3分でわかる日本ロレアル
ランコム・メイベリン・ケラスターゼ——世界No.1化粧品企業が日本市場で展開する全方位戦略
36ブランド・4事業本部。ラグジュアリーからマスまで全価格帯をカバー
4つの事業本部
リュクス(高級品)・コンシューマー(マス)・プロフェッショナル(サロン)・ダーマトロジカル(皮膚科学)の4事業本部で全価格帯をカバー。特にダーマトロジカルが世界的に急成長中。
3つのキーワードで理解する
世界No.1化粧品企業の日本拠点
ロレアルグループは売上高7.3兆円、世界150カ国以上で展開する化粧品業界の世界王者。36ブランドを4つの事業本部で運営。日本ロレアルはその日本法人として約2,500名体制で日本市場を担当。資生堂・花王と日本市場で直接競合する。
BeautyTech: 美容×テクノロジーの融合
ロレアルは化粧品企業でありながら「テック企業」を標榜。AIによる肌診断、AR(拡張現実)でのバーチャルメイク試着、パーソナライズされたスキンケアレコメンドなど、テクノロジーで美容体験を革新。デジタル人材も積極採用中。
ラグジュアリーからマスまでの「全方位戦略」
ランコム(高級品)からメイベリン(ドラッグストア)まで、あらゆる価格帯をカバーするブランドポートフォリオ。資生堂が高級品寄り、花王がマス寄りなのに対し、ロレアルは全価格帯で戦える唯一の化粧品グループ。
身近な接点
メイベリン
ドラッグストアのコスメ売場の定番。「マスカラといえばメイベリン」の人も多い
ランコム
百貨店の化粧品フロアで見かける高級ブランド。「ジェニフィック」は定番美容液
ケラスターゼ
美容室で使われる高級ヘアケア。美容師さんに勧められた経験がある人も多い
ラ ロッシュ ポゼ
敏感肌用日焼け止めの定番。皮膚科で勧められることも多いブランド
ひよぺん対話
ロレアルって資生堂と何が違うの?
一番の違いは「世界の中での日本」の位置づけ。資生堂は日本発のグローバル企業。ロレアルはフランス発で日本は「市場の一つ」。つまりロレアルで働くと、グローバル本社が決めた戦略を日本市場に合わせて実行する仕事が中心。一方、資生堂なら日本発の戦略を海外に展開する仕事もある。「日本から世界へ」なら資生堂、「世界の戦略を日本で実行」ならロレアル。
美容部員にならないといけないの?
ロレアルの新卒採用は大きく2種類:
①オフィススタッフ(マーケティング・営業・ファイナンス等)
②ビューティアドバイザー(百貨店等の店頭での接客)
就活生が目指すのは主に①。マーケティング・ブランドマネジメントが一番人気。ただし美容部員からマーケティングへのキャリアチェンジも可能。化粧品が好きなら②からスタートして現場を知るのも悪くない選択。
年収はどのくらい?
オフィススタッフの平均年収は推定700〜800万円(30代前半で)。美容部員は400〜500万円で差がある。外資らしく成果主義で、マーケティング職なら30代で1,000万円超も可能。ただし日系化粧品メーカー(資生堂・コーセー)と比べると福利厚生は薄い。住宅手当や退職金は日系の方が手厚い。
化粧品に興味ないと厳しい?
ぶっちゃけ、化粧品・美容への興味がゼロだと辛い。ロレアルの社員は「美容が好き」な人が多いし、面接でも「なぜ化粧品か」を深掘りされる。ただし理系出身でBeautyTech(AI・データサイエンス)に興味があるなら、美容好きでなくてもフィットする道はある。