📊 数字で見るアステラス製薬
ESや面接で使える数字を整理。売上・利益・給与・採用データまで。
知っておきたい数字
治療領域別売上構成(2025年3月期 概算)
約1兆500億円——イクスタンジ・パドセブ・その他がん治療薬
約3,800億円——ミラベグロン(ベタニス)が主力
約1,900億円——次世代成長候補の治療領域
約2,900億円——ロイヤリティ・ライセンス・一時収益等
※アステラスは治療領域別の詳細セグメント開示は限定的。上記は主力製品の売上規模から推計した概算。
給与・待遇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 1,046万円(平均年齢42.3歳、2025年3月期) |
| 初任給(大卒4年制) | 月額287,500円 |
| 初任給(修士了・6年制) | 月額317,500円 |
| 初任給(博士了) | 月額360,000円 |
| 賞与 | 年2回(業績連動型) |
| 平均残業時間 | 月6.8時間(Family Friday制度込み) |
| 諸制度 | Family Friday(毎週金曜1時間45分早退)、フレックスタイム、在宅勤務、育休・介護休業 |
採用データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新卒採用人数(2023年度) | 101名 |
| 中途採用比率 | 65.7%(2024年度実績) |
| 主な職種 | MR職、研究職(薬学・生命科学・化学系)、CRA(臨床開発)、マーケティング、コーポレート |
| 文理比率目安 | 理系(薬学・生命科学)が約70%、文系約30%(MR・コーポレート中心) |
| 採用倍率(目安) | 高倍率(数十倍)——製薬大手として就職難易度は高い |
製薬大手5社の年収比較
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 売上収益 |
|---|---|---|---|
| 中外製薬 | 1,207万円 | 42.6歳 | 1.3兆円 |
| 第一三共 | 1,113万円 | 42.0歳 | 1.9兆円 |
| アステラス製薬 | 1,046万円 | 42.3歳 | 1.9兆円 |
| 武田薬品 | 1,081万円 | 42.5歳 | 4.6兆円 |
| エーザイ | 1,056万円 | 44.6歳 | 7,894億円 |
※各社の有価証券報告書・日経会社情報等に基づく。年度・条件により異なる場合あり。
業績推移(直近3期)
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 約1兆5,892億円 | 約1兆7,978億円 | 1兆9,123億円 |
| 純利益 | 約1,068億円 | 約1,883億円 | 非開示(上方修正で2,500億円予想:2026年3月期) |
| 研究開発費 | 約3,700億円 | 約3,900億円 | 約3,800億円 |
| 従業員数 | 約14,800人 | 約14,100人 | 約13,643人(リストラ後) |
ひよぺん対話
年収1,046万円って本当?新卒1年目からもらえる?
1,046万円は全社員の平均年収(平均年齢42.3歳)——新卒1年目はこの額ではない。実際の年収イメージ:
・大卒1年目: 月給28.75万円(賞与含む年収約500万円台前半)
・修士了: 月給31.75万円(同約550〜580万円)
・博士了: 月給36万円(同約630〜650万円)
その後の伸び——
・30歳前後: 700〜800万円台
・35歳前後: 900〜1,000万円台
・管理職: 1,200〜1,500万円台
製薬業界の給与水準は一般メーカーより高い。アステラスは武田(1,081万円)には若干劣るが、業界3位以内の水準を維持している。
IFRS営業利益って何?ニュースで「純利益4.9倍」って見たけど。
製薬企業の決算で混乱しやすいポイント——
なぜIFRS営業利益が変動しやすいか: 武田薬品のシャイアー買収のように、M&Aで「のれん(買収プレミアム)」が発生すると、その償却費用が毎年数百〜数千億円引かれる。
アステラスの場合——
・2023〜2024年は大規模リストラの費用(特別損失)で純利益が圧縮された
・2025年3月期(2024年度): 純利益が前年比大幅増(リストラ費用の一巡)
・2026年3月期(2025年度予想): 純利益2,500億円(前年比4.9倍)で過去最高益更新
「4.9倍」はリストラ費用が一巡したための反動増。もちろん重点製品の売上増も貢献しているが、「コスト最適化完了」の効果が大きい。
製薬の面接で「売上収益2兆1,000億円で業界2〜3位、純利益は2026年3月期に過去最高益を更新する見込み」と語れると好印象。