💼 仕事内容を知る
百貨店カウンターの運営からタルトのSNS戦略まで——コーセーで働く「4つの職種領域」と仕事の具体像。
3つの職種系統を理解する
マーケティング職
ブランドの世界観を作り、商品・広告・デジタルを統合する戦略立案。消費者インサイトを起点に「何をどう売るか」を設計する。
営業・販売企画職
百貨店・量販店・EC などの販売チャネルを担当。バイヤーとの商談、販促企画、BC(ビューティーカウンセラー)へのサポートが中心。
研究・技術職
スキンケア・メイクアップの処方開発から、皮膚科学研究、原料探索まで幅広い研究を行う。コーセーが「技術力の会社」と言われる所以。
プロジェクト事例 — 若手はこう関わる
コスメデコルテ新ライン開発 — ブランドの世界観を守りながら新客を獲得する
百貨店プレステージブランド「コスメデコルテ」の新スキンケアシリーズの開発・発売プロジェクト。ターゲット顧客の設定→処方開発との連携→パッケージデザイン→広告コンセプト→発売後のPDCAまで、マーケターがすべてをハンドリングする。ブランドのプレミアム感を崩さずに新しい年代の顧客に訴求するバランスが難しい。
百貨店カウンターのリニューアル — 「体験型カウンター」で売上を伸ばす
担当百貨店のコーセー・ALBION・コスメデコルテカウンターのリニューアル企画。デジタル肌診断機の導入、カウンターレイアウト変更、BCのトレーニング計画まで手がける。リニューアル後の売上前年比目標を設定し、BC(ビューティーカウンセラー)と一緒に数字を作るのが営業職の醍醐味。
タルトのアジア進出 — SNSコスメを「日本・アジア市場」に展開する
タルト(tarte)の日本・アジア市場への展開プロジェクト。タルトのブランドDNAである「ナチュラル&ファン」を維持しながら、アジア人の肌色・好みに合わせた色展開・コミュニケーション戦略を設計する。インフルエンサーマーケティングとECを組み合わせた北米型の成功モデルを他地域で再現できるか、がチャレンジ。
事業領域マップ
マーケティング・商品企画
消費者(最終的な顧客は個人)ALBION・コスメデコルテ・雪肌精・タルト・JILL STUARTなど各ブランドのマーケター(ブランドマネージャー)として、商品開発・価格設定・広告・PR・SNS戦略を担当。ブランドの世界観を守りながら消費者に届ける「クリエイティブ×数字」の仕事。
営業・販売企画
百貨店・量販店・薬局チェーン・EC事業者百貨店・ドラッグストア・ECなどの販売チャネルを担当する法人営業。「このエリアでコーセーの売上をどう伸ばすか」を担当チャネルのバイヤーと協力して実現する仕事。全国支店に配属され、数字と人の両方を動かす力が求められる。
研究開発・技術職
マーケター(社内顧客)スキンケア・メイクアップ・ヘアケアの処方開発から、皮膚科学・素材研究・安全性評価まで幅広い研究を行う。コーセーのリポソーム技術(コスメデコルテの核心)など、研究力で差別化するブランドを裏から支える。理系大学院出身者が中心。
グローバル事業
海外消費者・現地代理店・タルト社タルト(北米)・雪肌精(アジア)・ALBION(アジア・欧米一部)の海外展開を担当。現地法人・代理店との協業、グローバルマーケティング戦略の策定。英語必須で、海外赴任の可能性もある成長職種。2025年はタルトの中国低迷が課題。
ひよぺん対話
「化粧品会社のマーケター」って具体的に何やるの?
化粧品マーケターの仕事は「ブランドの世界観を守りながら、商品を売る仕組みを作ること」。具体的には①商品企画: 「次のシーズンに何のアイテムをどんなコンセプトで出すか」を研究部門・デザイナー・営業と調整して決める。②広告・コミュニケーション: TV・SNS・インフルエンサー・OOH(屋外広告)などメディアの配分と、クリエイティブのディレクション。③数字管理: 予算計画・売上実績のPDCA。化粧品のマーケターは「感性と数字の両方が必要」な珍しい職種だよ。
研究職ってどんな人が向いてる?文系でも研究職に入れる?
研究・技術職は理系大学院(修士・博士)が基本で、化学・生化学・薬学・農学系が多い。文系は研究職での採用はほぼない。研究職の面白さは「肌のメカニズムを解明しながら、実際に商品に落とし込む」こと。コーセーのリポソーム技術(保湿成分を皮膚の深部まで届ける技術)はコスメデコルテの主要ブランドの差別化の核で、こういう研究を地道に続けられる人が向いている。ただし研究から商品化まで5〜10年かかることも珍しくないから、長期スパンで取り組める忍耐力が必要。