働く環境とキャリアパス

NTTデータに入ったら、どんなキャリアが描けるのか。入社後のステップ、4つのキャリアタイプ、研修制度、そして「向いている人・向いていない人」を正直に整理した。

入社後のキャリアステップ

1〜3年目

基礎を固める期間

  • 入社後3〜6ヶ月の集合研修(IT基礎、ビジネススキル、プロジェクト実習)
  • 配属後はOJTで実務を学ぶ。先輩のもとで設計・開発・テストに参加
  • 情報処理技術者試験などの資格取得を推奨(受験費用補助あり)
  • 2〜3年目には小規模タスクのリーダーを経験
4〜7年目

専門性を深める期間

  • プロジェクトの中核メンバーとして活躍
  • 技術系・PM系・コンサル系など、自分の方向性が見えてくる
  • お客さんへの提案や要件定義を主担当で実施
  • 海外赴任やグローバル案件に挑戦するチャンスも
  • 主任クラス → 課長代理クラスへ
8〜15年目

マネジメントor専門家として飛躍

  • プロジェクトマネージャーとして数十〜数百人のチームを統括
  • または技術の専門家として社内外で認められるスペシャリストに
  • 大型案件の提案責任者、新規ビジネス立ち上げにも関与
  • 課長〜部長クラス
16年目〜

組織や事業を動かすリーダー

  • 事業部の戦略策定、大型顧客との関係構築
  • 組織運営、後進の育成
  • 業界団体や標準化活動でのリーダーシップ
  • 部長〜事業部長〜役員クラス

4つのキャリアタイプ

NTTデータでは、経験を積む中で自分の強みに合ったキャリアを選べる。大きく分けて4タイプがある。

入社(1〜3年目は共通) PM(プロマネ)型 チームを率いて プロジェクトを成功させる SIerで最も王道のキャリア。 QCD(品質・コスト・納期)を 管理し、数十〜数百人の チームを動かす。 向いている人 • 段取り・調整が得意 • 人をまとめるのが好き • 全体を俯瞰して考えられる 文系にも人気のキャリア 7年目〜: プロジェクトマネージャー 15年目〜: 統括PM・事業部長 技術スペシャリスト型 技術力で 課題を解決する クラウド、AI、セキュリティ等の 専門技術を極める。アーキテクト として技術的な意思決定を リードする。 向いている人 • 技術が好き・深掘りしたい • 新しい技術を学び続けたい • モノづくりが好き 理系に多いキャリア 5年目〜: テックリード 10年目〜: チーフアーキテクト コンサルタント型 お客さんの経営課題を ITで解決する提案をする IT戦略の策定、DX推進の 企画、業務改革の提案など 上流工程を担う。経営層と 直接対話する機会も多い。 向いている人 • 課題を構造化して考えられる • プレゼン・提案書作成が得意 • ビジネスに興味がある NTTデータが今最も強化中 5年目〜: コンサルタント 10年目〜: シニアコンサル グローバル型 海外拠点や 国際プロジェクトで活躍 海外赴任、グローバル案件の ブリッジSE、海外拠点との 共同プロジェクト推進。 50カ国+の拠点が活動フィールド。 向いている人 • 英語に抵抗がない • 異文化の中で働きたい • 海外生活に興味がある 海外売上50%で機会豊富 3年目〜: 海外案件参画 7年目〜: 海外赴任

研修・育成制度

📚

入社時研修(約3〜6ヶ月)

IT基礎(プログラミング、ネットワーク、データベース)、ビジネスマナー、プロジェクトマネジメントの基礎をじっくり学ぶ。文系出身でもこの期間でITの基礎を身につけられる。

🤝

OJT(On-the-Job Training)

