📊 数字で見るクラレ

ESや面接で使える数字と、気になる年収・採用データをまとめて確認。

知っておきたい数字

8,269億円
売上高(2024年12月期)
前期比5.9%増収。海外売上6割超
851億円
営業利益(2024年12月期)
前期比12.7%増。営業利益率約10%
約809万円
平均年収
化学メーカー平均水準。平均年齢42.2歳
約1.2万人
グループ従業員数
単体4,569名。海外に多くの拠点

事業セグメント別売上構成(概算)

ビニルアセテートフィルムカンパニー(エバール・PVA等) 約40%

エバール(EVOH)・PVAフィルムが中心。食品包装・ディスプレイ向け

イソプレンケミカル事業 約20%

イソプレン由来の機能性化学品。医療・歯科・産業用途

繊維・テキスタイルカンパニー(クラリーノ・ベクトラン等) 約20%

クラリーノ(人工皮革)・ベクトラン(液晶繊維)

エラストマー・その他 約20%

セプトン(HSBC)等のエラストマー・医薬向けなど

注目ポイント: ビニルアセテートフィルムカンパニー(エバール・PVA)が全体の約4割を占める主力。複数のニッチトップ製品で構成された多角化ポートフォリオが特徴。

給与・待遇

平均年収約809万円(有価証券報告書ベース、平均年齢42.2歳)
初任給(学部卒)約230,000〜250,000円/月(業界水準から推定)
初任給(修士了)約255,000〜270,000円/月(業界水準から推定)
賞与年2回(業績連動型)
福利厚生社宅・家賃補助(転勤者向け)、フレックスタイム(職種により)、育児・介護休業、英語学習補助、海外出向制度
勤務地本社(東京・大阪)・研究所(岡山倉敷・筑波)・工場(岡山・兵庫・千葉等)

採用データ

採用実績(総合職)年間95〜140名程度(年によって変動)
主な採用職種研究・開発職、技術営業、生産技術・製造、コーポレート(人事・財務・法務)
文系の選択肢技術営業(担当製品の技術知識は入社後習得)、コーポレート(人事・財務・法務)、海外事業(英語力あれば)
理系の選択肢研究(化学・高分子・材料系)、生産技術・製造、品質管理
採用難易度化学メーカーとしては比較的高倍率。知名度は低いが実力ある企業として認知度向上中

業績推移(直近3期)

2022年12月期2023年12月期2024年12月期
売上高約8,010億円約7,807億円約8,269億円
営業利益約929億円約754億円約851億円
営業利益率約11.6%約9.7%約10.3%
2023年はエネルギーコスト上昇・ディスプレイ向けPVA需要低迷で減益となったが、2024年は回復。営業利益率10%前後は化学メーカーとして安定的な水準。

化学メーカー各社比較

企業名売上規模平均年収特徴
信越化学工業約2.3兆円約1,100万円PVC・シリコンウエハー世界No.1
東レ約2.4兆円約900万円炭素繊維世界首位・繊維総合
旭化成約2.8兆円(HD)約810万円化学+住宅(ヘーベルハウス)+医療
クラレ約8,269億円約809万円EVOH・PVA・クラリーノのニッチトップ
住友化学約2.8兆円(HD)約1,000万円石油化学・農薬・医薬(住友ファーマ親会社)
※各社の公開情報に基づく概算値。年度・集計条件により異なる場合あり。

ひよぺん対話

ひよこ

年収809万円って化学メーカーとしてどう?

ペンギン

化学・素材メーカーの中では標準的からやや低めの水準——比較すると:

・信越化学: 約1,100万円
・花王: 約870万円
・東レ: 約900万円
・旭化成: 約810万円
クラレ: 約809万円
・住友化学: 約1,000万円

信越化学と比べると300万円の差がある。ただし旭化成・東レとは同等水準。「化学メーカーの中で年収最大化」なら信越化学、「素材・化学のやりがいと年収のバランス」なら東レ・旭化成・クラレの水準が目安。

30歳前後で600〜700万円台、40歳前後で800〜900万円台が実態的なイメージ。

ひよこ

業績が「前期比減益」って聞いたけど大丈夫?

ペンギン

2024年12月期の業績について整理すると——

・売上高: 約8,269億円(前期比+5.9%の増収)
・営業利益: 約851億円(前期比+12.7%の増益)

実は増収増益。「前期比減益」という情報は別の期(2023年など)のことか、あるいは見間違いかもしれない。

ただし注意すべき点——
・2025年12月期の純利益は前年比41.8%増の見込みだが、市場予想平均を若干下回った
・エバール・PVA需要はディスプレイ向けの需要変動(半導体・液晶市場の波)の影響を受けることがある

「一時的な需要変動」と「構造的な業績悪化」は別物。クラレの収益の柱(エバール・PVAフィルム)のシェアは変わっていないので、長期的な競争力は維持されているというのが実態。

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