数字で見る日清製粉グループ

ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。「地味な会社」のイメージとは裏腹に、収益力と年収は高水準。

知っておきたい数字

8,515億円
売上高(FY2025・3月期)
前年比99.2%。円安・原材料高の影響で微減
464億円
営業利益(FY2025・3月期)
営業利益率5.4%。製粉B2Bの安定収益が支える
国内約44%
国内製粉市場シェア
No.1。2位ニップン(約25%)に大差
海外1.5倍
海外製粉生産能力(vs 国内)
豪州・米国・タイ。グローバル製粉メジャーを目指す

セグメント別売上構成(FY2025・3月期)

製粉事業 52%

国内製粉No.1。業務用・家庭用小麦粉。海外(豪州・米国・タイ)も拡大中

食品事業 41%

マ・マーパスタ・天ぷら粉・プレミックス。家庭用ブランドが中心

ヘルスケア・バイオ等 7%

酵母素材・機能性食品素材。育成段階だが高利益率の成長領域

※ 製粉事業(約4,436億円)が柱。食品事業には日清フーズ(マ・マー・天ぷら粉・プレミックス)等を含む。日本基準。

給与・待遇

平均年収893万円(単体・平均年齢約43歳)
初任給(大卒)月給240,300円
初任給(修士了)月給254,900円
賞与年2回(業績連動)
採用コース事務系7コース・食品化学系4コース・工学系3コース(全14コース)
勤務地全国の製粉工場・食品工場・支社(転勤あり)

採用データ

新卒採用人数(2024年度)116名(男性61名・女性55名)
男女比男性53%・女性47%(ほぼ半々)
採用コース事務系・食品化学系・工学系の14コース別採用
連結従業員数約9,700名(2025年3月末)
平均勤続年数約15年

業績推移(直近3期・3月期)

FY2023FY2024FY2025
売上高約8,086億円約8,584億円8,515億円
営業利益約381億円約478億円464億円
営業利益率約4.7%約5.6%5.4%

※ 日本基準(3月期)。FY2025は前年比微減だが5%超の利益率は維持。小麦相場・為替の影響を受けやすい構造。

製粉業界4社比較

日清製粉Gニップン昭和産業日清食品HD(参考)
売上高8,515億円約2,200億円約2,200億円7,766億円
国内製粉シェア約44%約25%約10〜15%非製粉
平均年収893万円約650万円約620万円881万円
海外展開豪州・米国・タイ限定的限定的即席麺でグローバル
主力ブランドマ・マー・コロモオーマイカップヌードル

※ 日清食品HDは業種が異なる(即席麺)が知名度比較のため参考掲載。数字は直近公開データの概算。

ひよぺん対話

ひよこ

年収893万円って実際どういう層の平均なの?

ペンギン

有価証券報告書の「平均年間給与」は単体(日清製粉グループ本社)の従業員の数字。平均年齢は約43歳・勤続15年超のデータ。

入社時の目安は大卒初任給月24万300円、修士了月25万4,900円。入社3〜5年目で450〜550万円、30代中盤で700〜800万円、課長クラスで900万円〜というイメージ。ボーナスは年2回で業績連動。

B2B製粉という「地味な業種」にしては年収が高い。これは「シェアを独占する安定事業」が高い利益率を生み、それが給与に反映されているから。

ひよこ

売上8,515億円って食品メーカーの中でどのくらい?

ペンギン

食品メーカーの規模感で言うと、味の素(1.5兆円)・明治HD(1.1兆円)よりは小さく、日清食品(7,766億円)・キッコーマン(7,090億円)とほぼ同水準。国内食品メーカーとしては中〜大手の範囲。

ただし「食品メーカーのカテゴリーで比較するのは難しい」という側面がある。日清製粉の売上の半分以上は「製粉(B2B)」なので、消費者ブランドが主体の食品メーカーとは事業モデルが異なる。「B2Bで安定的に稼ぐ企業」として評価する方が実態に近い。

ひよこ

採用116名って多い?少ない?

ペンギン

食品メーカーとしては標準的な規模。味の素(150名)より少なく、山崎製パン(371名)よりはるかに少ない。日清製粉グループは連結で約9,700名だから、採用人数÷従業員数では約1.2%で一般的な水準。

倍率は開示されていないが、食品メーカーの中では知名度が高くないため、消費者向けブランド食品メーカー(カルビー・グリコ等)ほどの過熱はない。「食品メーカーとして受けやすい穴場」という側面もある。ただしコース別採用で職種への適性を見るため、なぜそのコースを選んだかの説明は必須

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