数字で見るガンホー
売上932億円・大幅減益——転換期のガンホーを数字で正確に理解する。
知っておきたい数字
932億円
売上高(FY2025)
前年比10%減・縮小傾向
50億円
営業利益(FY2025)
前年比71%減・大幅減益
約750万円
平均年収
ゲーム業界中上位水準
約1,600人
連結従業員数
エイリム子会社化後
8,000万DL
パズドラ累計DL数(全世界)
2012年リリース・13年稼働
348%
配当性向(FY2025)
1株90円・超高配当維持
タイトル別売上構成(推定)
パズル&ドラゴンズ 70%
約650億円——売上の大半を占める看板タイトル。縮小傾向が続く
その他スマホタイトル 20%
約186億円——ラグナロクオンライン等の長期運営タイトル群
コンシューマー・その他 10%
約93億円——新規タイトル・ライセンス・その他。今後拡大予定
業績推移(直近3期)
| FY2023(12月期) | FY2024(12月期) | FY2025(12月期) | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約1,100億円 | 約1,035億円 | 932億円 |
| 営業利益 | 約200億円 | 約175億円 | 50億円 |
| 営業利益率 | 約18% | 約17% | 5.4% |
| 特記 | — | エイリム子会社化 | 費用増・パズドラ減収 |
※ FY2023・2024の数値は概算。正確な数値は有価証券報告書を参照。
給与・待遇
| 平均年収 | 約750万円(日経新聞データ) |
| 新卒初任給(目安) | プランナー・デザイナー: 月額25〜28万円、エンジニア: 月額28〜35万円(スキルにより変動) |
| 賞与 | 年2回(業績連動。2025年は減額の可能性) |
| 勤務地 | 本社(東京・千代田区)。リモートワーク制度あり |
| フレックス | コアタイムあり(10:00〜16:00)のフレックス制 |
採用データ
| 採用規模 | 少数精鋭(新卒は毎年数十名程度) |
| 主な採用職種 | ゲームプランナー・クライアントエンジニア・サーバーエンジニア・2Dデザイナー・3Dアーティスト |
| 文系採用 | プランナー・マーケター・コーポレート職で少数採用あり |
| 選考プロセス | ES・ポートフォリオ → 筆記/技術課題 → 面接複数回 |
| 重視される点 | ゲームへの熱量、実績(個人制作・インターン等)、論理的思考力 |
ゲーム会社主要プレイヤー比較
| ガンホー | 任天堂 | カプコン | コロプラ | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 932億円 | 約2兆円 | 約1,500億円 | 約280億円 |
| 平均年収 | 約750万円 | 約975万円 | 約700万円 | 約600万円 |
| 主力プラットフォーム | スマホ→転換中 | コンシューマー | PS/Xbox/PC | スマホ |
| グローバル比率 | 約50% | 約80%超 | 約80% | 低め |
| 安定性 | 転換期・不安定 | 業界最高 | 高い | 縮小傾向 |
ひよぺん対話
営業利益71%減って、それ大丈夫なの?
数字だけ見ると確かに衝撃的。詳しく見ると——
減益の原因:
・パズドラの売上縮小が継続(主因)
・エイリムの子会社化によって人件費・開発費が急増(先行投資)
・新規タイトルの開発費も嵩んでいる
財務的な安全性:
・手元現金は豊富。営業利益50億円が少なくても、貯金は大量にある
・配当性向348%(利益の3.5倍を配当)でも払えている財務体力
「倒産リスクがある」とは言えない。ただ「このまま低収益が続くなら問題」というのは本音。向こう2〜3年の新タイトルの成果が全て。
年収750万円って、ゲーム業界で見てどうなの?
ゲーム業界の中では中上位の水準。比較すると——
・任天堂: 約975万円(業界最高)
・カプコン: 約700万円
・バンダイナムコ: 約700〜800万円
・ガンホー: 約750万円
・コロプラ: 約600万円
・DeNA(ゲーム): 約800万円
「ゲームが好きで給与もそこそこ」というバランスは悪くない。ただし業績が低迷する2026〜2027年は賞与が下がる可能性は否定できない。
エンジニアに限ると、スキルによっては年収1,000万円超のオファーも交渉次第(特に経験者採用)。