配属後は先輩社員がメンターとしてつき、実際のプロジェクトの中で仕事を覚える。いきなり一人で放り出されることはない。

🏅

資格取得支援

情報処理技術者試験、PMP(プロジェクトマネジメント資格)、AWS認定資格など、業務に関連する資格の受験費用を会社が補助。合格時に報奨金が出ることも。

✈️

海外研修・留学制度

海外拠点への短期派遣や、MBA留学の社内選考制度がある。グローバルキャリアを目指す人にはチャンスが用意されている。

🔀

社内公募制度

現在の部署とは異なる事業領域やプロジェクトに自ら手を挙げて異動できる制度。キャリアチェンジの機会が制度として確保されている。

NTTデータに向いている人、向いていない人

採用ページには書かれていない、正直なところを整理した。

向いている人

  • チームで成果を出すのが好き — 1人で完結する仕事はほぼない。数十人〜数百人のチームで動く
  • 「裏方」にやりがいを感じられる — 自分の名前は表に出ないが、社会を支える仕事
  • 長期戦に耐えられる — 1つのプロジェクトが数年に及ぶことも。地道に積み上げる忍耐力が必要
  • 調整・折衝が苦にならない — お客さん、チームメンバー、協力会社... 多くの関係者をまとめる仕事
  • 安定した環境で着実に成長したい — 福利厚生が充実し、長期的なキャリア形成を支援する仕組みがある
⚠️

向いていない人

  • スピード感を最重視する — 大組織のため意思決定はどうしても遅い。ベンチャーのようなスピード感はない
  • 自分でプロダクトを作りたい — 自社サービスではなくお客さんのシステムを作る会社。自分の作品は生まれにくい
  • 少人数で全部やりたい — 大規模プロジェクト中心なので、一人で全工程をやることは少ない
  • ドキュメントや会議が嫌い — SIerの仕事は設計書・議事録・報告書のオンパレード。避けては通れない

ひよぺん対話

ひよこ

正直、自分は技術力に自信がないんだけど、NTTデータでやっていける?

ペンギン

大丈夫だよ。入社時点でプログラミングができる必要はない。研修でしっかり基礎を教えてくれるし、そもそもNTTデータの仕事は「技術力」だけで勝負するものじゃないんだ。PM型やコンサル型のキャリアなら、技術を理解した上で人やプロジェクトを動かす力が求められる。文系出身でPMとして活躍している人もたくさんいるよ。ただし、ITに全く興味がないと辛いかもしれない——少なくとも「技術を学ぶ意欲」は必要だね。

ひよこ

海外で働きたいんだけど、実際にチャンスはある?

ペンギン

NTTデータは海外売上50%で50カ国以上に拠点があるから、チャンスは他のSIerより圧倒的に多いよ。海外赴任の制度もあるし、日本にいながらインドやフィリピンのオフショアチームと英語で仕事をするグローバル案件もたくさんある。ただ、「海外で働きたい」だけだと動機としては弱いから、なぜNTTデータのグローバル案件なのか(例:日本品質のSIを海外に展開したい等)まで言語化できると面接で強いよ。

ひよこ

ぶっちゃけ、NTTデータに「向いていない人」ってどんな人?

ペンギン

一番ミスマッチが起きるのは「自分でプロダクトを作りたい人」かな。NTTデータはお客さんのためにシステムを作る会社だから、自分のアイデアで自社サービスを立ち上げたいタイプの人はメガベンチャーやスタートアップの方が合ってる。あとは「とにかくスピード重視」の人。大規模プロジェクトは品質管理のためにプロセスが重くなりがちで、ベンチャーのような「明日リリース」は基本ない。これは良し悪しじゃなくて、カルチャーの違いだから、自分に合うかどうかで判断した方がいいよ。

ひよこ

「配属ガチャ」ってあるの?希望の部署に行ける?

ペンギン

正直に言うと、希望が100%通るとは限らない。入社前に希望は出せるけど、そのときの案件状況や適性を見て会社が判断する部分もある。ただ、SIerの配属は「金融」「公共」「法人」のような大きな事業領域単位だから、全く興味のない分野に飛ばされるリスクは比較的少ないよ。入社後3年くらい経てば社内公募で異動する道もあるから、最初の配属がすべてを決めるわけじゃない。面接や面談で「なぜその領域が良いのか」をしっかり伝えておくと、希望が通りやすくなるよ。