3分でわかるNRI
証券会社の裏側で動くシステム、政府の未来予測レポート——
「考える」と「作る」を一つの会社でやっている、日本で唯一無二のハイブリッド企業。
日本最大のシンクタンク | 営業利益率16%超の高収益体質 | 就活人気ランキング常連
「シンクタンク × SIer」って結局なに?
NRIを理解するカギは、シンクタンクとSIerの「二刀流」という独特なビジネスモデル。他のIT企業にも、他のコンサル会社にもない組み合わせだ。
NRIの「ナビゲーション × ソリューション」モデル
社会や業界を調査・予測
戦略や政策を提案
ITで実現する方法を設計
実際にシステムを作る
継続的に支える
普通は「コンサルする会社」と「システム作る会社」は別。マッキンゼーやBCGは戦略提言まで、NTTデータや富士通はシステム構築が中心。NRIはこの両方を一つの会社でやるのが特徴で、「絵を描くだけで終わらせない」「実装まで責任を持つ」というのが最大の売り文句だ。
あなたの生活を支えるNRI
「NRIなんて聞いたことない」と思うかもしれない。でも、あなたがネット証券で株を買ったり、セブン銀行ATMを使ったりするとき、裏でNRIのシステムが動いている。
3つのキーワードで理解する
証券業界のインフラ企業
NRIは証券バックオフィスの「事実上の標準」を握っている。T-STAR/GX、STAR-IV、BESTWAY—— 日本の証券会社の過半数がNRIのシステムで動いている。この高い参入障壁が高収益の源泉で、一度入ったお客さんが離れにくいストック型のビジネスを実現している。
コンサル+IT実装の「二刀流」
戦略コンサル(ナビゲーション)とシステム構築(ソリューション)を一社で提供。「提案したけど実装は別会社」という責任の分断が起きないのが最大の武器。コンサル業務は約15%の売上だが、ここから大型IT案件が生まれる「フロントガラス」の役割を果たしている。
業界トップクラスの高収益・高年収
営業利益率16%超、平均年収1,322万円——これは日本のIT業界ではダントツ。NTTデータ(約7%・900万円)、富士通、NEC、アクセンチュアジャパンを上回る数字で、就活人気ランキングでも毎年上位に入る。少数精鋭モデルを徹底しているのが特徴。
野村グループ? それとも独立企業?
「野村」の名前がつくが、NRIは野村ホールディングスの子会社ではなく、独立した上場企業。ただし野村HDは大株主(約20%)で、野村證券は最大顧客。関係性は「親戚のような独立した一族企業」だ。
NRIは野村證券の電算部門から独立し、野村証券とセブン&アイという「2大ドル箱顧客」を祖業として成長してきた会社。この2つの顧客との長期安定取引が、NRIの高収益体質の土台になっている。
ひよぺん対話
NRIって、シンクタンク?コンサル?SIer?何の会社か正直わからない...
実は全部なんだ(笑)。そこがNRIの特殊なところ。普通の会社はどれか1つが本業だけど、NRIは「コンサルで戦略を提案する→そのまま自社でシステムを作る→運用まで面倒を見る」というフルセットをやる会社なんだ。売上の内訳を見ると、コンサルティングが15%くらい、残り85%はシステム開発・運用(SIer業務)。だから「収益の大部分はSIerだけど、入り口はシンクタンク・コンサル」という二重構造になっているよ。就活では「シンクタンク系SIer」と理解しておくと面接でも通じる表現だね。
NRIとNTTデータって、どっちも大手SIerだよね?何が違うの?
似てるようで、実はかなり違うよ。NTTデータは売上4兆円で19.5万人の大所帯・大規模プロジェクト型。全銀システムやマイナンバーみたいな国家レベルのインフラに関わる会社。一方NRIは売上0.76兆円で1.67万人の少数精鋭・高収益型。証券業界に特化して、一人あたりの生産性を極限まで高めている。年収はNRIが平均1,322万円、NTTデータが約900万円で約1.5倍の差。ただ、その分NRIの方が「人を絞る」採用になっていて、入るのはNTTデータより難しいと言われているよ。どっちがいいかは「大規模案件で社会インフラを作りたいか(NTTデータ)」「少数精鋭で金融×コンサルの最前線にいたいか(NRI)」で決まるね。
「野村総合研究所」って名前だから、野村證券の子会社なんじゃないの?
いいところに気づいたね。実は独立した上場企業なんだ。野村ホールディングスが約20%の株を持つ大株主ではあるけど、「連結子会社」ではなく、経営は完全に独立している。ルーツは1965年に野村證券の調査部+電算部が分離してできた会社で、それ以来ずっと野村證券とは「親戚だけど別所帯」の関係。最大顧客はもちろん野村證券だけど、今ではセブン銀行、SBI証券、楽天証券、みずほ証券、MUFGモルガン・スタンレーなど野村系じゃない会社の方が顧客数では多いよ。面接で「野村グループの一員ですよね」と言うと微妙に違うので注意—— 「野村グループとは独立した上場企業」と正確に答えられると評価されるかも。
平均年収1,322万円ってガチ?本当にそんなに貰えるの?
ガチだよ(笑)。有価証券報告書に書かれている公式な数字で、平均年齢39.9歳での数字。ただし注意が必要で、これは「全社員の平均」だから、若手がいきなりこの金額になるわけじゃない。新卒1年目は大卒で330万円+賞与年2回で合計450〜500万円くらい。25歳で600〜650万円、30歳で800〜1,000万円、35歳前後で1,000〜1,300万円、管理職になると1,500万円超——というのが実態。それでも同年代のNTTデータや富士通より200〜300万円高いのは事実で、日本の新卒採用がある企業の中でもトップクラスの給与水準だよ。高年収の理由は「高い営業利益率」と「少数精鋭による一人あたり生産性の高さ」で、これが維持されている間は給与水準も維持されると考えていいね。
1.67万人とか0.76兆円とか言われても正直ピンとこない... どのくらいの規模感?
身近なものに置き換えると、社員数1.67万人は任天堂(約8,000人)の約2倍、売上7,648億円はゼンショーホールディングス(すき家)と同じくらい。IT業界内では、NTTデータ(4兆円)、富士通(3.7兆円)、NEC(3.4兆円)に比べると売上規模は5分の1程度だけど、営業利益額では遜色ない水準まで肉薄している。「規模より利益」を徹底しているのがNRIの特徴で、日本のIT企業の中で最も一人あたりの生産性が高い会社と言っていいと思うよ。