仕事内容を知る——コクヨ
文具を売るだけじゃない。オフィスを設計し、インドで文具を広め、デジタルと紙の融合を追う——コクヨの仕事は多様です。
プロジェクト事例
大手IT企業のオフィスリニューアルプロジェクト
本社移転に伴い、従来の固定席からフリーアドレス+ABW(Activity Based Working)への全面移行を提案。ヒアリングから始まり、コンセプト設計→レイアウト提案→家具選定→施工管理まで一貫して担当。社員800名分のワークプレイスを刷新し、コミュニケーション活性化と賃料20%削減を同時に実現。
官公庁・自治体の文具一括購買契約の獲得
県庁・市役所などの行政機関が年間に消費するコピー用紙・ファイル・筆記具をまとめて契約する法人営業。入札参加→プレゼン→価格交渉→納品管理まで担当。コクヨの品質と安定供給力を武器に、競合他社との差別化を図る。一度契約できると継続率が高い。
スマートキャンパスノートの開発(紙×デジタル連携)
専用ペンで書いたメモをスマホアプリと同期できるデジタル連携ノートの企画・開発。学生・社会人のニーズをリサーチし、製造工程・原材料の調達・マーケティングまで連携。ペーパーレス化の流れに「紙の良さを残しながらデジタルと共存」という新価値を提案。
事業領域の詳細
ステーショナリー事業
法人(企業・官公庁・学校)、一般消費者(文房具店・コンビニ経由)キャンパスノートを中心とした日本最大級の文具ブランド。年間約10億冊のノートを販売。法人向けはコクヨ販売(子会社)が営業窓口を担う。
- 製品企画:消費者インサイト・トレンドを捉えた新製品開発
- 法人営業:企業・官公庁への一括購買提案
- 小売営業:コンビニ・文房具店・Amazonとの取引管理
- 海外展開:Camelとのシナジーでアジア展開
ファニチャー事業
大手〜中堅企業、デベロッパー、官公庁オフィス家具の製造・販売から空間設計・施工コンサルティングまで一貫して提供。働き方改革・リモートワーク後のオフィス再構築需要で成長中。
- ワークプレイス設計:ヒアリング→コンセプト立案→レイアウト提案
- 家具製造:チェア・デスク・収納・パーティション
- 施工管理:内装工事業者との連携・現場監理
- アフターサービス:メンテナンス・追加購入対応
通販・EC事業
中小企業・個人事業主・一般消費者BtoB特化の法人向けECと、一般消費者向けの自社EC。オフィス用品を手軽にまとめ買いできるプラットフォームとして、特に中小企業に支持される。
- コクヨのBtoB-EC:法人向け定期購買・見積もり対応
- デジタルマーケティング:広告・SEO・CRM
- 物流最適化:倉庫管理・配送オペレーション
グローバル事業(インド・アジア)
インド・東南アジアの消費者・法人インドの文具大手Camelブランドをコアに、アジア新興国での文具事業を展開。インドの人口増加と教育普及を追い風に、国内ではない「第2の成長軸」として注目。
- Camelブランド管理:製品ラインナップ・品質管理
- 現地マーケティング:インド特有の流通・広告手法
- 日本品質の移転:コクヨの製品技術をインドに展開
ひよぺん対話
コクヨの営業って、ノートを売り歩くだけ?なんか地味じゃない…?
ステーショナリー営業は確かに「ルートセールス中心」で地道な仕事だよ。でもファニチャー営業は全然違う。数百人規模の企業のオフィス移転に立ち会って、社長も含めた経営会議に提案を持ち込み、「どう働くべきか」という経営課題から入るコンサルティング寄りの仕事。若手でも100万〜1,000万円規模の案件を担当できる。地味な文具メーカーのイメージとは裏腹に、BtoB大型提案の醍醐味を味わえる職場だよ。
商品開発ってどんな感じ?メーカーだから理系が有利?
文具・家具の商品開発は文系でも全然入れる。むしろマーケティング・デザイン・ユーザーリサーチのスキルが重視される。「このノートの罫線の幅が書きやすいのか」「このチェアのどこが疲れないのか」を深く考える仕事。理系は製造技術・素材の改良担当に配属されることが多い。文系は企画・マーケ寄りの商品担当として活躍できる。どちらも「使う人の気持ちを想像できる人」が向いているよ。
インド事業って面白そう。若手でも行けるの?
入社5〜10年目で海外赴任のチャンスはあるよ。ただ最初からインド配属というのはほぼなく、国内でキャリアを積んでからがほとんど。インド事業はCamel社との経営統合・ブランド管理が主な仕事で、現地の社員と一緒にインドの流通や価格戦略を考える。日本の文具常識が通じない部分も多く、やりがいがある反面、英語とヒンディー語の壁もある。グローバル志向がある人はキャリアの目標として見据えるといいね。