働く環境とキャリアパス

G-SHOCKのブランドビジネスで働くとはどういうことか。東京本社・グローバル展開・年収の実態を整理した。

キャリアステップ

1〜3年目

部署の基礎と担当業務の独立

  • OJTで先輩に付きながら製品・市場・ビジネス基礎を習得
  • 設計職:3D CAD・回路設計・試作評価の基礎
  • マーケ職:市場調査・競合分析・プロモーション補助
  • 2〜3年目には担当製品・担当地域を独立管理
4〜7年目

プロジェクトリードと海外担当

  • 新製品プロジェクトのコアメンバーとして企画から発売まで担当
  • 海外営業・マーケの場合、担当地域(欧米・アジア)での自立
  • 海外出張・海外現地法人との連携が増える
  • 後輩指導・OJTメンターを担当し始める
8〜15年目

チームリーダーと専門的な深さ

  • G-SHOCKブランドチームのリーダー・製品開発のリード
  • 海外法人(米国・欧州・中国・東南アジア)への駐在機会
  • 技術系はシニアエンジニア・プロジェクトマネージャーへ
  • キャリアチェンジ(例:設計→商品企画)の機会もある
16年目〜

部長・グローバルリーダー

  • マーケティング本部長・G-SHOCK事業部長等の幹部への道
  • 海外法人トップとして現地経営を担う
  • 専門技術者(フェロー)として製品技術開発の第一人者に
  • 年収は部長クラスで1,000万円超も

研修・育成制度

G-SHOCK全史研修

入社後に全員がG-SHOCKの歴史・技術・カルチャーを学ぶ研修。「なぜ壊れないのか」「なぜ世界で愛されるのか」を体系的に理解し、どの職種でもブランド愛着を持って仕事できるようにする。

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グローバルビジネス研修

海外売上70%超のカシオらしく、英語ビジネス・異文化コミュニケーション・海外マーケティングの研修が充実。海外担当を希望する若手のキャリア構築を支援。

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製品研修(全製品カテゴリ)

時計・電卓・電子ピアノ・ハンディ端末まで主要製品を実際に使い理解する研修。「自社製品を使い倒す」ことがカシオ社員の基本とされている。

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データ分析・DX研修

消費者行動データ・ECデータの分析・デジタルマーケティング手法の習得。G-SHOCKのSNSマーケティング戦略策定にも活かせるスキルを若手から育成。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • G-SHOCKや電卓など、カシオ製品への本物の関心がある人
  • グローバルなブランドビジネスに携わりたい人(海外売上70%超)
  • 東京勤務を希望する人(渋谷本社・東京中心の環境)
  • 「モノを作る」だけでなく「ブランドを育てる」仕事をしたい人
  • 消費財・エレクトロニクスの製品開発・マーケティングに興味がある人
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向いていない人

  • カシオ製品に特別な関心がない人(製品への関心がないと面接も厳しい)
  • 製造業の工場・愛知・東海地区でのキャリアを求める人
  • 高年収(800万円超)を早期に求める人(平均年収は業界上位だが入社直後は低め)
  • 安定大手でじっくり技術を磨くより、ブランド消費財の変化についていきたい人

ひよぺん対話

ひよこ

年収816万円って本当ですか?かなり高いですね。

ペンギン

2025年3月期の有価証券報告書ベースだと平均年収は約816万円(平均年齢46.2歳)。ただしこれは長期勤続者が多く年齢が高い影響で、入社直後の20代は400〜500万円台。年功序列的に上がっていくモデルで、40代後半まで働いて800万円台という構造。「今すぐ高給」ではなく「長く勤めて着実に上がる」タイプの報酬設計。東京勤務・消費財系としては標準〜やや上くらいの水準。

ひよこ

電子辞書が売れなくなっているのに大丈夫ですか?

ペンギン

カシオ自身も「電子辞書は縮小トレンド」と認識している。ただし電子辞書の売上が全体の数%程度まで縮小しても会社が傾く規模ではない。むしろカシオは関数電卓をEdTech(教育技術)プラットフォームに進化させる方向にシフト——「電卓という物理デバイス+学習アプリ+クラウド」の組み合わせで新興国教育市場を開拓中。「電子辞書で終わるカシオ」ではなく「計算道具を進化させるカシオ」というストーリーで理解するのが正しい。