仕事内容を知る
エン・ジャパンの仕事は「人の採用・転職を支援するプラットフォームを運営すること」。
営業・アドバイザー・プロダクト・マーケティングの4領域から、どの仕事を目指すかで全く異なるキャリアになる。
こんなプロジェクトがある
エン・ジャパンの日常業務の具体的なイメージ。採用企業と求職者、両方に向き合う仕事が中心。
中小企業へのエンゲージ有料プランの導入提案
無料から始めた中小企業・ベンチャーに対して、採用課題をヒアリングし、有料プランのアップグレードや追加サービスを提案するインサイドセールス・フィールドセールスの仕事。「採用がうまくいっていない理由」を分析して、エンゲージの機能改善・運用改善まで踏み込んで支援する。単なる「広告売る」営業ではなく、採用コンサルタントに近い役割。
キャリアアドバイザーとして転職希望者の支援
「転職したいけど何から始めればいい?」という相談者を担当し、キャリアの棚卸し → 求人紹介 → 応募書類添削 → 面接対策 → 内定まで一気通貫でサポート。人材紹介事業は成功報酬モデルなので、転職者の年収の30〜35%がエン・ジャパンへの報酬になる。「人の人生に関わる」実感が大きい仕事。
エンゲージの採用管理機能の改善開発
採用担当者が「使いやすい」と感じるUX改善、AIを使った求人票の自動生成・改善提案機能の開発、応募者マッチングアルゴリズムの改善など、プロダクトを進化させるプロジェクト。エンジニアとPMが協力して、「中小企業の採用担当者が1人でも使いこなせる」レベルのUIを目指す。
アジア・中東での求人プラットフォーム展開
インド、中東、東南アジアなど人材市場が急成長している地域で、現地の採用企業・求職者向けのサービス展開。日本で培ったノウハウをローカライズしながら、現地パートナーとの協業も行う。国内の採用市場が成熟しつつある中で、次の成長エンジンとして位置付けられている領域。
4つの事業セグメント
エン・ジャパンの事業は以下4領域で構成される(FY2025.3 売上657億円ベース)。
求人メディア事業(エン転職・エンゲージ)
採用企業:中小〜大手全般 / 求職者:転職希望の全世代エン転職(会員1,200万人超)とエンゲージ(無料採用プラットフォーム)を中核とする最大セグメント。採用企業から広告掲載料・SaaS利用料を得るBtoBモデルと、求職者には無料で提供するBtoCモデルの両輪で動く。エン転職の特徴は「取材を経た求人」——掲載前に企業へ取材して「取材レビュー」を付けることで、求職者の入社後ギャップを減らす。
人材紹介事業(エンエージェント)
転職希望者(主に20〜30代) / 採用企業(ポテンシャル採用中心)キャリアアドバイザーが求職者の転職活動を一気通貫でサポートする成功報酬型の人材紹介サービス。求人メディアと異なり「転職成功時に年収の30〜35%が収益」となるモデルで、採用難の続く市場では需要が高い。求職者への丁寧なサポートが口コミで広がる好循環を持っている。
HR SaaS・プロダクト事業
採用担当者・人事部門 / 中小〜中堅企業採用管理システム(ATS)の提供や、AI活用による求人票自動生成・マッチング支援など、HR Techの色が強い事業領域。エンゲージの無料基本機能から有料プランへの移行促進と、追加SaaSの販売が成長ドライバー。「求人出して終わり」から「採用成功まで伴走するプラットフォーム」へのシフトが進んでいる。
グローバル・海外事業
海外採用企業・求職者(インド・中東・東南アジア等)国内市場が成熟する中での次の成長軸。特にインドや中東の急成長する人材市場にアプローチ中。日本で培った「採用インフラ」のモデルを海外でも展開する。まだ売上規模は小さいが、国内限界を突破する布石として重要なポジション。
ひよぺん対話
「HR Tech企業に就職したい」と思ってるけど、エン・ジャパンに入ったら毎日どんな仕事するの?
職種によるけど、一番多い配属先の営業(法人向け)を例にすると——朝は担当企業の採用状況チェック。「先週の応募数・面接率・内定率」を確認して、改善ポイントを洗い出す。午前中は電話・オンラインで顧客に現状報告と提案。「応募者の質が低い」なら求人票のリライト提案、「内定後の辞退が多い」なら原因分析と対策提案をする。午後は新規開拓(新しい掲載企業を増やす)か、社内でコンテンツ・料金プランの改善案を企画することもある。SIerと比べると「とにかく顧客と向き合う時間が長い」のが特徴で、1年目から自分の数字を持って動ける環境だよ。
営業だけじゃなくてプロダクト職とかも募集してるの?文系でもエンジニアになれる?
エン・ジャパンはエンジニア採用はしているけど、基本的に理系・情報系の専門知識を持つ人向けで、未経験文系をエンジニアとして採用するケースは少ない。文系でプロダクト系に関わりたいならプロダクトマネージャー(PM)のキャリアパスが現実的で、営業や企画で経験を積んだ後に移るルートが多い。あとはマーケティング職(求職者向けの広告・CRM・SEO)もIT系の素養があれば活躍できる。エン・ジャパンはどちらかというと「HR領域のドメイン知識をIT活用で磨ける会社」で、テクノロジーを武器にしながら人の採用課題を解くことに面白さを感じる人に向いている会社だよ。
キャリアアドバイザーって、「営業ノルマきつそう」「転職させりゃOKみたいな風潮あるんじゃ」って不安なんだけど...
その懸念は正直あって然るべきだよ。人材紹介業界全体として「転職させれば成功報酬が入る」構造があるから、本人にとってベストでない転職を推し進めるリスクは否定できない。エン・ジャパンがどの程度この問題と向き合っているかは、会社説明会で「断った転職件数」や「入社後定着率をどう追っているか」を聞くのが一番いい。実際、エン・ジャパンは転職者へのアフターフォローや入社後満足度調査を行っていて、「転職者の長期的な幸福」を指標にしていると標榜している。ただ「数字のプレッシャーがゼロ」ではないのも事実——この業界の構造的な矛盾と自分がどう向き合うかを考えてから入るのが大事だよ。