マッキンゼーの仕事内容

世界のCEOが最も信頼する相談相手——3〜5人のチームで、企業の命運を左右する意思決定を導く。

🧠 経営戦略 CEO直下の成長戦略
M&A・事業再編
⚙️ オペレーション コスト改革・SCM
業務プロセス変革
🤖 デジタル・AI McKinsey Digital
QuantumBlack
👥 組織・人材 リーダーシップ開発
組織設計・カルチャー

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

戦略 期間2〜3ヶ月 / チーム3〜5名

グローバル企業のグループ再編戦略

売上3兆円超のグローバル企業の事業ポートフォリオを全面再構築。5つの事業の「持つべきか、売るべきか、強化すべきか」を分析。取締役会で2事業の売却と1事業への集中投資を提言し、企業価値を最大化する戦略を策定。

👤 若手の関わり方 新卒(ビジネスアナリスト)は各事業の市場規模推定(TAM分析)を担当。限られたデータから「この市場は今後5年でどう動くか」を推計する。フェルミ推定の実戦版
オペレーション 期間3〜6ヶ月 / チーム4〜8名

大手製造業のサプライチェーン最適化

自動車部品メーカーのグローバルサプライチェーンを再設計。調達先の最適化、在庫水準の見直し、物流拠点の統廃合を提言。年間200億円のコスト削減と、リードタイム30%短縮を実現するロードマップを策定。

👤 若手の関わり方 入社1〜2年目はコストデータの分析・可視化を担当。数千の部品の調達データをExcelで整理し、「どこにコスト削減の余地があるか」を特定。地味だが数十億円規模のインパクトを生む仕事
デジタル・AI 期間2〜4ヶ月 / チーム4〜6名

金融機関の生成AI活用戦略

メガバンクの生成AI導入戦略を策定。業務プロセスごとのAI適用可能性を評価し、優先度の高い20のユースケースを特定。ROI試算、リスク評価、実行ロードマップを含む全社AI戦略を提言。

👤 若手の関わり方 入社2〜3年目でユースケースの特定・ROI試算に参画。各部門の業務をヒアリングし、「どの業務にAIを入れると最も効果があるか」を分析。技術と経営の両方が分かる人材として重宝される
組織 期間3〜6ヶ月 / チーム3〜5名

CEO後継者選定・組織設計

大手企業のCEO交代に伴う後継者候補の評価・選定プロセスを支援。候補者の能力評価、リーダーシップアセスメント、新CEOに合わせた組織設計・経営チーム編成を提言。取締役会のガバナンス強化も含む。

👤 若手の関わり方 入社3年目以降で候補者インタビューの同席・分析を担当。経営幹部の言動を観察し、「この人がCEOに適任か」を客観的データで評価する。企業の最も機密性の高いプロジェクト

事業領域マップ

🧠

経営戦略

CEO・取締役会

成長戦略: 中長期ビジョン、新規市場参入、事業ポートフォリオ再編
M&A: 買収戦略、ビジネスDD、PMI計画
コーポレートファイナンス: 資本政策、株主価値最大化
マッキンゼーの代名詞: 世界のCEOが最も頼りにする「経営の相談相手」としてのポジション

人員構成
約35%(本丸) 本丸
⚙️

オペレーション改革

COO・CFO・事業部門長

コスト構造改革: 全社コストの可視化・最適化
サプライチェーン: 調達・物流・在庫の最適化
業務プロセス改革: リーン生産方式、シックスシグマの導入
製造業改革: 工場のデジタル化、Industry 4.0の導入支援

人員構成
約25%
🤖

デジタル・AI(McKinsey Digital / QuantumBlack)

CDO・CTO・経営企画

McKinsey Digital: DX戦略策定、デジタルプロダクト開発、アジャイル変革
QuantumBlack: AI・データサイエンス特化。機械学習モデル構築、データ基盤設計
生成AI: 全社AI戦略、ユースケース特定、実行ロードマップ
AI売上比率: グローバル売上の約40%がAI・テクノロジー関連

人員構成
約25%(急成長中) AI売上40%
👥

組織・人材(McKinsey Organization Practice)

CEO・CHRO・経営企画

組織設計: 事業再編に伴う組織構造の設計
リーダーシップ: CEO後継者選定、経営チーム編成、リーダー育成プログラム
カルチャー変革: 企業文化の変革、チェンジマネジメント
人材戦略: タレントマネジメント、ダイバーシティ推進

人員構成
約15%

ひよぺん対話

ひよこ

マッキンゼーの仕事って、BCGやベインと何が違うの?同じ戦略コンサルでしょ?

ペンギン

仕事の「種類」は似ているけど、スタイルと文化が全然違う

マッキンゼー: 「One Firm」文化。世界中のオフィスが1つの会社として動く。東京のプロジェクトにNYやロンドンのパートナーが参加することも日常。グローバル案件の比率が最も高い
BCG: マッキンゼーよりカジュアルで柔軟。デジタルBCG・GAMMAなどの専門チームを持ち、戦略×テクノロジーの融合が進んでいる
ベイン: 結果にコミット。戦略提言だけでなく実行まで伴走。PEファンド向けが売上の40%

マッキンゼーの最大の特徴は「グローバルの一体感」。入社すると世界130オフィスの知見にアクセスでき、海外プロジェクトにもアサインされる。「世界で働きたい」ならマッキンゼーが圧倒的に有利。

ひよこ

新卒って実際何をやるの?社長にアドバイスとかできるわけないよね?

ペンギン

新卒は「ビジネスアナリスト(BA)」として入社。最初の仕事は——

市場分析: 「この市場は今後5年でどう動くか」をデータで推計
インタビュー同席: クライアントの部長・役員へのインタビューに同席し、議事録を作成
財務モデリング: Excelで事業計画や投資リターンを試算
資料作成: 分析結果をスライドにまとめる(ここで「パワポ職人」になる)

社長に直接アドバイスはしないけど、社長が読むスライドの中身を作っているのはBA。少人数チームだから「自分の分析が経営の意思決定を動かした」という実感が入社1年目から得られる。これはBIG4の100人チームでは絶対に体験できないよ。

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