freeeの働く環境とキャリアパス
平均年収717万円、平均残業月22時間。「マジ価値」を行動原則とするSaaS企業のキャリアステップと働き方のリアル。
キャリアステップ
即戦力への急成長期
- 入社後1〜2ヶ月のオンボーディング(会社理解、職種別研修)
- エンジニアは数ヶ月の技術研修後、実プロダクトの開発に参加
- ビジネス職はインサイドセールスやCSから実務をスタート
- 半年もすれば一人前として実戦投入される速さ
- OKR(目標管理)ベースで四半期ごとに成果を振り返り
スペシャリスト or チームリード
- エンジニアはテックリードとして技術的な意思決定を担う
- セールスはエンタープライズ営業や新規領域の開拓に
- CSはオンボーディングチームのリーダーやプロセス改善
- 社内異動で違う職種・プロダクトに挑戦する人も
- 年収600〜800万円のレンジ
マネージャー or エキスパート
- エンジニアリングマネージャーとしてチーム運営・採用に関与
- またはIndividual Contributorとして技術を極める道も
- ビジネス側はセールスマネージャーや事業開発へ
- SaaS業界での市場価値が高く、転職市場でも引く手あまた
- 年収800〜1,200万円のレンジ
ディレクター / VP
- VP of Engineeringやセールスディレクターとして事業単位の責任を持つ
- 経営に近いポジションで戦略立案に関与
- freeeは2012年創業なので、10年目以上の社員はまだ少数
- 早い段階で経営層に近づけるのはスタートアップ出身企業の強み
研修・福利厚生
オンボーディングプログラム
入社後1〜2ヶ月で会社のミッション・プロダクト理解・職種別スキルを習得。「早く戦力になる」ための集中プログラム。
エンジニア技術研修
エンジニア向けの技術研修。Ruby on Rails、React、AWSなどの実践的なハンズオン。先輩エンジニアがメンターとして伴走。
借上社宅制度
一定条件を満たす社員に借上社宅を提供。住居費の負担を軽減。
リモートワーク
フルリモートではなくハイブリッド型。オフィス出社とリモートを組み合わせた柔軟な働き方。
書籍・カンファレンス補助
技術書の購入費用、カンファレンスの参加費用を会社が補助。自己学習への投資を支援する文化。
オフィス環境
ドリンクバー完備、個室会議室多数。カジュアルなオフィス環境で、服装も自由。スタートアップカルチャーが残る。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 自社プロダクトを作りたい——受託開発ではなく、自分たちが作ったプロダクトを何万人が使う体験
- 社会課題を解決したい——「スモールビジネスを世界の主役に」というミッションに共感できる
- 成長速度を最大化したい——大企業のように3年下積みではなく、半年で一人前を求められる環境
- SaaS/テクノロジーに興味がある——日本のSaaS業界をリードする企業で最先端のビジネスモデルを学べる
- カジュアルな雰囲気が好き——服装自由、フラットな組織、ベンチャーカルチャー
向いていない人
- 安定志向が強い——黒字化したとはいえ、大企業の安定感とは異なる。事業環境の変化が速い
- じっくり下積みしたい——「石の上にも3年」ではなく「半年で戦力」が求められるペース
- 高年収を初年度から確保したい——平均年収717万円は悪くないが、大手SIer(NRI等)には及ばない
- 大規模プロジェクトに携わりたい——数百人規模のSIプロジェクトはない。小さなチームで開発する
- 退職金が欲しい——退職金制度はない。その分、月給に反映される設計
ひよぺん対話
freeeのカルチャーってどんな感じ?体育会系?
体育会系とは真逆だよ。freeeには「マジ価値」(ユーザーにとって本当に価値があることをやる)という行動原則があって、上下関係よりも「正しいことを正しくやる」ことが重視される。役職で呼ばず「さん」付け、服装自由、Slackでのオープンなコミュニケーション。ベンチャーのフラットな雰囲気が好きな人には居心地がいい。逆に、きちんとした上下関係や安定した組織構造を求める人には合わないかもしれない。
退職金ないの?それって不安じゃない?
確かに退職金はない。でもこれはfreeeに限らずSaaS・IT系のスタートアップでは一般的だよ。その代わり、月給に退職金分を上乗せしている設計。大企業の退職金制度は「長く勤めるほど得」だけど、IT業界では転職が当たり前だから、毎月の給与で還元するほうが合理的という考え方。ストックオプションを付与される可能性もあるし、その分「今の手取り」は大企業より多いケースもある。
残業はどのくらい?SaaS企業って忙しいイメージあるんだけど...
平均残業は月22時間程度で、IT業界の平均とほぼ同じか少し少ないくらい。ただし、リリース前やセールスの期末は忙しくなることもある。裁量労働制を採用しているポジションもあるから、自分で時間をコントロールする力が求められる。「上司が帰るまで帰れない」みたいな文化はなくて、成果を出していれば働き方は自由。逆に言うと、成果が出ないのに早く帰っていると居心地が悪くなる——そういう意味での「プレッシャー」はあるよ。
freeeから転職する人は多い?どこに行くの?
IT・SaaS業界は全般的に流動性が高いから、5〜10年で転職する人は少なくない。freee出身者の行き先としては、他のSaaS企業(SmartHR、ラクスル等)、メガベンチャー(メルカリ、サイバーエージェント等)、外資IT(Google、Salesforce等)が多い印象。freeeで身につく「SaaS営業」「プロダクト開発」「カスタマーサクセス」のスキルは転職市場で非常に高く評価される。freeeを「終身雇用先」ではなく「キャリアのジャンプ台」と考えている人も多いよ。