数字で見るfreee

面接やESで使えるfreeeの主要数字を一覧で整理。ARR・売上・SaaS指標・年収・採用データをチェック。

知っておきたい数字

333億円
売上高(FY2025/6月期)
前年比+30.8%の高成長
ARR 344億円
年間経常収益
SaaSの「体力」を示す最重要指標
通期黒字化
調整後営業利益 18.9億円
FY2025に初の通期黒字を達成
32.3%
クラウド会計シェア(法人)
法人向けクラウド会計ソフトでNo.1

SaaS主要指標

SaaS ARR344億円(前年比+30%超)
有料課金ユーザー企業数50万社
ARR成長率+30%超(3期連続30%以上を維持)
NRR(売上維持率)110%超(既存顧客の単価が毎年上昇)
チャーンレート低水準(公開値なし。SaaS平均以下と推定)

※ NRR(Net Revenue Retention)が100%超=既存顧客だけでも売上が伸びている状態。SaaS企業の健全性を示す。

事業別売上構成

プラットフォーム事業(SaaS全般) 95%

freee会計・人事労務・申告・販売管理など。月額課金のSaaS収益が大部分を占める。

その他 5%

プロフェッショナルサービス、API連携収益等。

※ freeeは事業セグメントを細分化していないため、SaaS全体を「プラットフォーム事業」として計上。

給与・待遇

平均年収717万円(有価証券報告書ベース)
平均年齢約33歳
初任給(全職種共通)32万円/月(固定残業45h含む)
賞与業績連動。ストックオプション付与の可能性あり
退職金なし(月給に反映)
リモートワークハイブリッド型(出社+リモート)
残業22時間程度(裁量労働制あり)
服装自由

採用データ

新卒採用人数20〜30名/年(エンジニア+ビジネス職)
中途比率90%以上が中途採用。新卒は少数精鋭
エンジニア比率全社員の約50%がエンジニア
採用大学大学名より技術力・カルチャーフィットを重視
選考書類→面接複数回→コーディングテスト(エンジニア)

業績推移(直近3期・6月期決算)

FY2023FY2024FY2025
売上高189億円255億円333億円
営業利益-75億円-30億円+18.9億円
SaaS ARR210億円263億円344億円
従業員数約1,400人約1,700人約1,900人

※ FY2025で通期黒字化を達成。営業利益は調整後(株式報酬費用等を除く)ベース。

クラウド会計業界内比較

freeeマネーフォワード弥生
売上高333億円504億円非公開(非上場)
SaaS ARR344億円363億円
シェア(法人)32.3%19.2%
シェア(個人)24.0%14.3%55.4%
平均年収717万円723万円非公開
従業員数約1,900人約2,840人約1,000人(推定)
黒字化2025/6月期2025/11月期黒字(安定)
特徴簿記不要のUI多角展開シェアNo.1

ひよぺん対話

ひよこ

ARRって何?売上と何が違うの?

ペンギン

ARR(Annual Recurring Revenue=年間経常収益)はSaaS企業を評価する最重要指標だよ。「今の月額課金を12ヶ月分に換算したら年間いくらか」という数字。売上高には一時的な収益(導入支援費等)も含まれるけど、ARRは毎月継続的に入ってくる収益だけをカウントする。freeeのARR 344億円は「来年も確実に344億円以上は入ってくる」ということを意味していて、SaaS企業の体力を測る一番のバロメーターだね。面接でこの指標を語れると「SaaSビジネスを理解している」とアピールできるよ。

ひよこ

初任給32万って高いけど、固定残業45時間込みでしょ?

ペンギン

その通り。固定残業45時間分が含まれている。45時間って聞くと「えっ、そんなに残業するの?」って思うよね。実際の平均残業は月22時間程度だから、固定残業代は「見せかけの高年収」というより「一定の残業を想定した月給設定」という解釈が正しい。45時間を超えた分はもちろん追加支給される。ちなみに退職金制度がないので、その分を月給に上乗せしている面もある。手取りの「今」は高いけど、退職金の「将来」はない——これがSaaS企業の給与構造だよ。

ひよこ

マネーフォワードと数字で比べるとどっちが上?

ペンギン

面白い比較だね。売上高はマネーフォワード(504億円)>freee(333億円)。SaaS ARRはfreee(344億円)≒マネーフォワード(363億円)でほぼ互角。従業員数はマネーフォワード(2,840人)>freee(1,900人)で、マネーフォワードのほうが大きい。平均年収はfreee(717万円)≒マネーフォワード(723万円)でほぼ同じ。黒字化は両社とも2025年に達成。数字だけ見ると「規模はマネーフォワード、SaaSの純度はfreee」という感じ。freeeのほうがSaaS以外の売上が少なく、プロダクト特化型であることが分かる。

ひよこ

新卒数十名しか採らないって、かなり狭き門だよね...

ペンギン

そうだね。大塚商会(340名)やNTTデータ(500名)と比べると10分の1以下。SaaS企業は大量採用→大量配属ではなく、少数精鋭で即戦力を求める傾向がある。ただし、新卒の採用が少ない分中途採用は活発。freeeの従業員1,900人のうち、新卒入社は少数派で大部分は中途。面接ではfreeeのミッションへの共感と、SaaSビジネスへの理解を具体的に語れるかが勝負だよ。

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