💼 仕事内容を知る
ベアリング・切削工具・ロボット・工作機械——「NACHI」ブランドで世界の製造現場を支える4つの事業領域で働くイメージを掴もう。
精密回転体の縁の下 切削工具 NACHIドリル・エンドミル
世界60カ国以上で使用 産業用ロボット 溶接・組立・搬送ロボット
食品・医療への展開中 工作機械・油圧 複合加工機・マシニングセンタ
油圧ポンプ・シリンダ
プロジェクト事例 — 若手はこう関わる
EV製造ライン向けロボットシステムの設計・導入
EV(電気自動車)の生産ラインはガソリン車と大きく異なる。バッテリーパックの組立・電極の超精密溶接・モジュール搬送など、EV特有の難しい工程に対応したロボットシステムを設計・導入する。顧客の生産計画に合わせて、ロボット選定→周辺装置設計→現場立ち上げ→試運転まで一括で担当。
EV駆動モーター向け超高速ベアリングの開発
EVのモーターは高速回転(毎分10,000〜20,000回転超)するため、従来のベアリングでは熱・摩耗の問題が生じる。特殊グリース・表面処理・鋼材成分の最適化で高速・高温・長寿命を実現する新規ベアリングを開発。材料工学・トライボロジー(摩擦工学)の専門知識が活きる。
アルミ部品加工向け高能率エンドミルの提案
EV・航空機でアルミ部品の使用が拡大中。アルミは切削しやすい反面、工具に溶着して品質が落ちる問題がある。NACHIの特殊コーティング工具と最適な切削条件のセットを提案し、顧客の生産性向上(加工時間30%短縮)と品質改善を数字で証明する提案営業。
タイ工場でのベアリング現地生産体制強化
タイの自動車・電子機器産業向けにベアリングを現地生産するNACHIタイランドの生産能力増強プロジェクト。日本の技術・品質基準を現地に移植しながら、現地スタッフのスキルアップを支援。コスト競争力の強化と東南アジア市場拡大を同時に実現。
事業領域マップ
ベアリング(機能部品)事業
自動車メーカー・工作機械メーカー・航空機メーカー深溝玉軸受・円錐ころ軸受・スラスト軸受など多様なベアリングを製造。自動車のエンジン・トランスミッション・ホイールから工作機械の主軸まで幅広く使用。EV対応として高速・高温・長寿命ベアリングの開発を加速中。NSKや日本精工と競合。
切削工具事業
自動車部品メーカー・機械加工会社・金型メーカードリル・エンドミル・タップ・ブローチなどの切削工具を「NACHIブランド」で世界展開。工業高校・工場での定番工具として知名度が高い。独自のコーティング技術(TiAlN等)で難削材(チタン・アルミ・CFRP)への対応を強化。オーエスジー・ミツビシマテリアルと競合。
産業用ロボット事業
自動車メーカー・電子機器メーカー・食品・医療機器メーカー溶接ロボット・組立ロボット・搬送ロボットを製造。自動車の溶接ラインに強く、川崎重工・ファナックとともに国内上位シェアを持つ。近年は食品・医療・物流向けの協働ロボット(人と同じ空間で作業)への展開が最重要成長領域。
工作機械・油圧機器事業
自動車部品メーカー・金型メーカー・航空機部品メーカー複合加工機・マシニングセンタ(金属部品を自動で削り出す機械)と、油圧ポンプ・シリンダ・バルブ(建設機械・工場設備の動力源)を製造。ベアリング・切削工具との組み合わせ提案が差別化の武器。コマツ・川崎重工の油圧機器部門と競合。
ひよぺん対話
切削工具の営業って何するの?「ドリルを買ってください」って言い歩くの?
「ドリルを買ってください」だけじゃない、技術的な価値を提案する仕事だよ。具体的には——
①顧客の加工現場を分析: 「今何を使って、どんな問題があるか」を調査。工具の折れ・摩耗・品質不良を現場で確認
②加工テストの実施: NACHIの新型工具を持ち込んで実際に削る。「このコーティングなら摩耗が半分になる」を数値で示す
③切削条件の最適化提案: 工具だけでなく、「この回転数・送り速度なら効率が30%上がる」という使い方の提案も。
「工具を売る」のではなく「加工の問題を解決する」のが不二越の技術営業スタイル。文系でも入れるが、金属加工の基礎知識は入社後の研修で習得できるよ。
産業用ロボットって、ファナックや安川電機が有名だよね。不二越は勝てるの?
正直に言うと総合スペックではファナック・安川に及ばない部分もある。でも不二越の独自の強みは——
・「ロボット+工作機械+切削工具のセット提案」: ファナックはロボット専業だが、不二越は加工設備ごと一括提案できる
・自動車の特殊用途(スポット溶接・ブローチ加工自動化): 特定工程では高いシェアを持つ
・中堅規模での使いやすさ: 大企業に次いで、中小の自動車部品メーカーでの実績が豊富
面接では「ファナックはロボット専業の総合力、不二越は材料・工具・機械・ロボットの一体提案力が唯一無二」と語ると評価されるよ。