3分でわかるイトーキ
「オフィス家具」から「オフィス空間ソリューション」へ
135年の歴史を持つ働く環境のプロ
ハイブリッドワーク需要を追い風に2024年12月期売上1,385億円で過去最高を更新
オフィス家具業界の競合マップ
オフィス家具はコクヨ・オカムラ・イトーキの「国内御三家」と外資系が競う業界。それぞれの特徴と規模を把握しよう。
イトーキは国内3位だが、スマートオフィス(IoT)とオフィス空間設計への注力で独自のポジションを構築。売上は過去最高更新中。
3つのキーワードで理解するイトーキ
1890年創業のオフィス家具大手——「働く場所」を135年作り続けてきた
明治時代に金庫メーカーとして創業し、現在はデスク・チェア・収納から空間デザインまで手がける総合オフィス環境企業。コクヨ・オカムラと並ぶオフィス家具業界の御三家の一角。働き方改革・ハイブリッドワーク需要を追い風に、2024年12月期は過去最高売上1,385億円を達成。中計目標の1,500億円も見えてきた。
「家具を売る」から「オフィス空間を設計する」へのシフト
単品の椅子やデスクを売る時代は終わり、今や「どんな働き方をしたいか」からオフィスを一緒に設計するコンサルティング型ビジネスへ転換中。IoTセンサーで座席の利用状況を可視化するスマートオフィスソリューションや、オフィス移転・リニューアル全体のプロデュースも手がける。製品販売だけでなく「空間ソリューション」の提供企業へ進化中。
ハイブリッドワーク需要の恩恵を最も受けている会社の一つ
コロナ禍を経て「オフィスに来る意味」を問い直す企業が急増した。その結果、オフィスの「コラボレーション特化型レイアウト」への全面刷新ニーズが急増。テレワーク×出社を前提に、フリーアドレス・集中ブース・Web会議ブースなどの空間構成を企画・提案できるイトーキは、この需要を直撃している。
ひよぺん対話
イトーキって椅子を売ってる会社?どんな会社か全然イメージできない...
そうだよ、オフィス家具の会社。でも「椅子やデスクを作って売るだけ」という時代は過ぎてる。
今のイトーキは「オフィス空間を丸ごとプロデュースする会社」に進化してる。具体的には:
・企業が「新しいオフィスに移転したい」「コロナ後にオフィスを刷新したい」と言ったとき
・どんなレイアウトにするか、どんな家具を置くか、IoTで座席管理するかまで
・「設計提案→家具製造→工事→アフターサポート」を一括でやる
それを135年以上やってきた歴史のある会社。
働き方改革で需要が増えてるって聞くけど、具体的には?
コロナ後に多くの企業が「オフィス問題」に直面した。
・テレワーク前は「全員が毎日来る」前提の固定デスクがずらり
・テレワーク後は「来る人が減ったのにオフィス代高すぎ」「でも完全リモートはチームがバラバラになる」
そこで企業がやることが「オフィスを全面刷新する」。固定デスクをやめてフリーアドレスにする、Web会議用の個室ブースを設置する、チームで集まるコラボスペースを作る——こういう工事・家具入れ替え需要がここ数年爆発的に増えてる。その恩恵を直撃で受けているのがイトーキ。2024年12月期の売上1,385億円は過去最高。
コクヨと何が違うの?イトーキを選ぶ理由は?
コクヨは売上3,840億円でトップ、文具事業もあって総合力が高い。オカムラは物流システム(倉庫の棚・マテハン)も持つ多角化企業。
イトーキの特徴は:
・スマートオフィス(IoT)への積極投資:座席予約・利用状況の可視化に力を入れている
・東証プライム上場・財務情報が透明:非上場企業よりも情報収集しやすい
・中規模ゆえの取り組みやすさ:大企業ではないが、会社の変化を実感しやすい規模
就活目線では「家具だけじゃなく空間ソリューション・DXが分かる」「BtoB法人営業のプロになれる」という強みがある。