数字で見るLayerX
未上場スタートアップのため開示情報は限定的だが、成長速度・導入実績・給与水準を把握することで、就職先としての実力が見えてくる。
知っておきたい数字
事業セグメント構成
経費精算・請求書・法人カード・勤怠・稟議の月額サブスクリプション収益
法人プリペイドカードの手数料収益・資金調達サービス
※ 未上場企業のため公式のセグメント別売上は非公開。比率は事業内容から推計。SaaS収益がコアで、フィンテック領域は成長中。
給与・待遇
| 平均年収 | 約840〜850万円(各種口コミ情報より推計) |
| 給与制度 | 能力・スキルに応じた個別設定。半期ごとの評価見直し |
| 新卒初任給目安 | エンジニア: 約500〜650万円(スキル・インターン実績による個別設定) |
| ストックオプション | 入社時に付与の可能性あり(IPO時に株式報酬として現金化できる権利) |
| 残業時間 | 比較的少なめ(口コミでは「家庭第一」文化が根付いているとの声) |
| 働き方 | 基本は東京オフィス勤務。一定のリモートワーク可 |
| オフィス | 東京(中央区) |
採用データ
| 従業員数目標 | 500人体制へ拡大中(2025年計画) |
| 新卒採用 | 新卒採用を拡大中(2024年4月入社で約20名) |
| 職種構成 | エンジニア(プロダクト・ML・インフラ)が中心。セールス・CSも採用拡大中 |
| 採用の特徴 | スキルとカルチャーフィットを重視。インターン経由での内定も多い |
| 選考フロー | 書類→技術課題(エンジニア)→面接2〜3回 |
業績推移(公開情報ベース)
| 第5期 | 第6期 | 第7期(FY2025) | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 高成長 | さらに拡大 | 約560億円 |
| 最終損益 | 赤字 | 赤字 | ▲約37億円(赤字) |
| 導入社数 | 成長中 | 成長中 | 15,000社超 |
| 継続率 | — | — | 99%超 |
※ 未上場企業のため詳細な業績開示は非公開。第7期のデータは官報ベース。赤字は市場獲得のための意図的な先行投資。
バックオフィスSaaS企業比較
| LayerX | freee | マネーフォワード | |
|---|---|---|---|
| 売上規模 | 約560億円(未上場・推計) | 約400億円 | 約900億円 |
| 上場状況 | 未上場 | 東証グロース上場 | 東証プライム上場 |
| 主なターゲット | 中堅〜大企業 | 中小・個人事業主 | 中小〜大企業 |
| 平均年収(推計) | 約840万円 | 非公開 | 約700〜800万円 |
| AI戦略 | AIエージェント全統合 | AI機能追加中 | AI機能追加中 |
※ 各種公開情報・推計値ベース。LayerXの数字は未上場のため推計を含む。
ひよぺん対話
売上560億円って大きいの?小さいの?
freee(2024年売上約400億円)やマネーフォワード(約900億円)と比べるとLayerXはまだ成長フェーズ。でも重要なのは「成長速度」。LayerXの売上は前年比で数倍という驚異的なペースで拡大してきた。スタートアップの評価は規模より成長率で見るんだよ。
あと未上場企業の売上開示は限定的だから、正確な数字よりも「この規模感」として理解してほしい。シリーズBで150億円調達できたということは、それだけ投資家が成長ポテンシャルを評価してるってこと。
赤字企業って聞いたけど大丈夫?
営業赤字は事実。第7期(FY2025)の最終損失は約37億円だった。でもこれはスタートアップでは「普通」。なぜかというと、先行投資として広告・採用・プロダクト開発にガンガん投資してるから。マーケットシェアを早く取るために意図的に赤字を作ってる戦略。
重要なのは「ユニットエコノミクス」——1社を獲得するコストと、その顧客から得られる生涯収益のバランス。継続率99%超ということは、一度獲得した顧客が長期間収益を生み続けるから、投資回収できる構造になってる。freeeも上場前は赤字だったし、この段階の赤字は問題ない。
初任給はどのくらいもらえる?ストックオプションって何?
新卒の初任給は非公開だけど、スタートアップらしくスキル・能力に応じた個別設定が多い。エンジニアなら500〜650万円あたりが現実的な目安。平均年収840万円は全社平均で、シニアや中途が引き上げてる数字。
ストックオプションは「将来の株式を決められた価格で買う権利」。LayerXがIPO(上場)したとき、株価が付与時の価格より高ければ差額が利益になる。例えば1株100円で付与されて、IPO時に1,000円になったら1株あたり900円の利益。これが「スタートアップの大きな報酬」の正体。リスクはIPOが遅れたり、株価が上がらなかった場合は利益がゼロなこと。でもLayerXの成長実績を見ると、期待値は高い。