生産管理システムをクラウド上に構築。各国の業務プロセスの違いを吸収しながら、グローバルで在庫と生産を最適化する。

👤 若手の関わり方 日本側の開発チームで設計書を作成し、インドのオフショアチームと英語でやり取りしながら開発を進める。グローバル案件の第一歩。
🤖 DX・AI 半年 / 10人チーム

生成AIを活用した社内ナレッジ検索

大手企業の膨大な社内文書(マニュアル・議事録・過去の提案書)を生成AIで検索・要約できるシステムを開発。NTTグループのLLM「tsuzumi」を活用し、機密情報が外部に漏れない環境で構築する。

👤 若手の関わり方 少人数チームのため、AIモデルの検証から画面設計まで幅広く担当。最新技術に直接触れるチャンス。

3つの事業領域

NTTデータの仕事は大きく3つの領域に分かれる。配属先もこのいずれかになることが多い。

🏛️

公共・社会基盤

中央省庁、自治体、医療、教育機関

マイナンバー、年金、防災システムなど国民の生活に直結するシステムを担当。安定性が求められ、長期の運用保守案件も多い。「社会貢献」を実感しやすい領域。

国内売上比率
約15〜18%
🏦

金融

銀行、証券、保険、クレジットカード会社

全銀システム、地銀共同センター、決済プラットフォーム「CAFIS」など、お金の流れを支えるシステムを担当。ミスが許されないミッションクリティカルな案件が中心で、品質へのこだわりが極めて強い。

国内売上比率
約18〜20% 最も高利益率
🌍

法人・グローバル

製造業、流通、サービス業 + 海外企業

メーカーのSCM、小売のEC基盤、サービス業のCRMなど、民間企業のDXを推進するプロジェクトが中心。グローバル案件も多く、海外拠点と連携した仕事のチャンスがある。

売上比率
国内15〜18% + 海外約50% 最大規模

プロジェクトの流れと若手の関わり方

SIプロジェクトの流れ 典型的な大規模案件(1〜3年)の場合 提案・要件定義 お客さんの課題を聞き 「何を作るか」を決める 担当: コンサル、PM 営業 設計 システムの構造を 設計書に落とす 担当: SE(上流) アーキテクト 開発 設計書に基づいて プログラミング 担当: SE(開発) プログラマー テスト 作ったシステムが 正しく動くか検証 担当: SE、品質管理 運用・保守 リリース後のシステムを 安定稼働させ続ける 担当: 運用SE インフラエンジニア 若手(入社1〜3年目)はどこから関わる? 入社1年目 開発・テストフェーズで 先輩の指導のもと実務を経験。 プログラミング、テスト設計、 ドキュメント作成が中心。 入社2〜3年目 設計フェーズにも参加。 小規模チームのリーダーを 任されることも。お客さんとの 打ち合わせにも同席。 入社4年目〜 要件定義や提案にも参画。 プロジェクトの中核メンバーと してチームを率いる。 専門性の方向が見えてくる。 その先のキャリア PM / 技術スペシャリスト / コンサルタント / グローバル など、複数のキャリアパスに 分岐していく。

ひよぺん対話

ひよこ

新人でいきなり全銀システムとか触るの?正直めちゃくちゃ怖いんだけど...

ペンギン

安心して、いきなり一人で全銀システムを任されることはないよ。大規模プロジェクトでは数百人のチームが何層にも分かれていて、新人は先輩がいるチームの中で「このモジュールのテストケースを書いて」みたいな具体的な作業から始まる。もちろんそのシステムの重要性は理解した上で仕事をするから責任感は必要だけど、しっかりしたフォロー体制があるから心配しすぎなくて大丈夫だよ。

ひよこ

「SE」ってプログラミングばっかりするの?コード書くのあんまり好きじゃないんだけど...

ペンギン

実はSIerのSEって、コードを書いている時間は全体の一部だよ。特にNTTデータのような大規模案件では、お客さんとの打ち合わせ、要件の整理、設計書の作成、チーム内の調整、進捗管理——こういう「人と話す・文書を書く」仕事がかなりの割合を占める。プログラミング自体はオフショア(海外の開発チーム)に任せて、日本側は設計と品質管理に集中するプロジェクトも多いんだ。だからコーディングが苦手でも全然やっていけるよ。

ひよこ

1つのプロジェクトってどのくらい続くの?ずっと同じ仕事?

ペンギン

プロジェクトの期間はピンキリだけど、典型的には半年〜3年くらいだね。大規模な金融系だと5年以上のこともある。1つのプロジェクトが終わったら別のプロジェクトにアサインされるから、「ずっと同じ仕事」ということはない。ただし、同じ事業領域(例えば金融)の中で異動することが多いから、その領域の専門性は深まっていくよ。全く違う分野に挑戦したい場合は社内公募制度もあるよ。

ひよこ

「お客さん」って具体的に誰と話すの?銀行の頭取とか?

ペンギン

頭取に直接会うことはまずないかな(笑)。普段やり取りするのは、お客さん側のIT部門の担当者や、現場の業務部門の方が中心。例えば銀行なら「次の勘定系更改でこういう機能を入れたい」と要望を出してくる情報システム部の課長さんとか。若手のうちは上司や先輩と一緒にお客さん先に行くことが多いけど、3年目くらいからは自分が主担当として打ち合わせをリードする場面も出てくるよ。