📊 数字で見るジョーシン(上新電機)
売上4,033億円・営業利益55%減・EC化率17.1%——数字の背景にある「ゲーム需要反動」と「ホビー×地域密着の収益構造」を理解して、面接で語れるようにしよう。
知っておきたい数字
売上構成(推計)
売上の中心。白物家電・AV機器の市場縮小が続く中、設置・アフターサービスで差別化
スーパーキッズランドを核とする差別化領域。任天堂新機種サイクルで業績が大きく変動
EC売上691億円(EC化率17.1%)。クリック&コレクト等オムニチャネル施策で成長中
※ 上新電機は日本基準。セグメント別の詳細内訳は非公開のため推計値を含む。
給与・待遇
| 初任給(大卒) | 月額約210,000〜220,000円(2026年卒目安・推計) |
| フロアリーダー・副店長(1〜4年目) | 320〜450万円(口コミベース) |
| 店長(4〜8年目) | 450〜580万円(口コミベース) |
| SV・本部管理職(8年目〜) | 550〜700万円(口コミベース) |
| 平均年収(有価証券報告書) | 約582万円(平均年齢43.6歳・平均勤続18.8年) |
| 月間残業 | 20〜40時間程度(小売業のため繁忙期・決算期は増加) |
| 年間休日 | 約110〜120日(小売業のためシフト制。土日が繁忙期) |
| 主な福利厚生 | 社員持株会・健康保険・厚生年金・研修制度・従業員割引 |
採用データ
| 採用規模 | 約50〜70名程度(推定。非公開) |
| 採用対象 | 大学・短大・専門学校卒業見込み(学部不問) |
| 文理比率 | 文系約6〜7割・理系約3〜4割(推定) |
| 主な配属先 | 各店舗のフロアスタッフ(家電・ホビー・ゲーム部門) |
| 選考のポイント | 家電・ゲーム・ホビーへの関心・接客コミュニケーション力 |
| 転勤 | 関西・中部・北陸エリア内での異動あり(全国転勤はほぼなし) |
業績推移(直近3期)
| 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約3,823億円 | 約4,159億円 | 4,033億円 |
| 営業利益 | 約48億円 | 約84億円 | 36.9億円 |
| 営業利益率 | 約1.3% | 約2.0% | 約0.9% |
| EC売上 | 約590億円 | 約650億円 | 691億円 |
※ 日本基準。2024年3月期はゲーム特需でピーク。2025年3月期は反動減。EC売上は一貫して成長中。
家電量販業界 主要企業比較
| 上新電機(ジョーシン) | ヤマダHD | エディオン | ノジマ | |
|---|---|---|---|---|
| 売上(直近) | 4,033億円 | 約1兆7,000億円 | 約7,800億円 | 約3,700億円 |
| 店舗数 | 215店舗 | 約1,000店超 | 約1,100店舗 | 約450店舗 |
| 展開エリア | 関西・中部・北陸 | 全国 | 中部・中国・全国 | 東日本中心・全国 |
| 平均年収 | 約582万円 | 約436万円 | 約500万円台 | 約570万円 |
| 特徴 | ホビー特化・地域密着 | 規模の経済・低価格 | 中部地盤・ヤマダ資本 | IT・通信に強い |
ひよぺん対話
「平均年収582万円」って本当に家電量販の中では高いの?
有価証券報告書ベースの上新電機の平均年収は約570〜582万円(平均年齢43.6歳・平均勤続18.8年)。家電量販業界内での比較:ヤマダ電機が約436万円、エディオンが約500万円台前半なので、ジョーシンは確かに高め。ただし「平均勤続18.8年の結果」という点を忘れずに。長く勤めた社員が平均を引き上げているので、入社1〜5年目の若手実態は300〜400万円台から始まる。「高年収を即時に得られる」ではなく「長く勤めれば安定的に上がる」という理解が正確だよ。
営業利益55%減の理由をもう少し詳しく教えて
2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)の営業利益が前年比55.9%減の36.9億円になった主な理由は3つ。①ゲーム需要の反動減——2024年3月期にNintendo Switchの大型タイトル(スプラトゥーン3後続・ポケモン新作等)がヒットした反動で、2025年3月期は新機種待ちで販売が落ち込んだ。②白物家電・テレビの市場縮小——エアコン需要は夏季気温次第で変動し、薄型テレビは買い替えサイクルが長期化。③仕入れコスト・物流費の上昇——原材料費高騰が家電メーカーの卸価格に反映され、ジョーシンのマージンが圧縮された。「構造的な問題」ではなく「特定要因の重複」という理解が重要。2026年3月期以降はSwitch 2効果で回復が期待される。
新卒採用って何人くらい?文系でも大丈夫?
上新電機の新卒採用は毎年50〜70名程度(推定。非公開)が目安。文系・理系の比率は文系6〜7割、理系3〜4割程度で、文系でも問題ない。学部は問わず、採用の核心は「家電・ホビー・ゲームへの関心」と「接客・コミュニケーション力」。「ガンプラが好きで詳しい」「テレビのスペックを即答できる」という情熱が採用担当に響く。初任給は大卒月額約21〜22万円程度(有価証券報告書の平均年収と勤続年数から逆算した推計)。面接では「関西地盤でホビー×家電が仕事にできる唯一の環境」という志望動機の核心を語ることが重要。