3分でわかるマイナビ
就活生が必ず使うサービスを作っている——
「新卒就活No.1」メディアの裏側
非上場で長期視点の経営。掲載企業数は業界最大規模。就活・転職・HRTechで事業を拡大
主要サービスの全体像
マイナビは「株式会社マイナビ」が中核で、新卒就活メディアを主力に転職・農業・介護・ウエディング等の特化型メディアに展開。非上場のためグループ全体の財務は非公開。
3つのキーワードで理解する
「就活といえばマイナビ」——新卒市場の2強の一角
新卒就職情報サービスの市場は事実上「マイナビ vs リクナビ(リクルート)」の2強。掲載企業数ではマイナビが優位ともいわれ、就活生の多くが必ず使うインフラになっている。毎年数十万人の就活生と数万社の採用担当者を結ぶプラットフォームの運営者、それがマイナビ。
「非上場」が意味するもの——株主よりも長期的な価値を重視
マイナビは非上場企業。上場していないということは、四半期ごとの株主への業績報告義務がなく、長期視点の経営ができる反面、外部への情報開示が少なく財務の透明性は上場企業より低い。就活生的には「株価を気にせず攻めた投資をできる経営」という側面と「待遇・給与が外部から見えにくい」という両面がある。
メディアビジネスから人材サービス全体へ
創業時は「求人広告メディア(掲載料収益)」が主体だったが、現在は人材紹介(フィービジネス)・派遣・HRTechへと事業を拡大中。「掲載料を売るメディア企業」から「転職支援・採用全体をサポートするHR企業」への転換が進んでいる。リクルートの後を追いかける形で、フィービジネス比率を高める戦略を採っている。
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ひよぺん対話
マイナビって就活で使ってるけど、「就活サービスを作ってる会社に就職する」ってどういう感覚?
面白い視点だね。就活でマイナビを使ってる側から、「その仕組みを作る側」に回るということ。入社すれば「どうしたら就活生にとって使いやすいサービスになるか」「どうしたら採用企業に価値を感じてもらえるか」を考える仕事をすることになる。「自分が使ったから良さも課題も分かる」という経験を志望動機に使えるのは、マイナビだけの強みだよ。
リクナビとマイナビはどっちが大きいの?
売上で比べるとリクルートHDが圧倒的に大きい(3.6兆円 vs マイナビ約2,000億円)。ただし新卒就活メディアの掲載企業数ではマイナビが優位という見方もある。リクルートはIndeed・SUUMO・ホットペッパー等のビジネスがあるから、「新卒就活専門」で戦ってるのはマイナビの強み。「新卒採用のことならマイナビに」というブランドは本物だよ。
非上場っていいの?悪いの?社員として。
一長一短。メリット: 株価・四半期業績にとらわれない長期投資ができる。「3年後・5年後に価値が出る」施策を打ちやすい。デメリット: ストックオプション(株式報酬)がない。社員にとって「株で一攫千金」はない。財務データが公開されにくいので外から評価しにくい。就活生的には「安定した大企業に入りたいが上場へのこだわりはない」人にはむしろ非上場が安心なこともある。
マイナビって「就活生のデータを売っている」イメージがあって怖い…
それはリクナビの話と混同されやすいんだけど、2019年のリクナビDMPフォロー事件(内定辞退率予測データ販売)はリクルート側の問題。マイナビは同種の問題を起こしていない。ただしマイナビも就活生のデータ(行動・閲覧等)を広告・プロモーションに活用しているのは事実。「プラットフォームを使う以上、データは使われる」という理解が必要。完全に無縁ではないということは認識しておこう。