📊 数字で見るベネッセ
ESや面接で使える数字と、MBO後に見えなくなった情報の補い方。HD年収941万円の「からくり」も解説。
知っておきたい数字
セグメント別売上構成(2024年3月期)
進研ゼミ・こどもちゃれんじ(約1,849億円)
ベネッセスタイルケア(約1,232億円)
進研模試・たまひよ(約616億円)
Udemy・ベルリッツ等(約411億円)
※ 日本基準。MBO前最後の決算データ。セグメント別売上は概算。非上場化後は情報開示が限定的。
給与・待遇
| 平均年収(HD) | 941万円(平均年齢46.3歳)※持株会社の少数精鋭 |
| 平均年収(コーポレーション) | 約650〜700万円(口コミ推定) |
| 初任給 | 月215,000円(所定労働時間7時間) |
| モデル年収(1年目) | 約473万円 |
| モデル年収(3年目) | 約632万円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 福利厚生 | カフェテリアプラン(住宅補助・育児・医療等)、社宅(入社3年目まで条件付き) |
※ HD年収は有価証券報告書(2023年3月期・最終公開分)。コーポレーション年収はOpenWork等の口コミ集計値。初任給・モデル年収はリクナビ2026・公式採用サイト。所定労働時間7時間のため8時間換算では約246,000円相当。
採用データ
| 2024年度入社実績 | 97名 |
| 2023年度入社実績 | 92名 |
| 2022年度入社実績 | 59名 |
| 学部・学科 | 不問 |
| 選考の特徴 | 「教育への思い」を重視。原体験を語れるかが鍵 |
業績推移(直近3期・3月期・日本基準)
| FY2022 | FY2023 | FY2024 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,318億円 | 4,163億円 | 4,108億円 |
| 営業利益 | 199億円 | 206億円 | 202億円 |
| 営業利益率 | 4.6% | 5.0% | 4.9% |
| 当期純利益 | 92億円 | 113億円 | 64億円 |
※ FY2024は上場最後の決算。FY2024の純利益減はMBO関連費用の影響。非上場化後の数字は非公開。
進研ゼミ会員数推移
| 時期 | 会員数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2012年4月 | 約409万人 | ピーク |
| 2018年4月 | 約266万人 | 情報流出の影響が残る |
| 2022年4月 | 約249万人 | コロナ特需の反動で減少 |
| 2023年4月 | 約221万人 | 前年比▲8.3% |
| 2025年(推定) | 約160万人 | ピーク比▲61% |
※ 2025年は非上場化後のため推定値。小学講座+中学講座+高校講座の合計。
ひよぺん対話
年収はどのくらい?教育業界って低いイメージがあるけど...
MBO前の最後の有報(2023年3月期)で、ベネッセHDの平均年収は941万円(平均年齢46.3歳)。ただしこれはHD(持株会社)の少人数の数字。
新卒が入るベネッセコーポレーションの平均年収は口コミベースで約650〜700万円。初任給は月215,000円(所定労働時間7時間)と控えめだけど、1年目モデル年収は約473万円、3年目で約632万円。教育業界としては標準〜やや良い水準。
コンサルや金融と比べると低いけど、「やりがい」と「ワークライフバランス」を重視する人には悪くない。残業は月20〜30時間程度で、教育関連業界では働きやすいほうだよ。
MBOで非上場になったから、数字が分からなくなったよね?
その通り。2024年5月の上場廃止以降、四半期決算や有価証券報告書が公開されなくなった。ここに載せてる数字もMBO前最後の決算(2024年3月期)がベース。今後の業績動向は外部からは追いにくい。
就活生にとっての対策はOB/OG訪問。中の人から「MBO後にどう変わったか」「EQTの関与はどの程度か」を直接聞くのが一番。非上場だからこそ、人的ネットワークでの情報収集力が差を生むよ。
採用人数はどのくらい?入りやすい?
ベネッセコーポレーションの新卒採用は年60〜100名程度。2024年度は97名、2023年度は92名と、近年は採用規模を拡大傾向。大手メーカーに比べると入りやすいとは言えるけど、教育業界志望者の間では人気企業だから油断はできない。
選考では「教育への思い」が重視される。「子どもの頃に進研ゼミを使っていた」という原体験は強い武器になるけど、それだけだと浅い。「今のベネッセの課題をどう解決するか」まで考えて面接に臨もう。