レーザーテックの仕事内容を知る
世界唯一のEUVマスク検査装置。1,200人の少数精鋭が何をしているのかを解説。
プロジェクト事例で理解する
High-NA EUV対応マスク検査装置の開発
ASMLが出荷を開始したHigh-NA EUV露光装置に対応する次世代マスク検査装置を開発。NA(開口数)の増大により、マスク上の欠陥検出感度をさらに高める必要がある。世界中でレーザーテックしか開発できない装置。
顧客ファブでの装置性能最適化
TSMCやSamsungの先端ファブに装置を納入後、検出感度の最適化を行うプロジェクト。プロセスの微細化に合わせて装置のパラメータを調整し、欠陥検出率を向上させる。
事業領域の詳細
EUVマスクブランクス検査装置
マスクブランクスメーカー・ファブレーザーテックの最重要製品。EUV露光用マスクの原板(ブランクス)にナノメートルレベルの欠陥がないか検査する。世界シェア100%(唯一の供給者)。
- 1台あたり数十億円〜100億円超の超高額装置
- TSMC・Samsung・Intel・SKハイニックスが主要顧客
- EUV世代が進むほど検査ニーズが高まる
EUVマスクパターン検査装置
マスクショップ・先端ファブ回路パターンが描かれたEUVマスクの欠陥を検出する装置。ブランクス検査とは異なり、パターンの形状異常や位置ずれも検出対象。
- DUV(Deep UV)マスク検査も展開
- KLA(米国)が主にDUV領域で競合するが、EUVではレーザーテックが優位
- 検査アルゴリズムの開発が技術の核
サービス・サポート
装置納入済みの全顧客納入済み装置の保守・アップグレード・アプリケーションサポート。装置台数の増加に伴い、安定収益源として成長中。
- 世界各地の顧客ファブへの出張対応
- 装置稼働率の維持が顧客の生産性に直結
- プロセスエンジニアとの密な技術連携
ひよぺん対話
1,200人しかいないなら、一人ひとりの仕事の幅は広い?
めちゃくちゃ広い。大企業だと「この部品のこの設計だけ」みたいな狭い担当になりがちだけど、レーザーテックは1人がシステム全体を見渡す。光学設計→メカ設計→ソフト→評価まで横断的に関わる人も珍しくない。「なんでも屋」になれるからエンジニアとしての成長速度は速いよ。
でもそれって裏を返せばリソース不足ってこと?
正直に言うとその側面はある。「忙しくて手が回らない」という声は社員口コミでも見かける。ただ1人あたりの裁量と責任が大きい分、やりがいは半端ない。「世界で自分たちしか作れない装置を作っている」という誇りはレーザーテック社員に共通するマインドだね。
海外出張は多い?
非常に多い。顧客がTSMC(台湾)・Samsung(韓国)・Intel(米国)だから、アプリケーションエンジニアやフィールドサポートは海外出張が日常。開発エンジニアも装置評価で海外に行くことがある。英語は入社後すぐに実戦で使う環境だよ。
どんな人が活躍してるの?
「知的好奇心が強くて、自分で考えて動ける人」。マニュアル通りにやれば正解が出る仕事じゃない——世界で誰もやったことがない検査技術を開発するわけだから。逆に「指示待ち」タイプだと厳しい。大学で光学・物理・電子工学・情報工学を学んだ人が多いけど、分野を超えた学びが求められるよ。