📊 数字で見るクラレ
ESや面接で使える数字と、気になる年収・採用データをまとめて確認。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上構成(概算)
エバール(EVOH)・PVAフィルムが中心。食品包装・ディスプレイ向け
イソプレン由来の機能性化学品。医療・歯科・産業用途
クラリーノ(人工皮革)・ベクトラン(液晶繊維)
セプトン(HSBC)等のエラストマー・医薬向けなど
給与・待遇
| 平均年収 | 約809万円(有価証券報告書ベース、平均年齢42.2歳) |
| 初任給(学部卒) | 約230,000〜250,000円/月(業界水準から推定) |
| 初任給(修士了) | 約255,000〜270,000円/月(業界水準から推定) |
| 賞与 | 年2回(業績連動型) |
| 福利厚生 | 社宅・家賃補助(転勤者向け)、フレックスタイム(職種により)、育児・介護休業、英語学習補助、海外出向制度 |
| 勤務地 | 本社(東京・大阪)・研究所(岡山倉敷・筑波)・工場(岡山・兵庫・千葉等) |
採用データ
| 採用実績(総合職) | 年間95〜140名程度(年によって変動) |
| 主な採用職種 | 研究・開発職、技術営業、生産技術・製造、コーポレート(人事・財務・法務) |
| 文系の選択肢 | 技術営業(担当製品の技術知識は入社後習得)、コーポレート(人事・財務・法務)、海外事業(英語力あれば) |
| 理系の選択肢 | 研究(化学・高分子・材料系)、生産技術・製造、品質管理 |
| 採用難易度 | 化学メーカーとしては比較的高倍率。知名度は低いが実力ある企業として認知度向上中 |
業績推移(直近3期)
| 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約8,010億円 | 約7,807億円 | 約8,269億円 |
| 営業利益 | 約929億円 | 約754億円 | 約851億円 |
| 営業利益率 | 約11.6% | 約9.7% | 約10.3% |
化学メーカー各社比較
| 企業名 | 売上規模 | 平均年収 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 信越化学工業 | 約2.3兆円 | 約1,100万円 | PVC・シリコンウエハー世界No.1 |
| 東レ | 約2.4兆円 | 約900万円 | 炭素繊維世界首位・繊維総合 |
| 旭化成 | 約2.8兆円(HD) | 約810万円 | 化学+住宅(ヘーベルハウス)+医療 |
| クラレ | 約8,269億円 | 約809万円 | EVOH・PVA・クラリーノのニッチトップ |
| 住友化学 | 約2.8兆円(HD) | 約1,000万円 | 石油化学・農薬・医薬(住友ファーマ親会社) |
ひよぺん対話
年収809万円って化学メーカーとしてどう?
化学・素材メーカーの中では標準的からやや低めの水準——比較すると:
・信越化学: 約1,100万円
・花王: 約870万円
・東レ: 約900万円
・旭化成: 約810万円
・クラレ: 約809万円
・住友化学: 約1,000万円
信越化学と比べると300万円の差がある。ただし旭化成・東レとは同等水準。「化学メーカーの中で年収最大化」なら信越化学、「素材・化学のやりがいと年収のバランス」なら東レ・旭化成・クラレの水準が目安。
30歳前後で600〜700万円台、40歳前後で800〜900万円台が実態的なイメージ。
業績が「前期比減益」って聞いたけど大丈夫?
2024年12月期の業績について整理すると——
・売上高: 約8,269億円(前期比+5.9%の増収)
・営業利益: 約851億円(前期比+12.7%の増益)
実は増収増益。「前期比減益」という情報は別の期(2023年など)のことか、あるいは見間違いかもしれない。
ただし注意すべき点——
・2025年12月期の純利益は前年比41.8%増の見込みだが、市場予想平均を若干下回った
・エバール・PVA需要はディスプレイ向けの需要変動(半導体・液晶市場の波)の影響を受けることがある
「一時的な需要変動」と「構造的な業績悪化」は別物。クラレの収益の柱(エバール・PVAフィルム)のシェアは変わっていないので、長期的な競争力は維持されているというのが実態。