3分でわかるゲオホールディングス

DVDレンタルの会社?いや、それは昔の話。
セカンドストリート1,000店中古スマホ市場トップ——
リユースの主役に変身した企業

4,276億円 売上高(2025年3月期)
1,000店舗超 セカンドストリート(国内900+海外100超)
約6,512人 従業員数(グループ連結)

古着・中古スマホ市場の成長を背景に、DVDレンタルから大転換を完成させた

事業ポートフォリオ

最重要事業
👗
2nd STREET(セカンドストリート)
古着・ブランド品・雑貨の買取・販売チェーン。国内900店・海外100店超の計1,000店超。急成長中
主力・成長事業
🎮
ゲオ(レンタル・ゲーム販売)
映像ソフトレンタル・新品中古ゲーム販売。ストリーミング普及で縮小傾向。転換が課題
既存・縮小事業
📱
ゲオモバイル
中古スマートフォン・タブレットの買取・販売専門店。中古スマホ市場シェアトップ。2026年3月期800店目標
第2の成長事業
🌏
海外セカスト(米国・台湾等)
米国47店・台湾39店・マレーシア23店・タイ4店。古着のグローバル化を追い風に拡大中
海外成長

セカンドストリート(古着・中古品)・ゲオ(レンタル・ゲーム販売)・ゲオモバイル(中古スマホ)の3本柱。売上4,276億円(2025年3月期)。リユース事業が全体の4割超を占め、急速に主役が交代している。

3つのキーワードで理解する

1

「オワコンではない」——DVDからセカストへの大転換

「ゲオってDVDレンタルの会社では?」と思う人は多いが、実態はもうレンタルがメインではない。ネットフリックスなどのストリーミング普及でDVDレンタル市場が縮小するのをいち早く察知し、中古品買取・販売(リユース)事業へ重心を移した。セカンドストリート(通称セカスト)は国内外1,000店超に成長しており、これがゲオHDの現在の主役。「時代遅れの企業」ではなく「既存事業の縮小を予見して次の成長事業に乗り換えた会社」として見ると、経営の面白さが分かる。

2

古着・中古市場のグローバル化——セカストが世界へ

環境意識の高まりとZ世代の「古着はカッコいい」という価値観の変化が、中古衣料市場を急拡大させている。米国・台湾・マレーシア・タイへの海外展開で、日本発の中古リユースモデルを世界に広げようとしている。2025年4月に国内外合計1,000店舗を突破し、さらなる拡大を計画中。「古着=ダサい」の時代は終わり、「古着=サステナブルでクール」という認識が市場を押し上げている。

3

中古スマホ市場トップ——ゲオモバイルの急拡大

新品スマートフォンの高騰(フラッグシップモデルが15万円超の時代)を受け、中古スマートフォンの需要が急拡大している。ゲオの「ゲオモバイル」は中古スマホ市場でシェアトップを維持し、2026年3月期に800店舗を目標として急出店中。リユースの文脈でセカストとゲオモバイルの2本柱が成長エンジンになっている。

身近な接点——あなたはすでに体験している

👗
セカンドストリート——「掘り出し物の古着屋」

ナイキのヴィンテージスニーカーやブランドバッグが定価より安く買えるリユースショップ。「古着=サステナブル」の流れで若年層の来店が増えている。

📱
ゲオモバイル——「スマホを安く買い換える」

新品iPhoneが高すぎて中古を検討する人の選択肢筆頭。国内中古スマホ市場でシェアトップ。買取価格の高さで売り手側からも支持されている。

🎮
ゲオ——「中古ゲームといえば」

中古ゲームソフトの買取・販売で長年のブランド認知。DVDレンタルの役割は縮小しているが、ゲームソフトの取扱いで来店客が維持されている。

🌿
サステナビリティへの関心——「買うより買い直す」

環境意識の高まりで中古品購入が「かっこいい」選択肢に。Z世代の「循環型消費」の価値観がゲオグループのリユース事業成長を後押し。

ひよぺん対話

ひよこ

ゲオってオワコンじゃないの?DVDレンタルって終わってない?

ペンギン

ゲオのDVDレンタルは確かに縮小しているけど、「ゲオ=DVDレンタル」という認識が古い。いまのゲオHDの主役はセカンドストリート(古着・中古品)とゲオモバイル(中古スマホ)。売上4,276億円のうちリユース事業が4割超を占め、セカストは国内外1,000店超という規模に成長した。「DVDが終わってる」のはその通りだけど、「次の成長事業を自分で作った」会社がゲオHDの正体。就職先として見たとき、この変革を内側から体験できるのはかなり面白い環境だよ。

ひよこ

セカンドストリート(セカスト)って古着屋でしょ?それがゲオグループ?

ペンギン

そう。セカストはゲオHDの傘下。ゲオのゲームレンタル事業が縮小する中で、セカストを中核事業に育て上げたという経緯がある。古着・ブランド品・雑貨を買取して販売するリユースチェーンで、「安くて掘り出し物がある」「サステナブルで罪悪感なく買える」という価値観にZ世代がハマっている。海外でも米国・台湾・マレーシアへ展開中で、「日本発のリユースモデルを世界へ」というフェーズに入っている。面接で「セカストの成長要因」を説明できると企業研究度が高いと思われるよ。

ひよこ

2025年の業績で営業利益が33%減ってかなりヤバくない?

ペンギン

確かに2025年3月期は営業利益が前期比33%減の112億円でしんどい数字だった。理由は①新品ゲーム需要の一巡(前期にNintendo Switchの大型タイトルが重なった反動)、②新規出店・人件費増加によるコスト増。セカスト・ゲオモバイルへの積極投資がコスト増に直結した。ただし2026年3月期は売上4,700億円・営業利益115億円で増収増益に回帰する見通し。「投資フェーズの一時的な利益低下」と見るか「構造的な問題」と見るかが、この会社を理解するポイントになる。

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