📊 数字で見る不二越(NACHI)
11月決算・富山本社・年収665万円——地方メーカーの数字をどう読むか。面接で使えるデータを整理する。
知っておきたい数字
※ 日本基準。不二越有価証券報告書・IRサイト(2024年11月期)ベース。平均年収は年収マスター等の調査値。
事業別売上構成(FY2024・11月期・推定)
自動車・工作機械・航空機向けボールベアリング等
複合加工機・マシニングセンタ・油圧ポンプ等
産業用ロボット・協働ロボット。成長注力領域
ドリル・エンドミル・タップ等のNACHIブランド工具
ベアリング鋼・工具鋼・熱処理受託サービス
※ IRサイト・決算資料の開示セグメントに基づく概算値。
給与・待遇
| 平均年収 | 665万円(各種調査・口コミ集計ベース) |
| 初任給(大卒) | 月243,200円(公式採用ページ) |
| 初任給(修士卒) | 月266,200円(公式採用ページ) |
| 初任給(高専卒) | 月218,500円(公式採用ページ) |
| 賞与 | 年2回(業績連動型) |
| 社宅・寮 | 富山・金沢・埼玉等の拠点に整備。月1〜2万円程度 |
| 年間休日数 | 122日(製造業平均より多め) |
※ 初任給は公式採用サイト(リクナビ2026)の情報。平均年収は口コミサイト集計値。
採用データ
| 採用人数(推定) | 50〜70名(技術系中心、文系・理系両方) |
| 採用対象 | 大学・大学院(高専も採用)。文系・理系ともに採用 |
| 技術系採用職種 | 機械・電気・材料・情報・化学系 |
| 事務系採用 | 技術営業・国内営業・管理系(文理不問) |
| 採用倍率(推定) | 精密機械業界の中では比較的低め。業界研究が差別化のカギ |
業績推移(直近3期・11月期・日本基準)
| FY2022 | FY2023 | FY2024 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約2,300億円 | 約2,399億円 | 約2,400億円 |
| 連結経常利益 | 推定80〜100億円 | 約42億円(前期比半減) | 約84億円(前期比97.6%増) |
| 特記 | 回復期 | 工作機械軟調で大幅減益 | 大幅回復。FY2025は104億円見通し |
※ 11月決算。日本基準・連結。FY2022は推定値。FY2023〜FY2024はIRサイト・各種情報ベース。
精密機械・ベアリング業界比較
| 不二越 | ファナック | 安川電機 | NSK | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 約2,400億円 | 約8,000億円 | 約5,400億円 | 約1兆円 |
| 主力事業 | ベアリング・工具・ロボット複合 | CNC・ロボット専業 | インバータ・ロボット | ベアリング専業 |
| 平均年収 | 665万円 | 約1,200万円 | 約700〜800万円 | 約680〜700万円 |
| 強み | 垂直統合・一体提案 | 世界No.1技術・高利益率 | 省エネインバータ・ロボット | ベアリングで世界3〜4位 |
| 本社 | 富山市 | 山梨県忍野村 | 北九州市 | 東京都品川区 |
※ 各社最新決算(2024〜2025年)ベース。年収は有価証券報告書・口コミサイト情報。
ひよぺん対話
初任給243,200円って高い?低い?
全国の製造業の大卒初任給の平均(約22〜24万円)と比べるとほぼ標準的。精密機械・ベアリング業界の中では標準〜やや低め(ファナックは30万円超とも言われる)。
でも富山勤務の場合——
・社宅が月1〜2万円(民間でも1LDK 5万円以下)
・食費・交通費が東京の半分以下
実質的な生活水準は東京で同額をもらうよりかなり余裕がある。「東京基準で比較するより、富山での生活コストを考えると意外と豊か」という口コミが多い。修士卒は266,200円で、大卒との差(約23,000円/月)も設定されてる。
11月決算って珍しくない?なんで3月じゃないの?
確かに11月末決算は珍しい(多くの日本企業は3月末)。不二越が11月決算を採用している理由は公式には明言されていないが、業界慣行・創業時からの歴史的経緯による。
就活では——
・FY2024の決算は2024年11月期(2023年12月〜2024年11月)
・売上高は約2,400億円
・直近の経常利益は2024年11月期に大幅改善(前期比97.6%増)し、2025年11月期も24.3%増の見通し
業績は回復トレンドにあるので「底打ちして上昇中」という状況を面接で語れると好印象だよ。
採用倍率ってどのくらい?精密機械って就活生に人気ある?
率直に言うと食品・自動車完成車・大手電機と比べると人気は高くない。ベアリング・工具・ロボットの組み合わせは就活生には地味に見られがち。
だからこそ——
・採用倍率は相対的に低め。「ファナック・安川は激戦だが、不二越はしっかり研究すれば差がつく」
・採用人数は年間技術系中心で50〜70名程度(推定)
・「垂直統合・NACHI60カ国・協働ロボットへの転換を語れる学生はほぼいない」という採用担当者のコメントも
「ファナック・安川のような有名企業には及ばないが、しっかり研究した学生には十分チャンスがある」という環境だよ。