📊 数字で見る不二越(NACHI)

11月決算・富山本社・年収665万円——地方メーカーの数字をどう読むか。面接で使えるデータを整理する。

知っておきたい数字

約2,400億円
売上高(FY2024・11月期)
前年比微増。工作機械は軟調、ロボット・工具は堅調
665万円
平均年収
富山勤務での実質生活水準は東京670万円相当以上
大幅増益
FY2024経常利益(前期比97.6%増)
底打ちして上昇トレンド。FY2025も24.3%増の見通し
約6,900人
連結従業員数
単体は約3,100人。海外比率が増加中

※ 日本基準。不二越有価証券報告書・IRサイト(2024年11月期)ベース。平均年収は年収マスター等の調査値。

事業別売上構成(FY2024・11月期・推定)

ベアリング(機能部品) 約30%

自動車・工作機械・航空機向けボールベアリング等

工作機械・油圧機器 約28%

複合加工機・マシニングセンタ・油圧ポンプ等

ロボット 約20%

産業用ロボット・協働ロボット。成長注力領域

切削工具 約12%

ドリル・エンドミル・タップ等のNACHIブランド工具

特殊鋼・熱処理 約10%

ベアリング鋼・工具鋼・熱処理受託サービス

※ IRサイト・決算資料の開示セグメントに基づく概算値。

給与・待遇

平均年収665万円(各種調査・口コミ集計ベース)
初任給(大卒)月243,200円(公式採用ページ)
初任給(修士卒)月266,200円(公式採用ページ)
初任給(高専卒)月218,500円(公式採用ページ)
賞与年2回(業績連動型)
社宅・寮富山・金沢・埼玉等の拠点に整備。月1〜2万円程度
年間休日数122日(製造業平均より多め)

※ 初任給は公式採用サイト(リクナビ2026)の情報。平均年収は口コミサイト集計値。

採用データ

採用人数(推定)50〜70名(技術系中心、文系・理系両方)
採用対象大学・大学院(高専も採用)。文系・理系ともに採用
技術系採用職種機械・電気・材料・情報・化学系
事務系採用技術営業・国内営業・管理系(文理不問)
採用倍率(推定)精密機械業界の中では比較的低め。業界研究が差別化のカギ

業績推移(直近3期・11月期・日本基準)

FY2022FY2023FY2024
売上高約2,300億円約2,399億円約2,400億円
連結経常利益推定80〜100億円約42億円(前期比半減)約84億円(前期比97.6%増)
特記回復期工作機械軟調で大幅減益大幅回復。FY2025は104億円見通し

※ 11月決算。日本基準・連結。FY2022は推定値。FY2023〜FY2024はIRサイト・各種情報ベース。

精密機械・ベアリング業界比較

不二越ファナック安川電機NSK
売上高約2,400億円約8,000億円約5,400億円約1兆円
主力事業ベアリング・工具・ロボット複合CNC・ロボット専業インバータ・ロボットベアリング専業
平均年収665万円約1,200万円約700〜800万円約680〜700万円
強み垂直統合・一体提案世界No.1技術・高利益率省エネインバータ・ロボットベアリングで世界3〜4位
本社富山市山梨県忍野村北九州市東京都品川区

※ 各社最新決算(2024〜2025年)ベース。年収は有価証券報告書・口コミサイト情報。

ひよぺん対話

ひよこ

初任給243,200円って高い?低い?

ペンギン

全国の製造業の大卒初任給の平均(約22〜24万円)と比べるとほぼ標準的。精密機械・ベアリング業界の中では標準〜やや低め(ファナックは30万円超とも言われる)。

でも富山勤務の場合——
社宅が月1〜2万円(民間でも1LDK 5万円以下)
食費・交通費が東京の半分以下

実質的な生活水準は東京で同額をもらうよりかなり余裕がある。「東京基準で比較するより、富山での生活コストを考えると意外と豊か」という口コミが多い。修士卒は266,200円で、大卒との差(約23,000円/月)も設定されてる。

ひよこ

11月決算って珍しくない?なんで3月じゃないの?

ペンギン

確かに11月末決算は珍しい(多くの日本企業は3月末)。不二越が11月決算を採用している理由は公式には明言されていないが、業界慣行・創業時からの歴史的経緯による。

就活では——
FY2024の決算は2024年11月期(2023年12月〜2024年11月)
・売上高は約2,400億円
・直近の経常利益は2024年11月期に大幅改善(前期比97.6%増)し、2025年11月期も24.3%増の見通し

業績は回復トレンドにあるので「底打ちして上昇中」という状況を面接で語れると好印象だよ。

ひよこ

採用倍率ってどのくらい?精密機械って就活生に人気ある?

ペンギン

率直に言うと食品・自動車完成車・大手電機と比べると人気は高くない。ベアリング・工具・ロボットの組み合わせは就活生には地味に見られがち。

だからこそ——
採用倍率は相対的に低め。「ファナック・安川は激戦だが、不二越はしっかり研究すれば差がつく」
・採用人数は年間技術系中心で50〜70名程度(推定)
・「垂直統合・NACHI60カ国・協働ロボットへの転換を語れる学生はほぼいない」という採用担当者のコメントも

「ファナック・安川のような有名企業には及ばないが、しっかり研究した学生には十分チャンスがある」という環境だよ。

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