働く環境とキャリアパス——DNP
平均勤続20.9年の「辞めない会社」。DNPの営業・技術・企画のキャリアと、リアルな働き方を解説。
キャリアステップ
1〜3年目
現場力を磨く——担当クライアントを持つ
- 入社後約1カ月の新入社員研修(印刷技術・事業理解・工場実習)
- 営業職は先輩同行→独り立ち。2年目後半でメイン担当クライアントを持つ
- 技術職は開発テーマのアシスタントとして研究・実験の基礎を学ぶ
- 企画職はマーケティング・事業企画のサポートからスタート
4〜7年目
専門性を確立する——プロジェクトの中核へ
- 営業は大口クライアントのメイン担当。億単位の案件を動かす
- 技術は開発テーマの主担当。特許出願・学会発表も
- 海外赴任の機会も出てくる(東南アジア・北米・欧州の拠点)
- 社内公募で異分野への挑戦も可能
8〜15年目
マネジメントへ——組織を率いる
- 課長級(30代後半〜)でチームマネジメント。10〜20名を統括
- 営業はアカウントマネージャーとして複数クライアントの戦略を策定
- 技術は開発責任者として新製品の事業化を推進
- グループ会社(丸善ジュンク堂・DNP情報システム等)の経営幹部への出向も
16年目〜
経営層へ——事業の方向性を決める
- 部長・事業部長として数百億円規模の事業を統括
- 新規事業・M&A・グローバル展開の意思決定に関与
- DNPグループ全体の経営戦略を主導するポジション
研修・育成制度
新入社員研修(約1カ月)
印刷技術の基礎・工場実習・ビジネスマナー。事業部門を横断的に理解するプログラム
DNPアカデミー
社内大学的な研修体系。マーケティング・DX・リーダーシップなど多様なプログラム
海外トレーニー制度
海外拠点への1〜2年の長期派遣。語学研修費用の補助もあり
社内公募・FA制度
希望する部署に自ら手を挙げて異動できる制度。キャリアの自律を重視
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 「ものづくり」の裏側に興味がある人——パッケージ・ディスプレイ・ICカードなど
- 安定した大企業で腰を据えたい人——連結3.7万人、平均勤続20.9年
- 出版・メディアに興味がある人——honto・丸善ジュンク堂もグループ
- グローバルに働きたい人——海外拠点多数、海外トレーニー制度あり
向いていない人
- BtoCのサービスを作りたい人——DNPは基本BtoB
- スピード感のあるベンチャー志向——意思決定は大企業的
- 年収を早く上げたい人——年功序列の要素は残る
- 完全リモートを求める人——製造現場・クライアント訪問も多い
ひよぺん対話
DNPって離職率低いの?
平均勤続年数20.9年——これは「辞めない会社」の証拠。日本企業の平均が12年程度だから圧倒的に長い。安定した福利厚生(寮・社宅・各種手当)と、幅広い事業領域で飽きにくいのが理由。逆に言えば「同じ会社にずっといる」文化が合わない人には窮屈かも。
TOPPANとDNPで働き方に違いはある?
正直、働き方は似ている。どちらも大手メーカーで、年功序列・終身雇用がベース。違いがあるとすればDNPのほうが丸善ジュンク堂(書店)やhonto(電子書籍)など出版関連の事業が充実しているから、出版に興味がある人はDNPのほうが面白いかもしれない。
転勤は多い?
総合職は転勤あり。東京・市谷(本社)のほか、狭山・柏・京都などの工場・事業所に転勤の可能性がある。海外赴任もあり。地域限定職はないが、希望は考慮される。ただし「絶対に東京」という人にはリスク。