3分でわかる栗田工業

超純水・工業用水処理・廃水処理——「水」のプロフェッショナルとして半導体・発電・食品など製造業の命綱を支える水処理専業国内No.1

4,089億円 売上収益(FY2025・IFRS)
約932万円 平均年収
水処理国内No.1 工業用水処理専業最大手

水処理国内No.1 × 半導体超純水急成長 × 機器×薬品×サービス一体型

3つのキーワードで理解する

1

「水」で世界と戦う——工業用水処理・超純水の国内最大手

栗田工業は「工場の水をきれいにする会社」だ。半導体製造に必要な超純水、発電所のボイラー用水、食品工場の製造用水——あらゆる産業の「工業用水」の処理・管理を専門に行う。水処理専業メーカーとして国内最大手で、グローバルにも展開している。「水は空気と同じくらい当たり前すぎて忘れがちだが、製造業には命綱」という存在で、栗田工業のサービスがなければ多くの工場が稼働できない。

2

「半導体の超純水」——TSMCの熊本工場とも関わる急成長事業

栗田工業にとって最もホットな成長エリアが「半導体向け超純水・廃水処理」だ。半導体チップの製造では「ほぼ不純物ゼロ」の超純水が大量に必要で、その製造システム・維持管理を栗田工業が担う。TSMC熊本工場・Rapidus北海道工場など国内半導体投資の拡大は、栗田工業の受注に直結する。「半導体バブルの恩恵をダイレクトに受ける」という珍しいポジションを持つ。

3

「機器×薬品×サービス」の一体型ビジネス——水処理を丸ごと請け負う

栗田工業のビジネスモデルは「水処理装置を売る」「薬品を売る」「管理サービスを提供する」を一体で提供することにある。装置を導入した後も、月次の水質管理・薬品の補充・設備の保守までを長期契約で受託する。顧客にとっては「水のことは丸ごと栗田に任せる」という安心感があり、一度取引が始まると長期的な関係になりやすい。このストック型収益がビジネスの安定性を支えている。

身近な接点 — 栗田工業が支えている瞬間

💻 半導体チップの製造工程

スマホやPCに使われる半導体チップの製造には超純水が必要。栗田工業の超純水製造システムなしでは半導体工場が動かない

発電所・火力発電

発電所のボイラーを動かす水は純度が高くないと腐食・スケールが発生する。栗田工業の水処理薬品・装置が発電の安定稼働を支える

🍺 食品・飲料工場

ビール・清涼飲料水の製造に使われる工場用水の処理管理。製品の安全・品質を守るために欠かせない

🌊 廃水処理・環境保全

工場から出る廃水を環境基準に合わせて処理・浄化するシステム。川や海への環境負荷低減を支える縁の下の力持ち

ひよぺん対話

ひよこ

栗田工業って何の会社?「水処理」ってどういうこと?

ペンギン

一言で言うと「工場の水問題を解決する専門会社」

どういうことかというと——工場で使う水は「そのまま使えない」ことが多い。たとえば——
半導体工場: 不純物が1億分の1レベルの「超純水」が必要。普通の水道水ではNGで、専用の超純水製造装置が必要
発電所のボイラー: 普通の水だとカルシウムが析出してボイラーが詰まる。薬品で処理が必要
食品工場: 製造に使う水が汚染されると食品が傷む。水質管理が不可欠

栗田工業はこれらの課題に対して——
水処理装置の設計・製造・設置
水処理薬品の製造・供給
長期的な水管理サービス(運転代行・水質監視)
を一体で提供する。「水のことなら何でも相談できる専門家集団」のイメージ。

ひよこ

文系でも就職できる?どんな仕事があるの?

ペンギン

文系OK。栗田工業の職種は大きく4つ——

① 技術営業(文系・理系): 工場の購買・施設担当に水処理の提案をする。「水処理薬品の月次管理」から「超純水システムの大型リニューアル提案」まで

② 研究開発(理系中心): 新しい水処理薬品・膜技術・分析手法の開発

③ ソリューション技術(理系中心): 工場に常駐して水処理プロセスを最適化するエンジニア

④ コーポレート(文系): 人事・経理・法務・経営企画

文系の主な入口は技術営業とコーポレート。「水処理の知識ゼロでも入社後に覚えられる」のが技術営業の特徴。ただし顧客が製造業の技術系担当者なので、水処理の基礎知識を習得する意欲は必要。

もっと詳しく知る