働く環境とキャリアパス
平均勤続19年、平均年齢44歳——DICは長く働くベテランが多い安定した大企業だ。入社後のキャリアイメージを具体的に描いてみよう。
キャリアステップ
1〜3年目
専門性の土台をつくる
- 配属部署でOJT中心に業務を習得
- 営業職: 先輩に同行しながら顧客関係を構築
- 研究職: 実験・データ解析の基礎を習得
- 製造技術職: 製造ラインの現場を体で覚える
- 語学研修・海外短期派遣などグローバル経験も
4〜8年目
担当を持ち、成果を出す
- 営業職: 担当顧客を持ち、自分で提案・交渉
- 研究職: 担当テーマを持ち、特許出願・学会発表
- 海外赴任・グローバルプロジェクト参画のチャンス
- プロジェクトリーダーとして後輩を指導する役割も
8〜15年目
チームをリードする
- 課長・グループリーダーへの昇進が視野に
- 複数プロジェクトを束ねる管理職候補として評価
- 新製品の事業化判断・予算管理も担当
- 海外法人への出向や現地責任者も
15年目以降
経営・事業を動かす
- 部長・事業部長クラスへの昇進
- 事業戦略の立案・実行を担う
- 海外子会社のトップや本社管理職として活躍
- 専門職(スペシャリスト)のキャリアパスも選択可
研修・育成制度
新入社員研修(2〜3ヶ月)
全社合同の集合研修でビジネスマナー・DICの事業・安全教育を習得。工場見学や部門ローテーションで全社を理解する機会。
技術・職種別研修
研究職は化学分析・素材評価の専門研修、営業職は提案営業・交渉スキル研修など、職種ごとのOff-JT研修を提供。
グローバル語学・海外研修
英語・中国語などの語学研修費用補助、海外事業部への短期派遣制度。グローバルポジションを目指す社員を積極支援。
自己啓発支援
通信教育費用補助、社外研修・資格取得支援(危険物取扱者・化学系資格など)。MBAなど経営大学院への派遣制度も。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 化学・材料に関心がある(文系でも可)
- 「縁の下の力持ち」的な存在感に満足できる
- グローバルな仕事がしたい(140カ国展開)
- 安定した大企業文化が合う
- B2Bの技術提案営業に興味がある
- 専門性を深めてキャリアを積みたい
向いていない人
- 自社ブランドを持ちたい・消費者に近い仕事がしたい
- 変化が速いスタートアップ的な環境が好き
- 文系で理系とのコミュニケーションが苦手
- 転勤・海外赴任が絶対嫌
- 若いうちから大きな裁量をどんどん持ちたい
ひよぺん対話
化学メーカーって転勤が多いイメージ。DICはどうなの?
ある程度は覚悟した方がいい。DICは国内に複数の工場・研究所・営業拠点があるから、特に製造技術職・研究職は工場配属が多く、転勤がある。営業は東京本社勤務が比較的多いが、地方の営業所に転勤になるケースも。海外赴任は希望制的な面があるが、ポジションが空けば推薦される。
平均年収759万円ってどうなの?高い?低い?
化学メーカーの中では標準〜やや高め。信越化学や東レなど素材系トップ企業と比べると見劣りするが、一般的な製造業水準は超えている。初任給は約25万円(学部卒)で、昇給は年功序列的な要素が強め。平均年齢44歳・平均勤続19年というデータが示す通り、長く働く人が多く離職率は低い。ただし若手のうちは「そこそこ」という感じで、40代で一気に上がるイメージ。