数字で見るキヤノン
ESや面接で使える数字を完全整理。売上4.6兆円の「光学技術の巨人」を数字で体感する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約2兆5,000億円——オフィス複合機・インクジェット・トナー消耗品
約1兆600億円——デジタルカメラ・交換レンズ・ネットワークカメラ
約6,000億円——CT・MRI・超音波診断装置・ヘルスケアIT
約3,700億円——半導体露光装置・FPD装置・有機EL蒸着装置
業績推移(直近3期)
| 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4兆1,809億円 | 4兆5,098億円 | 4兆6,247億円 |
| 営業利益 | 3,755億円 | 4,449億円 | 4,554億円 |
| 営業利益率 | 9.0% | 9.9% | 9.8% |
給与・待遇
| 平均年収 | 881万円(平均年齢44.3歳) |
| 初任給(学部卒) | 月額285,000円(2026年改定) |
| 初任給(修士了) | 月額309,000円 |
| 初任給(博士了) | 月額361,000円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 平均残業 | 16.0時間/月 |
| 有給取得率 | 88.0% |
| 離職率 | 1.9%(自発的離職率) |
| 平均勤続年数 | 18.9年 |
採用データ
| 新卒採用数(キヤノン本体) | 約300人 |
| 技術職比率 | 約60〜70% |
| 事務職比率 | 約30〜40% |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接2〜3回 |
| 主な採用大学 | 東大・京大・東工大・早稲田・慶應・東北大 |
| 備考 | キヤノンMJ(販売会社)は別採用。年間約150人 |
精密機器メーカー比較
| キヤノン | ニコン | リコー | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4兆6,247億円 | 約7,700億円 | 約2兆3,500億円 |
| 営業利益率 | 9.8% | 約10% | 約5% |
| 平均年収 | 881万円 | 約830万円 | 約840万円 |
| 離職率 | 1.9% | 約3% | 約3% |
| 事業数 | 4事業 | 3事業 | 主にオフィスIT |
| 半導体露光 | NIL(新方式) | ArF液浸 | なし |
ひよぺん対話
年収881万円ってメーカーとしてはどのくらい?
精密機器メーカーではトップクラス。比較すると——
・キヤノン: 881万円(平均年齢44.3歳)
・ニコン: 約830万円
・リコー: 約840万円
・ソニー: 約1,100万円
ソニーには及ばないが、残業16時間でこの年収はコスパが非常に良い。ソニーは年収は高いが残業も多い傾向がある。「年収×WLB」の総合力で見るとキヤノンは最強クラスのメーカーだよ。
初任給が改定されたって聞いたけど?
2026年改定の初任給は——
・学部卒: 月額285,000円
・修士了: 月額309,000円
・博士了: 月額361,000円
これは精密機器メーカーではトップレベル。特に博士了の36万円は目を引く。キヤノンは「技術者を高く評価する」姿勢が初任給にも表れているよ。
4.6兆円の売上って言われてもピンとこない...
身近なもので比較すると——
・ニコンの売上が約7,700億円。キヤノンはニコンの約6倍
・任天堂の売上が約1.5兆円。キヤノンは任天堂の約3倍
・東京都の一般会計予算が約8兆円。キヤノンは東京都の約6割
・1日の売上に換算すると、キヤノンは毎日約127億円売り上げている
「カメラの会社」のイメージだけど、実態は日本を代表する巨大製造業。しかも売上の4.6兆円の大半は複合機とカメラの消耗品という安定収益で構成されているのがポイント。