💼 仕事内容を知る——丸井グループ
丸井グループの仕事は「服を売る」ではない。施設でファンを集め、エポスカードを作ってもらい、デジタルでつながり続ける——小売とフィンテックが融合したユニークな現場が広がっている。
プロジェクト事例で知る「リアルな仕事」
アニメ×マルイ——ファン向けポップアップイベントの企画・誘致
池袋マルイでのアニメ作品コラボイベントを担当。制作会社・グッズメーカー・ファンコミュニティとの折衝から会場レイアウト・集客計画まで一貫して推進。イベント期間中の来客数は通常の150%超となり、エポスカード新規発行も増加。「コト消費」の場づくりの好事例として社内展開。
エポスカード新規会員獲得——「好き」コラボカードの企画・展開
スポーツチーム・アーティストとのコラボカードを企画。ライセンス交渉・カードデザイン制作・WEBキャンペーンを推進し、特定のファン層に刺さる会員獲得施策を実行。コラボカード会員のカード利用率・継続率が通常会員より高いことが確認され、「ファン経済圏」戦略の有効性を実証。
エポスアプリのUX改善——会員のデジタル接触頻度を向上させる
エポスカード会員アプリのUI/UX改善プロジェクト。利用ログ分析→課題特定→プロトタイプ制作→A/Bテスト→本番リリースのサイクルで推進。ポイント確認・明細閲覧のUIを刷新し、月次アクティブ率が+15%改善。デジタル接点の強化がカード利用増につながるという仮説を検証。
3つの領域
施設・MD運営(リテール)
テナント企業・来館者マルイ・MODIなど全国27施設のテナント誘致・売場構成・イベント企画を担当。かつての「自社でモノを売る」モデルから「テナント賃料収入+エポスカード会員獲得」モデルに転換済み。アニメ・ゲーム・スポーツ・エンタメコンテンツを積極的に誘致し、ファンが集まる体験型施設として差別化。MDの仕事は業界トレンドを読みながら「この場所で何を提供すべきか」を企画すること。
フィンテック事業(エポスカード)
780万人のカード会員エポスカードの会員サービス企画・クレジット審査・リスク管理・マーケティングを担う。グループ利益の約80%を稼ぐコア事業。カード会員の獲得コストが低い(マルイ店頭での申込み)ことが競争優位で、780万会員の利用データをもとに新サービス(後払い・資産形成)への拡張も進む。金融業務の知識(与信管理・コンプライアンス)が必要になる職種もある。
デジタル・DX推進
カード会員・来館者エポスアプリ・EC・データマーケティングを担う部門。会員の行動データ(購買・来店・カード利用)を統合し、パーソナライズされたオファーを届けるCRM施策を推進。「施設に来た人がアプリをダウンロードし、カードを使い、また施設に来る」というデジタルとリアルを連携させたエコシステムの構築が目標。データエンジニア・プロダクトマネージャーの採用も増加中。
ひよぺん対話
入社したら最初はどこに配属されるの?やっぱり店舗?
丸井グループは持株会社なので、子会社(丸井・エポスカード・システム子会社等)に配属される形になる。多くの新卒は施設運営(テナント管理・MD)かフィンテック部門(カード会員向けサービス)に配属される。ファーストリテイリングのように「全員店舗スタート」というルールはないけど、施設系に配属されたら当然実際の施設でテナント対応やイベント企画をやることになる。希望は出せるけど、配属先は会社が決める。
フィンテック部門に行きたいんだけど、文系でも大丈夫?
文系でも全然大丈夫。エポスカードのマーケティング・会員サービス企画・コラボ企画は文系が活躍しているポジション。ただしクレジット審査・リスク管理・データ分析系のポジションは、数字への抵抗がないことは前提条件になる。金融業務なのでコンプライアンス意識も重要。最近はデジタルマーケティング・アプリ開発周辺はエンジニア採用が増えていて、文系でもプロダクトマネジメント的なポジションで入るケースがある。
「場づくり」って具体的に何するの?テナント誘致って地味そう...
テナント誘致は一見地味に見えるけど、「この施設で何を体験させるか」を決める仕事だから、やり甲斐は大きい。例えば池袋マルイがアニメ系に強い施設として認知されたのは、MDが「アニメファンが来たくなる場所にする」という戦略を立てて、制作会社・グッズメーカーと交渉しながら実現させた結果。「どんなテナントを誘致するか=その施設のブランド価値を決める」から、センスと業界知識が問われる仕事だよ。自分が好きなカルチャーや趣味を仕事に活かしやすい環境でもある。