森ビルの仕事内容

「都市を創り、都市を育む」——約1,600人で東京のランドマークを生み出す、デベロッパーの仕事のリアル。

🏗️ 都市開発 再開発の企画
地権者交渉・設計管理
🏢 賃貸事業 オフィス・住宅
テナントリーシング
🎭 施設営業 ホテル・文化施設
商業施設運営
🌏 海外事業 上海・ジャカルタ
海外都市開発

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

都市開発 構想〜完成 15〜30年 / プロジェクトチーム10〜30名

麻布台ヒルズ開発プロジェクト

約300人の地権者との30年に及ぶ交渉を経て、2023年に開業。日本一の超高層ビル(325m)を含む約8.1ヘクタールの再開発。緑化面積2.4ヘクタール(六本木ヒルズの約2.4倍)のVertical Garden Cityの集大成。

👤 若手の関わり方 若手は地権者対応のサポートや行政との許認可手続きを担当。「一軒一軒訪問して信頼関係を築く」地道な仕事から始まる
賃貸 常時 / チーム5〜15名

六本木ヒルズ森タワー テナントリーシング

Google、Goldman Sachs、バークレイズなどグローバル企業のオフィス誘致。テナント企業のニーズ(面積、セキュリティ、IT環境)をヒアリングし、最適なフロアプランを提案。入居率99%以上を維持。

👤 若手の関わり方 入社3年目からテナント企業の窓口担当に。契約更新の交渉や増床ニーズの把握がメイン
施設営業 通年 / チーム5〜20名

森美術館・チームラボボーダレス運営

六本木ヒルズの森美術館(年間来場者100万人超)とチームラボボーダレス(麻布台ヒルズ)の企画・運営。展覧会の誘致、チケット販売戦略、インバウンド対応など、「文化で都市の磁力を高める」ミッション。

👤 若手の関わり方 若手は展覧会の運営サポートやイベント企画を担当。海外美術館との交渉で英語力も活かせる

事業領域マップ

🏗️

都市開発事業

大規模再開発プロジェクト

用地取得・地権者交渉: 再開発エリアの地権者一人ひとりと交渉し、合意を形成。100人〜300人規模
都市計画・設計管理: 建築家・ゼネコンと連携し、都市のグランドデザインを描く
行政折衝: 都市計画法に基づく許認可取得。東京都・港区との調整
プロジェクトマネジメント: 数千億円規模の再開発を10〜30年スパンで管理する長期プロジェクト

売上構成
開発投資(売上に直結しない長期投資)
🏢

賃貸事業

オフィス・住宅の賃貸運営

オフィスリーシング: グローバル企業を中心にプレミアムオフィスのテナント誘致
住宅賃貸: 外国人エグゼクティブ向けの高級賃貸マンション運営
テナントリレーション: 入居企業のニーズ把握・増床対応・更新交渉
ビルマネジメント: 建物の維持管理・設備更新・セキュリティ管理

売上構成
約61%(2,365億円) 収益の柱
🎭

施設営業事業

ホテル・文化施設・商業施設

ホテル運営: アンダーズ東京、ジャヌ東京など高級ホテルの企画・運営
文化施設: 森美術館、チームラボボーダレス、森アーツセンターギャラリー
商業施設: ヒルズ各施設の商業テナント誘致・運営管理
イベント: 六本木アートナイト等の大型イベント企画

売上構成
約13%(511億円)
🌏

海外事業

海外都市開発

上海環球金融中心: 高さ492m、上海のランドマーク。オフィス・ホテル・展望台の複合施設
ジャカルタ: インドネシアでの都市開発プロジェクト
海外リサーチ: 「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」を毎年発表

売上構成
約7%(268億円)

ひよぺん対話

ひよこ

入社してすぐ六本木ヒルズみたいなプロジェクトに関われるの?

ペンギン

六本木ヒルズ級の新規プロジェクトは10〜20年に1回だから、新卒で「ゼロから都市を作る」チャンスはタイミング次第。ただし——

既存プロジェクトの進行中の仕事: 麻布台ヒルズのテナント誘致・運営改善、虎ノ門ヒルズエリアの追加開発など、今動いているプロジェクトには関われる
小規模再開発: ヒルズ以外にも中規模の再開発プロジェクトは常に複数動いている
賃貸・施設運営: テナントリーシングやホテル運営は日常業務として常に発生

森ビルは1,600人の組織だから、3年目くらいで「自分がこのプロジェクトを回している」感覚が持てるのは大きな魅力だよ。

ひよこ

地権者交渉って具体的に何をするの?

ペンギン

これが森ビルの仕事で最も泥臭い、でも最も重要な仕事

再開発エリアには個人の住宅、商店、お寺、企業の事務所など何百人もの地権者がいる。全員が再開発に賛成するわけじゃない。

・「先祖代々の土地を手放したくない」
・「立ち退き料はいくら出るんだ?」
・「新しいビルに入居したいが条件は?」

こういう一人ひとりの事情を聞いて、信頼関係を築きながら合意を形成する。麻布台ヒルズでは約300人の地権者と30年かけた。

若手は先輩と一緒に地権者を訪問することから始める。「不動産業界のベストセラー」はExcelでもCADでもなく、「人の話を聞く力」なんだ。

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