働く環境とキャリアパス

エン・ジャパンのキャリアは「採用の課題を数字で解決するプロフェッショナル」を目指す道。成果主義の側面が強く、若くして結果を出せる環境がある一方、プレッシャーも伴う。正直な評価をまとめた。

入社後のキャリアステップ

1〜2年目

採用市場の基本を体で覚える(年収 400〜480万円)

  • 入社研修(約1〜2ヶ月)でHR・採用の基礎知識と営業スキルを習得
  • 配属後はOJTで先輩の営業に同行し、顧客フォロー・提案書作成をサポート
  • 早い人は1年目後半から担当顧客を持ち、採用状況の改善提案を自分で行う
  • 「なぜ採用できないのか」を考えるクセが付くと成長が早い
  • 平均年齢30.8歳と若い組織なので、先輩との距離が近く相談しやすい
3〜5年目

専門性を深めるか、マネジメントへ進むか(年収 500〜700万円)

  • 大手企業担当・地域担当・業種特化などポジションを確立するフェーズ
  • 成果が出た人はチームリーダー・サブリーダーに昇進し、後輩の育成も担う
  • キャリアアドバイザーとして転職者支援に特化する道、プロダクトマネージャーに転換する道も
  • 社内公募制度を使って異なる事業部や海外事業に挑戦するケースも
  • 成果連動型の報酬制度で、成果次第では若くして年収700万円超も可能
6〜10年目

マネージャー・専門家として活躍(年収 650〜900万円)

  • チームマネージャーとして5〜10名のメンバーを率いて営業目標を達成する
  • 特定事業の企画立案・予算管理など、経営に近い業務への関与が増える
  • プロダクト部門やマーケティング部門への異動でHR Techの専門家として深化
  • グローバル事業を希望する場合は海外赴任のチャンス
11年目〜

部長・役員クラスへ(年収 900万円〜)

  • 事業部長・本部長として事業全体のP&Lを管理する
  • 取締役・執行役員への昇格ルートも開かれている(平均年齢が若い会社なので比較的早め)
  • HR Tech業界のエキスパートとして外部講演・メディア登場も増える
  • 転職市場でも「エン・ジャパン出身の採用の専門家」として高い評価を得やすい

研修・育成制度

「人を大切にする」というコンセプト通り、社員の育成にも力を入れている。特に入社直後の基礎固めが丁寧。

📚

入社研修(約1〜2ヶ月)

ビジネスマナー、HR業界・採用市場の基礎知識、自社サービスの仕組みを学ぶ集合研修。その後はOJT(現場研修)でロールモデルの先輩の仕事を観察・実践する形で学ぶ。

🎯

営業ロールプレイ研修

顧客への提案シナリオを想定したロールプレイを繰り返す。実際の商談でよく出る「採用できていない理由の分析」「提案書の作り方」などを体得する。

🌐

HR Tech・DX研修

エンゲージなどのSaaSプロダクトの使い方と活用提案の方法を学ぶ。「採用のDXをどう企業に提案するか」という実践的なスキルが身につく。

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マネジメント研修(3〜5年目〜)

昇格のタイミングで受ける管理職向けの研修。チームの目標設定・メンバー育成・1on1の実施方法などリーダーシップスキルを体系的に学ぶ。

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グローバル・語学支援

海外事業に関わるメンバー向けの英語研修や、現地赴任前のサポートプログラム。グローバルキャリアを目指す人向けの支援制度。

エン・ジャパンに向いている人、向いていない人

向いている人

  • 「人の仕事探し・採用」に本気で興味がある——「採用がうまくいかない企業を助けたい」「転職者の人生を変える仕事がしたい」という動機がある人
  • 数字責任に燃える——月次・四半期で結果が出る環境で「自分の成果」を実感したい人
  • コミュニケーションが好き——採用企業の担当者とも、転職希望者とも、毎日深く話す仕事だから、人と話すことを苦にしない人
  • 30代前半で稼ぎたい——成果連動型の報酬制度があるので、結果を出せば20代後半〜30代前半で年収700万円台も現実的
  • HR Techの将来性を信じている——「採用はもっとテクノロジーで変わるべき」という信念を持てる人
⚠️

向いていない人

  • 安定したルーティン業務がしたい——毎月の数字プレッシャーと常に動く採用市場の変化を「ストレス」と感じる人には向かない
  • テクノロジーを作る仕事がしたい——エンジニアやデザイナーとしてプロダクト開発を極めたい場合、エン・ジャパンより規模の大きいIT企業を選んだ方がいい
  • グローバルな仕事を最初からしたい——海外事業は存在するが、主戦場は国内。最初からグローバル比重が高い仕事をしたい人には、外資系や総合商社の方が向いている
  • 「人の仕事探し」に共感できない——就活・転職という課題を解くことに情熱が持てないと、日々の仕事がつらくなる。HR領域への熱量が必要な会社

ひよぺん対話

ひよこ

エン・ジャパンって「営業会社」みたいなイメージがあって、体育会系でノルマがきつそう...

ペンギン

ノルマがある、というのは本当。ただ「体育会系でゴリゴリ」かというと、今はそこまで極端ではない。OpenWorkなどの口コミでは残業時間は月20〜30時間程度で、IT・HR業界の中では標準的な水準。むしろエン・ジャパンの文化として強調されるのは「人を大切にする」というコンセプト——転職者にも採用企業にも社員にも「大切にされる環境」を作ることが会社の根本にある。ただし「数字を出さないと評価が上がらない」のは正直な話で、成果主義の側面が強い。「穏やかに安定して働きたい」タイプより「成果を出して年収を上げたい」タイプの方が馴染みやすい会社だよ。

ひよこ

転職市場でエン・ジャパン出身者はどう評価される?将来のキャリアに使えるスキルってつくの?

ペンギン

HR Tech・採用領域のキャリアとしては業界トップクラスに評価されるよ。理由は3つ。①採用という課題に深く関わる経験——どの会社も採用に悩んでいるから、「エン・ジャパンで培った採用の知識」は転職市場で広く使える。②BtoB SaaS営業の経験——エンゲージの営業はSaaSの提案・導入支援のスキルが身につき、他のIT企業への転職に強い。③HR Techのドメイン知識——採用Tech・人材業界の全体像を知る人材は少なく、スタートアップや大手HR企業へのキャリアチェンジがしやすい。一方で、「大規模開発の技術経験」や「グローバルビジネスの実績」は積みにくいので、そこを目指すなら転職のタイミングを意識した方がいいよ。

ひよこ

平均年齢30.8歳って若い組織なんだね。若いって働きやすさに影響する?

ペンギン

若い組織のメリットは「上が詰まっていない」こと——大企業で40〜50代の中間管理職が大勢いる構造と違い、年齢に関係なく実力次第で早く昇進できる。意思決定の速さや、若手が意見を言いやすい雰囲気にも繋がっている。一方デメリットは「経験値の豊富なベテランが少ない」こと——深いノウハウが蓄積された大企業の先輩に教わる機会は少なめで、自分で考えて動く力が求められる。また、会社自体が若くて成長フェーズにあるので、制度や仕組みが途上のこともある。まとめると、「早く活躍して結果を出したい」なら若い組織は向いているし、「じっくり先輩に育ててもらいたい」なら向いていない、という感じだよ。