3分でわかる旭化成
サランラップ、ヘーベルハウス、リチウムイオン電池——ノーベル賞の技術で暮らしを支える総合化学メーカー。
総合化学国内2位 × ヘーベルハウス × LiBセパレータ世界トップ
事業ポートフォリオ — 3つの柱
マテリアル(化学素材・電子材料)が売上の半分。住宅(ヘーベルハウス)は安定収益の柱。ヘルスケア(医薬品・クリティカルケア)はM&Aで急拡大中。3領域の分散がリスクヘッジに。
3つのキーワードで理解する
「サランラップの会社」は大間違い——ノーベル賞企業の実力
旭化成と聞いて「サランラップ?ヘーベルハウス?」と思う人が多いけど、実態は売上2.78兆円の総合化学メーカー。2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏はこの会社でリチウムイオン電池を発明した。スマホもEVも、吉野さんの発明なしには存在しない。
素材×住宅×医療——「3本の矢」で景気に強い
マテリアル(化学素材)、住宅(ヘーベルハウス)、ヘルスケア(医薬品・医療機器)の3領域に分散。化学素材が不景気でも住宅の安定収益がカバーし、ヘルスケアは景気に関係なく伸びる。「1本足打法」ではないバランスの良さが旭化成の強み。
リチウムイオン電池セパレータ世界トップ——EV時代の隠れた主役
リチウムイオン電池の中で正極と負極を隔てる「セパレータ」は電池の安全性を決める最重要部材。旭化成の「ハイポア」は世界トップシェア。EVが増えるほどセパレータの需要も増える——EV時代の「黒子の中の黒子」がここにいる。
身近な接点 — 旭化成に触れている瞬間
鉄骨造の頑丈な住宅。「水害に流されなかった家」としてSNSで話題になったことも
日本の台所の定番。旭化成の食品用ラップフィルムは国内シェアトップクラス
スマホ・ノートPC・EVに使われる電池。旭化成の技術者が発明してノーベル賞に
子会社ZOLLが作るAED(自動体外式除細動器)が世界中の公共施設で命を救っている
ひよぺん対話
旭化成って化学メーカーなの?住宅メーカーなの?
両方であり、どちらでもないのが面白いところ。売上構成でいうとマテリアル(化学素材)が約50%で最大だから「化学メーカー」が一番近い。でも住宅(ヘーベルハウス)が30%、ヘルスケアが20%もある。
他の化学メーカー(三井化学、住友化学)と違って住宅と医療を持っているのが旭化成のユニークさ。三菱ケミカルに次ぐ国内2位の総合化学メーカーだけど、「化学の枠に収まらない会社」だよ。
ノーベル賞ってすごいけど、今の就活生に関係ある?
めちゃくちゃ関係ある。吉野彰さんがリチウムイオン電池を発明したのは1985年。そこから40年経って、今やスマホ・ノートPC・EV・太陽光発電の蓄電池——全部リチウムイオン電池で動いてる。
で、旭化成はその電池の中でも最重要部材のセパレータ(ハイポア)で世界トップシェア。EVが増えれば増えるほど、旭化成の素材が必要になる。
面接で「なぜ旭化成?」と聞かれたら、「基礎研究から世界を変えた実績がある会社で、次の"ノーベル賞級"のイノベーションに関わりたい」と言えるのは強い切り口だよ。
配属ガチャがヤバいって聞いたんだけど...
正直に言うと、旭化成の配属ガチャは有名。なぜかというと事業領域が広すぎるから——化学素材の工場(延岡・水島)、ヘーベルハウスの営業(全国)、医薬品の研究(東京・富士)、電子材料(東京・延岡)……。
ただしいくつかフォローポイントがある——
・入社前に希望は出せる(通るかは別)
・職種別採用は拡大傾向
・3〜5年後に社内公募制度で異動申請可能
・事業が多角化しているので「どの配属でも面白い仕事がある」のは事実
勤務地も含めて「何でもやってみる覚悟」がある人のほうが旭化成には向いてるね。