仕事内容を知る
NTTデータの仕事は「サービスの名前」ではなく「プロジェクト」で語るのが正解。
入社したら、以下の3領域のどこかに配属され、チーム単位でお客さんの課題を解決していく。
こんなプロジェクトがある
NTTデータの仕事は「プロジェクト」単位で動く。以下は代表的なプロジェクトのイメージだ。
銀行の基幹システム刷新
地方銀行10行以上が共同利用する勘定系システムを最新技術に移行するプロジェクト。ATM・窓口・インターネットバンキングすべてに影響するため、「止めてはいけない」プレッシャーの中で進める超大型案件。
自治体の窓口業務をオンライン化
ある自治体の住民票発行・転入届などの手続きをオンラインで完結できるシステムを構築。住民の利便性向上と自治体職員の業務効率化を同時に実現する。
大手メーカーのグローバル生産管理システム
日本・東南アジア・欧州の工場を横断する生産管理システムをクラウド上に構築。各国の業務プロセスの違いを吸収しながら、グローバルで在庫と生産を最適化する。
生成AIを活用した社内ナレッジ検索
大手企業の膨大な社内文書(マニュアル・議事録・過去の提案書)を生成AIで検索・要約できるシステムを開発。NTTグループのLLM「tsuzumi」を活用し、機密情報が外部に漏れない環境で構築する。
3つの事業領域
NTTデータの仕事は大きく3つの領域に分かれる。配属先もこのいずれかになることが多い。
公共・社会基盤
中央省庁、自治体、医療、教育機関マイナンバー、年金、防災システムなど国民の生活に直結するシステムを担当。安定性が求められ、長期の運用保守案件も多い。「社会貢献」を実感しやすい領域。
金融
銀行、証券、保険、クレジットカード会社全銀システム、地銀共同センター、決済プラットフォーム「CAFIS」など、お金の流れを支えるシステムを担当。ミスが許されないミッションクリティカルな案件が中心で、品質へのこだわりが極めて強い。
法人・グローバル
製造業、流通、サービス業 + 海外企業メーカーのSCM、小売のEC基盤、サービス業のCRMなど、民間企業のDXを推進するプロジェクトが中心。グローバル案件も多く、海外拠点と連携した仕事のチャンスがある。
プロジェクトの流れと若手の関わり方
ひよぺん対話
新人でいきなり全銀システムとか触るの?正直めちゃくちゃ怖いんだけど...
安心して、いきなり一人で全銀システムを任されることはないよ。大規模プロジェクトでは数百人のチームが何層にも分かれていて、新人は先輩がいるチームの中で「このモジュールのテストケースを書いて」みたいな具体的な作業から始まる。もちろんそのシステムの重要性は理解した上で仕事をするから責任感は必要だけど、しっかりしたフォロー体制があるから心配しすぎなくて大丈夫だよ。
「SE」ってプログラミングばっかりするの?コード書くのあんまり好きじゃないんだけど...
実はSIerのSEって、コードを書いている時間は全体の一部だよ。特にNTTデータのような大規模案件では、お客さんとの打ち合わせ、要件の整理、設計書の作成、チーム内の調整、進捗管理——こういう「人と話す・文書を書く」仕事がかなりの割合を占める。プログラミング自体はオフショア(海外の開発チーム)に任せて、日本側は設計と品質管理に集中するプロジェクトも多いんだ。だからコーディングが苦手でも全然やっていけるよ。
1つのプロジェクトってどのくらい続くの?ずっと同じ仕事?
プロジェクトの期間はピンキリだけど、典型的には半年〜3年くらいだね。大規模な金融系だと5年以上のこともある。1つのプロジェクトが終わったら別のプロジェクトにアサインされるから、「ずっと同じ仕事」ということはない。ただし、同じ事業領域(例えば金融)の中で異動することが多いから、その領域の専門性は深まっていくよ。全く違う分野に挑戦したい場合は社内公募制度もあるよ。
「お客さん」って具体的に誰と話すの?銀行の頭取とか?
頭取に直接会うことはまずないかな(笑)。普段やり取りするのは、お客さん側のIT部門の担当者や、現場の業務部門の方が中心。例えば銀行なら「次の勘定系更改でこういう機能を入れたい」と要望を出してくる情報システム部の課長さんとか。若手のうちは上司や先輩と一緒にお客さん先に行くことが多いけど、3年目くらいからは自分が主担当として打ち合わせをリードする場面も出てくるよ。