仕事内容を知る——DNP
「P&I(印刷×情報)イノベーション企業」DNP。有機EL蒸着マスク・セキュリティ・パッケージの3部門で、入社後にどんな仕事をするのかを解説します。
プロジェクト事例
有機ELディスプレイ用蒸着マスクの開発・製造
スマホやテレビの有機ELディスプレイを製造する際に必要な蒸着マスク(メタルマスク)で世界シェア首位。iPhone・Galaxyの画面製造に不可欠な部品。大型パネル対応や次世代インクジェット方式への技術開発も進行中。
ICカード・パスポートのセキュリティ印刷
クレジットカードのICチップ、パスポートの偽造防止印刷、電子証明書の発行などセキュリティ分野を幅広く手がける。マイクロ文字・ホログラム・特殊インキなど偽造防止技術はDNPの独壇場。
環境配慮型パッケージの開発
モノマテリアル(単一素材)パッケージやバイオマスインキを使った環境配慮型パッケージの開発。食品ロス削減のための高バリアフィルム(酸素・水分を遮断して鮮度を保つ)も強み。
事業部門
スマートコミュニケーション部門
BtoB(出版社・金融・官公庁・メーカー)出版印刷(書籍・雑誌・電子書籍honto)、情報セキュリティ(ICカード・偽造防止・パスポート)、マーケティング支援(店頭POP・デジタルサイネージ・データ分析)を展開。2024年4月に旧・情報コミュニケーション部門から改称。
ライフ&ヘルスケア部門
BtoB(食品・飲料・医薬品メーカー)食品・飲料パッケージ(レトルトパウチ・フィルム・飲料缶)、産業資材、医療関連(薬の包装・医療機器部材)を展開。環境配慮パッケージ(モノマテリアル・バイオマス)への切り替え需要が成長ドライバー。
エレクトロニクス部門
BtoB(ディスプレイメーカー・半導体メーカー)有機EL蒸着マスク(世界シェア首位)、ディスプレイ用光学フィルム(反射防止・偏光板保護)、半導体リードフレームを製造。有機EL蒸着マスクはスマホ→テレビ→車載と用途拡大中。利益率が最も高いセグメント。
ひよぺん対話
DNPの営業って具体的に何をするの?
DNPの営業は「モノを売る」のではなく「課題を解決する」仕事。たとえば食品メーカーに対して「パッケージのコスト削減+環境対応+デザインリニューアル」をセットで提案する。技術部門・デザイン部門・生産部門を巻き込んで、クライアントの要望をカタチにするプロジェクトマネージャー的な役割。BtoBだから地味に見えるけど、関わる金額は大きいよ。
有機ELの仕事に関わりたいけど、文系でも可能?
エレクトロニクス部門の開発・製造は理系だけど、営業・事業企画は文系も可能。ただし配属はコントロールしにくい部分がある。「有機ELに関わりたい」と面接で言うのは差別化になる——多くの文系就活生は「出版」「マーケティング」を希望するから、エレクトロニクス志望は目立つ。
hontoって本屋さんのサービスだよね?DNPがやってるの?
そう、honto(電子書籍・書店ネットワーク)はDNPのサービス。丸善ジュンク堂書店もDNPグループ。出版印刷から電子書籍、リアル書店までバリューチェーンを一気通貫で持っているのはDNPだけ。出版業界に興味があるなら「紙も電子もリアル書店も持っている」DNPは面白い選択肢だよ。