💼 ジェイテクトの仕事内容を知る
世界No.1のEPSからステアバイワイヤまで——「車の動きを制御する」最前線で働く4領域を解説。
プロジェクト事例で見る仕事
EV専用電動パワーステアリングの開発・量産
EV向けにエンジン補機がない前提で設計した新世代EPS。ブラシレスモーター・高精度トルクセンサー・ECU(制御ユニット)を統合設計し、低消費電力・高レスポンスを実現。安全規格(ISO 26262)準拠のFunctional Safety設計も必須要件。
自動運転向けステアバイワイヤ(SBW)の基礎開発
機械的接続を排除し電気信号だけでステアリングを制御するSBW。フェールセーフ設計(電気系二重化)・フォースフィードバック(道路情報をドライバーへ伝達)・自動運転との協調制御が核心技術。世界でも先行している数社のひとつとしてジェイテクトが開発中。
EV・4WD対応高効率LSD(リミテッドスリップデフ)の開発
左右の駆動力差を制御するLSDのEV向け新世代モデル。高効率・軽量・電動制御対応を三位一体で実現。ハイブリッド・EVの電動後輪駆動システムへの統合も視野に、設計〜試作〜評価まで一気通貫で担当。
IoT対応スマート工作機械のソフトウェア開発
切削・研削の加工データをリアルタイム収集・分析し、工具寿命予測・加工精度の自動補正・遠隔監視を実現する次世代工作機械の開発。豊田工機由来の機械技術とソフトウェア開発を融合させる。
事業領域マップ
ステアリングシステム事業
完成車メーカー(トヨタ・BMW・ホンダ等)電動パワーステアリング(EPS)が中核。世界シェアNo.1(約25%)を維持しながら、次世代のステアバイワイヤ(SBW)技術の開発も並行推進。コラム型・ラック型など多様な車種への対応ラインナップを持つ。EV対応・自動運転対応という2つの電動化ニーズを同時に取り込める事業。
グローバル展開: 日本・欧州(チェコ・スウェーデン等)・北米・アジアに生産拠点
ベアリング・駆動部品事業
自動車・産業機械・鉄道軸受(ベアリング)・LSD・4WDカップリング・ハブユニットなど自動車の動力伝達・駆動系部品を幅広く提供。光洋精工由来の高精度軸受技術が基盤。産業機械向けベアリングも展開。EV化でLSD・4WD部品の電動対応モデルの需要が拡大しており、成長分野に転換中。
国内外の自動車メーカー・産業機械メーカーに幅広く供給
工作機械・メカトロニクス事業
自動車メーカー・航空機部品・金型メーカー豊田工機由来の研削盤・マシニングセンタ・内面研削盤など精密加工機械を製造。自動車部品(クランクシャフト・カムシャフト等)の精密加工に特化した工作機械は高い信頼性を持つ。IoT・AI活用による「スマート工作機械」への進化も推進。
日本・欧州・アジアに製造・販売網を展開
研究・ソフトウェア開発
全事業領域愛知・大阪・スウェーデンの研究開発拠点を中核に、SBW制御ソフト・機能安全(ISO 26262)・AI応用・材料・潤滑の研究を推進。ソフトウェアエンジニアの採用を急増させており、制御ソフト・組込みシステム・データ解析のキャリアパスが広がっている。
採用重点: ソフトウェア・電気・機械系エンジニアを積極採用
ひよぺん対話
EPSって具体的に何をするエンジニアが作るの?機械系しかムリ?
EPS開発は実は機械・電気・情報系のチームワークで成り立っている:
・機械系: モーター減速機のギア設計・剛性解析・耐久試験
・電気系: モーター制御回路設計・パワーエレクトロニクス
・情報系: 制御ソフトウェア(C言語・AUTOSAR)・機能安全(ISO 26262)
特に最近はソフトウェアエンジニア不足が深刻で、制御ソフトを書けるエンジニアは引っ張りだこ。「機械系しか無理」は誤解で、情報系の学生も大歓迎されている分野だよ。
ステアバイワイヤって聞いたことあるけど、実用化はまだ先の話?
ステアバイワイヤ(SBW)は2023年にレクサスRZ(トヨタのEVフラッグシップ)で世界初の量産採用が実現した。すでに「未来の技術」ではなく「今の技術」になっている。ジェイテクトはこの開発に深く関わっており、今後EVと自動運転の普及に伴い量産台数が急拡大する見通し。入社後に「世界で数社しかできないSBW開発」に関われる可能性があるのはジェイテクトの大きな魅力のひとつ。